| 鈴木 正光(すずき まさみつ)先生は、心理カウンセラー、ヒプノセラピストとしてだけでなく、催眠療法をはじめ、アサーティブ、フラワーエッセンス、カラーセラピーなど、多彩な講座を展開している「心理カウンセリングワーカーズ ハートランド」の代表として、活躍していらっしゃいます。 今回は、鈴木先生の心理療法家としての個人的背景と、心理カウンセリングワーカーズという組織の運営について、主にお話を伺いました。 |
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カウンセリングを必要としている人が誰でも受けられるようにしていきたい
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![]() 「ハートランドの始まりについて教えてください」
私は普通のサラリーマンから、心理の夜間大学に行き、認定心理士の資格をもらいました。 その後、高田馬場でヒューマングロースセンターを主宰している吉本武史先生のところに、大学卒業後の1年半くらいは生徒として通っていました。 大学では知識を、実践的なことはセミナーの先生のところで教えてもらい、開業に至りました。 1人でやっていると、カウンセリングをやっている時にかかってきた電話に出られない。それなら、何人か同じようなことを考えている人が集まってできたらいいのではと考えました。 吉本先生のところで勉強していた何人かの仲間に、一緒にやってみないかと声をかけて、始まったのがハートランドです。 「生協での講座などを始めるきっかけは何だったのですか?」
サラリーマンを辞めて、この世界に入って、一瞬収入がなくなる時期がありました。その時に、生協にカルチャー部門ができて、当時windows98とか2000とかパソコンが隆盛の時期でしたので、生協のパソコン講師募集のチラシが入ってきたのです。 パソコンなら自分もできるし、案内を見ていると時間がものすごく融通が利くので、応募してみようかと思いました。そこからゆめコープさんとつながりができました。 その後に、「実は心理の仕事もやっているのです。」とお話しして、講座を持つことになりました。 「ゆめコープの『わくわく創造パートナーズ』の助成金対象団体にも選ばれていますが、市民活動というNPO的方向で行こうと決めたのはなぜですか?」
NPOの法人格を取ったわけではありませんが、NPO的というか市民活動的なスタンスにいたいと思っています。 カウンセリングは特定の人が受けるものではないし、お金のある人だけが受けるものではないし、必要な人が誰でも受けて欲しいという思いがあります。 営利を目的にしてしまうと、何か講座を1つやろうとしても、コストがこれだけかかるから利益を得るためにはこれだけにしないといけないという計算をしないといけない。 それは、こちら側の事情であって、来る方の事情を一切無視してしまっている。そのスタンスには立ちたくないという思いがあったのです。 今、月に1回だけですけど、電話相談のカウンセリングを無料で受けています。お金がない人がカウンセリングを受けられないというのはあってほしくない。 たった月に1回しか日は設定できないけれど、その日だったら無料で受けられますという形で、なるべく敷居を低くしたいと考えています。 「講座や個人カウンセリングの特徴はどんなものですか?」
今のハートランドは、仕事の内容としては、講座の方が個人カウンセリングよりも多くて、割合は7:3くらいです。 講座内容はいろいろ違うので、講座の個性の違いは出ますが、どの講座でも、出席してくれた方が安心感を持ってくれているのではないでしょうか。 個人カウンセリングの傾向は本当に様々です。全体の年齢層は30代〜40代の方が多いです。HPやチラシを見ていらっしゃる方は若い方が多いですね。 基本的には、HPのメニューにあるような内容、ストレス相談、教育相談、心理相談、健康相談などはもちろん、広い意味で対人関係の相談が多いです。イジメではないけど、学校で友達となじめないとかですね。 成人男性の方は、ほとんどが仕事をしている方なので、同僚とうまくいかないとか、仕事の場での人間関係です。 「先生独自のカウンセリングというのはどういうものですか?」
催眠といっても、TVでやっているようなサルになったり犬になったりする催眠術とは違います。 深い悩みがあって、催眠がかかっている時は悩みが取れていても、うちに帰ったら悩みが戻っていたでは意味がありませんから。 だから、催眠中は悩みが軽くなっているのは当然で、催眠が終わった後でも気持ちが軽くなれている、持続性のある催眠が特徴です。 ただ、あまり気持ちの変化を自覚しない方がいいのです。悩みの大きな人は、それが解決するということは気持ちの動きが大きいということなので、ギャップがあまり大きいと"今までの気持ち"と"今の気持ち"の差を自分で埋められないということが起きます。 変わってくるスピードはゆっくり、変わったということが自分で自覚できないくらいというところを狙ってやっています。 よくあるパターンでは、催眠が終わった後は、「本当に催眠効いてるんですか?」と、釈然としない顔で帰っていく方が多いのです。 1週間か10日くらい経つと電話がかかってきて、「分かりました」とおっしゃられます。 何が分かったのか、こっちがよっぽど分からないのですが、「分かりました、良くなりました」ということがあります。 本人が喜んでいる笑顔が見られないというのは私にとっては残念ですけれど、私はむしろその方がいいと思っています。 |




