| 佐々川 咲菜(ささがわ さきな)先生はイメージコンサルタントとしての経験が長い一方で、心理カウンセラーとしても活躍されています。 プライベートでもさまざまな問題を経験され、そういった中から多くの気付きや見識を得られたとのこと。お話ししていると声のトーンがとてもきれいで、心に静かに入ってきます。 そんな佐々川先生にカウンセリングの現場でのお話や出来事、そして皆様へのメッセージなどを伺ってみました。 |
|
一人一人の「悩みの流れ」に沿ったカウンセリングを心掛けています
|
![]() 「カウンセリングの現場についてお聞き致します。
佐々川先生が専門にされているのはどういう分野でしょうか?」 私の場合は特に夫婦問題や子育ての悩みということで、男性もおられますが、ほとんどが主婦層です。 まず、子育てで大変な時期は、夫とのことはどうでもよくなってしまい、子育ての悩みが何より気になるのです。 それが、中学生・高校生ぐらいまでに子供が育ってくると、初めて夫婦という部分に意識がいき、あれっ!?私たち夫婦、全然うまくいっていないじゃない?ということに気づきます。 そのころから夫婦関係の問題が一番の悩み事になってきます。 そうしているうちに、もう熟年で、今2007年がターゲットになっているような、熟年離婚問題などに意識がむけられ、「こんな人と老後を一緒にやっていくなんて考えられないわ」ということになるのです。 多くの相談を受けてみてわかったのは、既婚女性の悩みというのは年齢と同じように推移していくということです。 環境が同じだと女の人の悩みは同じものを抱えているのだということがすごくわかります。女性は男性に比べて人との関わりがとても大切なので、このようになるのでしょうね。 ですから、私は、夫婦問題だけに特化するのではなくて、その人たちの悩みの流れにそったカウンセリングをするのが一番いいのではないかと思い、子育ての問題にも夫婦の問題にも対応しています。 「どういった相談内容が、夫婦問題の中では多いですか?」
女性の年代によりますね。 若い方は、セックスレスとか、子供を欲しいとどちらかが思っているのに相手が全然その気がないというのが比較的多いですね。 その次が子育てです。大変なときに、夫が全く理解を示さないとか、子育ての意見が食い違うとかですね。 夫婦それぞれが育ってきたときに身につけた価値観を振りかざしますから、お互いがお互いをわかろうとしない。そうしているうちにどうしてもいさかいが多くなり、 浮気などの外で遊びが始まったりするのです。だいたいパターンは決まっています。 浮気にいかなくても、どんどんいさかいが増えて、夫は夫の理想の奥さん像を一生懸命言うし、それに対応できない奥さんが、うつっぽくなったり体の具合が悪くなってしまうなど。 あとはもうどうにもならない、お互いに欲しているものが違うのだから離婚しようとかですね。 昔、私が某離婚相談所にいたときは、8割がた浮気問題のような感じだったのですが、今は、特別な問題はないのだけれど、お互いがわかりあえないという相談が多いですね。 「佐々川先生のカウンセリングは、どのような形で進められるのでしょう?」
男性も女性もほとんどの場合、電話からお問い合わせが入ります。 メールでも申し込めるようになっていますが、メールで申し込む方は、「メール相談」というかたちが多いです。 電話では、最初簡単に「どんなことで悩んでいらっしゃるのですか?」ということを聞きます。 私は、夫婦とか子育てとか人間関係広く全般を行っているのですが、やはり自分の中で得意分野というのがどうしてもありますので、あまりにも私には不得意な内容については最初からお断りしています。 「こういうシステムでやっています。」「一番早い日でしたら何曜日に予約できますけれど。」とか、あとはもちろんご希望曜日・時間帯を聞いて、「それだったらいつごろ予約できますよ」というかたちでご説明します。 ホームページにも出ていますが、値段を確認して、「よろしかったらどうぞ」という形でご案内しています。 「具体的には、どのようなカウンセリングをされておられるのですか?」
まず1回目はほとんど何をご相談したいのかということをお聞きします。お聞きするといろいろとありますのでそれだけで1時間ほど話されますね。 次に「どうしていきたいのか」ということをお聞きしますが、「どうしていきたいかがわからない」という方が結構多いのですよ。 特に離婚したいという方がそうです。「離婚したほうがいいのかもしれないけれど、ほんとうにしてしまっていいのか?」とか、「子供のことも考えるし」など。 ベストの回答を聞きに来る人が多いですね。 「こうしたらいいと教えて欲しいということですか?」
はい。特に離婚問題に関してはそういう方が多いですね。 しかし、私が決めることではないので、よりよい道をもう少し考えましょうという形で、2回目以降になっていきます。 特に離婚で悩んでいる方のカウンセリングは、問題や背景が複雑だったり、それまでに深く傷ついていたりするので、クライアントさん自身がどうしたらよいかを決められない場合が多いですから、長くなることがありますね。 「人によって回数も違うと思いますが、普通はどれくらいの回数を受けて終了しますか?」
たとえばご夫婦の問題では、私のところへいらした時点でうつ状態の方がけっこういらっしゃいます。特に提携している病院の先生からのご紹介の場合はそういう方が多いですね。 ですから最初のうちは、今どうしてこうなってしまったのかという流れを整理して、受け止めて共感していくようなやりとりをかなり長く続けるのです。人によっては1回2回ではありません。そうすると、たいていの方はエネルギーがあがってくるのがわかるのです。 それからやっと、では夫婦仲良くするにはどうしたらよいか、離婚を望んでいらっしゃる場合は本当に離婚していったほうがいいのか、それともしない方法があるのかなどを考えるのです。 離婚しない方法を選ばれた場合、今度はそこからコーチングになっていきます。 最初のうちは1週間に1度。3ヶ月、4ヶ月くらいたってから2週間に1度くらい、それ以降は3週間に1度くらいで行います。今1番長くきていらっしゃる方は、かれこれ1年ほどになります。 どんな問題がおきても、自分でコントロールできるようになり「もう大丈夫!」という自信がつくまで通われる方もいらっしゃいますので、そういう方はかなり長く通われますね。 でも、もちろん数回で終了される場合もあります。 その方の気付きかた、エネルギーの上がり方、そしてもちろん私との相性などによって、回数はまちまちです。 わたしとしては、なるべく少ない回数で効果が上がることを目指して、日々勉強中です。 ![]() |






