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あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
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 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- 山崎啓支 先生 NLPラーニング -

   「『あなた自身』を生きて、幸せになってください!」

2009年 12月 5日


今回のインタビューは、「株式会社NLPラーニング」及び「株式会社NRT」
代表の山崎 啓支(やまさき ひろし)先生です。

現在は、NLP(神経言語プログラミング)の資格認定コース、自己実現・
目標管理・リーダーシップ等をテーマにNLPを応用したコミュニケーション
セミナーを全国主要都市で開催し、3,000人以上の経営者や
ビジネスパーソンの カウンセリングを行っていらっしゃいます。

「本来の自分を生きてください!」と語る山崎先生から、熱い思いと今後の
ご活動ついてお話を伺いました。


NLPのトレーナーになったのは、たまたまなんです。
インタビュー写真




「NLPに出会われた経緯から教えていただけますか?」

大学卒業後、セミナー会社にいまして、6年目くらいから、これは自分が生きる方向ではないと思い始めていて、何をしたいというのが明確ではなくて、どのように生きていくのかわからなかったのです。

この会社では先がないと感じた時に、何かを「教える」という事を続けていきたいな、と思ったんですね。そこでは割と色々な体験を出来たんですね。良い体験も良くない体験も含めてね。体験から人間は大きく変化する事ができる、と自分自身の体験を通して実感したのです。

ただし、その当時は何で自分が変化したのかがわからなかったので、それを知りたいと思って、心理学や脳機能に関する勉強、密教、東洋の叡智、インドの方の教えとかね、そういったものをずっと学んだのです。とにかく人間を知りたかったんですね。

最初は、人間は何のために生きているのか、という問いの探求をしていました。様々な分野から、人間、自然、宇宙を探求していきましたが、きりがない。そこに気づいた時に、問いの答えを知ることよりも、いかに幸せに生きることができるかということが大切じゃないかと思ったんです。それで、どうすれば幸せな自分になれるかいうのが主な関心になったのです。

結果として、色々な心理学的な手法、カウンセリングの手法、コーチング、そういった事全部含めて勉強していくプロセスで、たまたま出会ったのがNLPだったのです。


「NLPのトレーナーになられたきっかけは?」

NLPのトレーナーになったのは、たまたまなんですよ。

ある団体のコーチングが素晴らしくて、そこで長期のアメリカで行われるプログラムがあったのです。100万円もするようなプログラムだったのですが、とても行きたくなって、「よし行こう!」と決意したんです。

その当時、心理学などを学んで借金が400万円位あったんですよね。それ以上借金をして何かを学ぶというのは危険だなと感じて控えていたのだけれど、あの手この手で借りて100万円を用意して応募したんです。

20名位の定員に60〜70名が応募したという話を聴いて、これは気合を入れて試験をパスしなければと思って。その試験というのがエッセイ、「これを受ける事であなたはどのように社会に貢献するか」というもので、本当に行きたいと思って、A4の用紙20枚以上、物凄く書いたんです。

これに行って1年かけて自分を見つめ直そうと思ったのに、その試験に落ちたのです。受かった人の話を聴いたら、5行位しか書いていなかったり。あまりエッセイは関係なかったのかな、逆に書きすぎてダメだったのかな、とか思ったんですけど、その時に100万円余ったわけです。

返しても良かったけれど、100万円というお金を一度にお借りする事はなかなかできないから、有効活用しようと思って考えていたら、たまたまNLPのトレーナーズトレーニングの案内が来たんです。

それを受講したらNLPの資格が取れる、NLPの長期のコースを教える許可が出るということで。NLPそのものに関してはさほど執着していたわけではなかったのだけれど、何か引っかかったんですね。タイミングが良かったから、ひょいと支払ってしまったんです。


「受講後、どうなさったのですか?」

行ったらひょいと資格をもらえると思っていたのだけれど、大きな勘違いで、6人以上の人を対象にして合計100時間実際にNLPのプレゼンテーションをしなければトレーナーにはなれない、という内容が含まれていたのです。

実は私は人前で話すのは苦手というか、もの凄く嫌だったんです。人前で話す時、いつもブルブル震えてしまうような人間だったのです。だから、正直、気が遠くなりました。

NLPなんてまだほとんどわかっていないのに、教えないといけないとなった時に、ソースのトレーナーコースで出会った関西のプロモーターの方に、「面白そうじゃん。人集めるからやらない?」と言われたんです。

100時間やらないと先がないわけだから、OKしたんです。もちろんノーギャラです。
ノーギャラで、3時間のセミナーから始めたのです。


「最初のセミナーはいかがでしたか?」

3時間も話せないと思ったんです。その時は3時間も話すことないよ、って思ったんです。

どうしようと思って、話す自信がないから、ノートに一言一句、話す事を「ですます」まで書くんです。内容も今だったら10日間かけて話すような内容を、時間の感覚がわからないからノート何冊も用意して、本当に人前で話すのが怖いから、暗記するように読みました。

で、実際セミナー始まるでしょ。足がガタガタ震えているんですよ。真っ赤になって、涙流しているんじゃないかという位、汗をかいて。手の震えを隠そうとポケットに手を突っ込んで話す。手が震えているのが恥ずかしいから手を突っ込んでるんです。

怖いから目も合わせられない。でもね1時間位話すと、慣れてくるんですね。すると、勝手に言葉が出てくるようになる。かなりぎこちなかったはずなんだけど、終わった後に、「これだったら良いんじゃないか、もう1回やらないか」と言われたんです。


「ぎこちなかったはずなのに、どこが良かったのでしょう?」

多分、情熱的だったのが良かったんですね。本当に無意識的に話していたから、内側から出てくるものを投げかけていた。今ももちろんそうなんだけど、初回にしてそれができたということですね。実際用意したものよりはるかにいいものが出てきた。

自分の内側から出てくる言葉で、誰かに学んだということよりは深いところから出てくる言葉が。自分でも話していて楽しかったですし、ああ、人前で話すのはこんなに楽しかったんだ、と理解したのもそれが初めてですね。

終わったら拍手をいただいて「あ、できた」と。終わった時は楽しかったから、もう1回位やってもいいかな、と思ったんです。

そのセミナーは関西でやっていたんだけど、その当時は横浜に住んでいました。2回目のセミナーをするために新幹線で大阪に行く際、やはり、人前で話すのが怖くて、また身体が震えて、その新幹線の中で何度も逃げ出したかった。

今は毎日のように講演とかやって生活しているのが、本当に考えられないです。人間って変わるんですね。私の場合、教える内容も大事ですが、「ここまで変化しましたってこと」を私自身を通してお伝えしているのです。つまり、理論だけでなく体験を通して。

NLPをやったのは、たまたまなんです。流れみたいな感じですね。最初はノーギャラでしたが、借金も500万円位あったのが、1年ほどで全部返せました。


インタビュー写真




『あなた自身』を生きて、幸せになってください!


「ご両親はどのような方でしたか?」

両親について、これも人間のプログラム(条件付け)と関係がありますね。

お父さんは公務員でした。兵庫県の尼崎の工業地帯、公害が有名な場所で育ったのです。私の周りは中卒が当たり前で、お父さんやお母さんが大卒なのは私だけだった。私の中では、お父さんとお母さんが大学に行っていたから、大学に行くのが当たり前だと思っていた。

幼い頃からどれだけ成績が悪くても、両親は優しく、「頭は良い」と言われて育ったのです。それで、私は「頭は良いんだ」と自然に思っていたんです。そして今でも、仮に成績が悪くても頭が悪いとは思っていないんです。ただ、テストの点数が悪かっただけみたいな(笑)。

ここでも申し上げたいのは、いかに人間はイメージ次第なのか、ということです。そして、イメージは変えられるんです。それをNLPを通して、ずいぶん力説してきました。本当のあなたは、あなたが身にまとっている「イメージ」ではなくて、「あなたの本質」なんですよ。

ほとんどの人は自分の事を自分が勝手に思い込んだイメージだと思っているんです。そして、イメージは過去の体験が作ったもの。偶然の体験が作ったもの。つまり、イメージは記憶の産物だということ。だから、記憶が違ったものだったら、つまり、過去の記憶が変われば自分に対するイメージは変わる。

だから、多くの人にとっては、この自己(セルフ)というのはイメージ、記憶のことで、脳の一部に記憶として保存されているイメージに過ぎず、実態はないのです。私(自己)というのは、全部イメージなんですよ。セルフイメージというのはまさにイメージです。

多くの人たちはセルフイメージは変わりにくい、ビリーフは変わりにくいと思い込んでしまっている。しかし、実際にはどんどん人間は変わっていく、ということを合わせて申し上げたいと思います。


イメージと本質について、詳しく教えていただけますか?」

基本的に人間は条件付けられた存在なんですね。今のご両親と全然違う性質の両親に育てられていたとしたら、全然違う人格になっていたと考えられます。元々、赤ちゃんの時は同じ人物なんです。ただし、そこに色がついていって、ということです。

「私」というのは、「本質としての私」と「イメージとしての私」なんです。「イメージとしての私」というのは記憶の事です。もし、あなたの記憶が一切なくなったとしたら、何が残るんでしょう? 一切の記憶がなかったとしたら、恐怖症はないんです。苦手な人物に対する苦手意識もないんです。

私というのは、結局「記憶」の事なんじゃないかということなんです。「私=記憶」だということをちゃんと考えていただきたいんです。でも、「本来の自分」は、記憶ではないはずなんです。


「本来の自分とはどういったものなのでしょう?」

例えば、価値観にとらわれることは一切なくなるはずです。なぜなら価値観は生まれつきのものではなく、生まれた後の体験、経験からできているから。体験・経験によって得た情報が積み重なる事で価値観になりますよね。

それがなくなった人間が存在するとしたら、未来に対する不安は存在するでしょうか? 何もないんです。つまり、記憶が価値観などの観念を作り出しているのです。そして、それらの観念が模範や基準を作り出し、「在るべき姿」「希望」「不安」などを作り出す原因になるのです。

ですから、仮に記憶がなくなれば、希望もなければ不安もありません。過去に対する後悔もないし、過去に対する良い思い出もないんです。

もし過去がなければ、未来の希望もありません。未来に対する希望があったとすると、今の価値観とか、過去の経験から来ているわけです。なぜなら、価値観は模範的な生き方、在り方を作り出し、それが「将来こうなりたい!」という期待や希望を生み出すのです。

その希望、期待があるから、「なりたい自分」が生まれるのです。そして、そのなりたい自分と今(現在)の自分を比較しています。当然、その未来における希望である「なりたい自分」のイメージの方が素晴らしく思えるから、その結果、今の自分ではだめだと思ってしまいます。

つまり、これが自己否定の原因になってしまうのです。セルフイメージが低い人って本当に多いのですが、多くの場合、その根本的な原因は、今申し上げたように、「なりたい自分」と「今の自分」を比較するところから生まれているのです。

では、過去の記憶がなければ、現在の自分というのは存在するのでしょうか? ほとんどの人達にとっては、現在の自分は過去の記憶の集積です。

ですから、別の過去の体験があったらなら、今の私は別のセルフイメージを持った私になっていたはずです。そういう意味で、過去の記憶がなければ、現在の自分は存在しないのです。

人間が絶対的に幸せになれるには、この方向しかないというのがあるんです。それを実現するには人によっては時間もかかるのですが、諸悪の根源は何かというと、イメージとしての私が、全部苦しみを創り出すんです。


「イメージとしての私が、苦しみを創り出すとは?」

他人や自分自身に対してイメージを被せて見ているんです。誰かの噂を聞いたとしたら、それを被せてその人を見るんです。

自分の中の価値観にそぐわない事があったりすると、もしかしたら、違和感を感じてしまうかもしれません。相手が話す内容は、本当は無色透明のはずなのだけれど、無色透明に聴く事ができない。人間は経験を通してしか聴けていないはずなんです。

では経験の正体は何なのか。記憶ですよね。で、記憶が「イメージとしての私」なんだということです。


「人は自分の経験を通してしか、話を聴くことができないのですか?」

「経験」が外側の世界を見る際のフィルター(色メガネ)になるわけだから、経験を通して人(他人)を見ている限りにおいて、結局「私の経験」を通してその存在(他人)を見ているという事です。私が他人を見る時、私の経験を被せて他人を見ているという事になる。

あなたがあなた自身を見るという事はどういう事なのか。結局ね、自分の経験つまり、フィルター(価値観など)を通して自分自身を見ている。これは凄く大事な事です。

「人間、良い悪いというのはない」とよく言いますよね。でも、私を通して誰かを見る限り、絶対に良い悪いが存在するんです。それはもう色々な条件付けがあるわけだから、完全な意味でニュートラルになることなんてありえないんです。

お父さんに対して苦手意識を持っていたとすると、お父さんに似た人を見た時、思考のレベルではこの人はお父さんではないと思っていても、身体が先に反応してしまいますよね。頭では、お父さんではないと明確に分かっていても、違和感を感じてムカムカしてくる。

このように結局、私が誰かと関わる時に、自分の記憶を張り付けてその人を見ている事になるんです。自分の経験を通して見ているんです。だから他人は自分の鏡なんでしょ。

本当に多くの人と接してきましたが、セルフイメージが高い方は少ないように思います。多くの人達はセルフイメージが高くない。セルフイメージが高くないから、権威が必要なんです。足らないから頑張るんでしょ。足らないから誰もが知っている有名な会社に入りたいと思うわけでしょ。

私自身、経営コンサルタントになりたいと思ったのは、誰もが認めてくれると思ったからです。仕事ができる人間、そんなイメージが欲しかったのですね。後で分かったことですが、そんなレベルで自分らしさを追求していっても、それは価値観を追及しているだけであって、絶対に報われませんよ。本来自分が生まれてきた性質に合わせたものでないと。


「本来自分が生まれてきた性質は、どうしたら見られるのでしょう?」

本当の自分は、「イメージとしての自分」ではなくて「本質」のはずなんです。ただし、色々な条件付けを重ねてきたでしょ。「本質」の上に記憶を重ねてきたはずなんです。

価値観って自分のことでしょ。価値観の通りであったら良かった、と思うでしょ。価値観からかけ離れた事をした時に後悔するでしょ。

では、価値観通りに生きなければいけないのが人間なのか? そもそも価値観は、文化的、個人的なものであって、全ての人間にとって共通のものではない。つまり、価値観はそれを信じて、大切だと思っている人にとってのみ大切なこと。

だから、価値観をいったん脇に置いて人を見たとき、一切の判断なしに人を見ることができるはずです。そして、そのように人を見た時、そこに何が見えるのでしょうか? そこに見えるのは、「ありのままのその人」なのではないでしょうか?

だから、私が価値観を脇に置いて誰かを見た時に、良い人も悪い人もありません。そこには、ただ「ありのままのその人」がいます。そして、ただ「ありのままのその人」を見る時、それは、赤ちゃんがただ存在しているだけで素晴らしいように、素晴らしいのではないでしょうか?

そして、同じく、一切の価値観を脇に置いて自分自身を見た時に何があるのでしょうか? その時、そこに「ありのままの自分」がいるのではないでしょうか? ただそこに私がいるのではないでしょうか? そして、そこに心の痛みとか辛さとかあるんでしょうか? ないと思います。

しかし、人間は、他人を見る時と同じ価値観を通して、いつだって自分自身を裁いているんですよ。例えば、時間厳守という価値観を持っている人は、他人が時間に遅れると苛立ちますが、自分が遅刻した時にも、その価値観があるために罪悪感を感じるでしょう。

ということは、積み上げてきた記憶が諸悪の根源なんです。もし積み上げられてきた過去の記憶がなかったら、そこに未来と過去はあるのかって話なんです。まずは、比較の必要がなくなるはずなんですね。過去の体験による模範や基準がなくなるからです。なぜなら、模範や基準は過去の体験によってできるものだからです。

だから、過去の記憶がなければ、それらの模範や基準を未来に投影することはなくなる。つまり、模範や基準にしたがって自分自身がそれを満たしているかどうかを判断することはなくなる。つまり比較はなくなる。その時、何があるのか?

その時、ただ、「ありのままの自分」が今存在するだけなのではないでしょうか?
だから、過去の価値観から未来に不安を持ったり、そういう形で過去を投影するという観点の未来はないはずですね。そうすると、今この瞬間に生きる事ができるんです。

誰かが苦しんでいるとしたら、100%自分で自分を苦しめているんです。私が私を裁いているんです。その人が他人を見る時は、自分を裁くのと同じように裁いているはずなんです。

「イメージとしての(記憶としての)私」が変わったら、自分自身に対する見方も変わるし他人を見る見方も変わるんです。他人の見方が変わるから、反応が変わる。その結果として変化するということなんです。

結局、本当の私になるという事はどういう事なのかというと、「本質」に立脚した生き方ができるかどうかだということを申し上げたかったのです。ここはごまかしたくなかったんです。


「本質に立脚した生き方とは?」

私の場合、「イメージとしての私」は人前恐怖症でしたので、大勢のご受講生の前で話をするなんて、最もしたくないことの一つでした。しかし、「本質」はこの活動を通して豊かさを感じるということを知っていたのです。

だから、かつての私は、深い部分では自己を表現したい、しかし、怖くて前へ進めないという感じだったのです。

トレーナーコースを修了した後に、100時間分のセミナーを実際に教えないとっていう話が来た。教えていたら、あれよあれよ、と広がっていった。

あとで考えて色々理屈をつけたりする事はできるけど、やっぱり運が一番大切。どれだけ優秀だったとしても、運がないとうまくいかない。逆に私みたいに運しかなかったんだけど、いいプロモーターに恵まれて、いい受講生に恵まれて、話すことで私自身が開花していった。


「恐怖だった話すことで、ご自身が開花なさった?」

私には話すセンスがあったんだなって気づいたんです。それまでは話すことは恐怖以外の何物でもなかったのが、話せば話すほど、話す事を通して自分がイキイキするとわかってきたんですね。天職かな、と思ったんです。

最初に勤めた会社は色々な意味で苦しかったんです。あまりにも苦しくて「何のために生きているのか」という思いが、ますます辛くなってきたからこそ、心理学や、東洋の叡智とか、密教とか、人間を知りたくて脳機能を研究したり、その中で自分自身に向けて探求できたんです。

そこで思ったのは、「自分らしく生きたい」ただそれだけだったんです。
では自分らしく生きるってどういうことか、ってその当時考えた時に、私自身何もなかった。誇れるものなんて何一つないなって、その位セルフイメージが低かったんですね。

何もないけど、その当時30歳位まで生きてきた中で、自分の体験を通してこういうことはお伝えしたい、という事はいくつかあったんです。少なくともそういう事は誰かに伝えてあげたいと思ったんですね。


「自分らしく生きる、という事ですね?」

で、それと同時に1年でいいから、本当にやりたい事をやって生きていきたいと思っていた。その当時、本当にやりたいことが何かは分からなかったのだけれど、色々な乾きみたいなものがあって、とにかく何かを表現したかった。

100時間教えなければならないという宿題があったから、「幸せになってください。あなたらしく生きてください」というメッセージがぼろぼろ出てきた。

そういう話を聴いて、皆さんが涙を流してくれたんです。私自身が自分らしく生きていなかったから、自分らしく生きたいと思った。自分らしく生きたいという人はたくさんいると思ったんです。

じゃあ、自分らしく生きるにはどうすればいいのか。NLPじゃなくても全然良かったんだけれど、NLPを通してそういう事を伝えてきた。

NLPという触媒を通して自分自身の在り方を表現する場を与えられたという感じです。何年もやって、色々な人に接していく中で、本来の自分に気づく、これこそが本当に大事だと思い続けて、NLPを通して探求し続けたんです。

NLPは私の中から出てきたものではなくて、どうしても借りものになってしまうから、自分自身をもっと正確に表現できる体系が必要だな、と思って、5年位かけて創った、それが新しい事業で、NRTになったのです。


「山崎先生の新事業であるNRTについて教えてください」

NLPと新事業NRTの違いについて言うと、NLPは条件付けについての勉強です。

深く、条件付けを理解する。つまり、体験・経験によって様々なイメージを身にまとっていくのが人間。そのイメージが条件付け。それを深く学び、身にまとうイメージを自由に選択できるようになる。それがNLPの真骨頂だと私は思います。

NLPは、アンハッピーな条件付けをハッピーな条件付けに変える。ハッピーに反応できる、あれも嬉しい、これも嬉しいと反応できる自分になるという事は、幸せな自分になるという事で、しかもNLPはかなり短期間にその状態を実現できるのが素晴らしい。

それとともにやっていきたいのは、条件付けそのものを外していく事です。その独自の体系を創ったという事です。それがNRTです。

NRTはNatural Returning Transformationの頭文字を取ってNRT、要するに、自然になっていくという事ですね。自然な自分になるという事は、元に戻っていくプロセスなんだという事。

生まれた時というのはとてもNaturalだったはず。そこに色々な教え込み、条件付けがなされることで、色々な価値観が備わっていき、色々な色がついていくことで、人間というのは複雑になっていくわけです。

複雑になっていったその条件付けを一個一個はがしていって、最後に残る自分自身、それに立脚した生き方ができたとしたら、それはとても自分らしい生き方のはずなんですね。それを追求する事業を始めた、という事ですね。


「NLPとNRT、どちらから学ぶのがお勧めですか?」

人によって違うとしか申し上げられないのですが、多くの人にとってはNLPの方が無理なく学べると思います。人によってはNRTから入るというのは難しいと感じる人もいると思います。

もちろんNRTこそ、長年求めてきたものだとすぐに実感される方もいます。ただ、既に人間の中にあるイメージを変えていく方が簡単なので、それを行うNLPから入る方が現実的です。短時間で自分が今ある課題を解消できるという事で、NLPはとても素晴らしいスキルです。

ここで大事なのは、NRTは「解放の本質」を教える事になるし、NLPは「条件付けの本質」を教える事になる。やっていることは正反対なんだけれども、人間が幸せになるためには両方の理解が大事です。

「解放」を理解しようと思ったら、その反対である「条件付け」を理解することはとても大事なことだし、条件付けを理解しようと思ったら、それを解放するという事がどういうことなのかを理解するのはとても大事だという事ですね。どっちが大事という事ではないんです。

今後もNLPを教えていくことになると思いますが、自分自身のイメージを塗り替えるために、今ある条件付けを別の条件付けに変えるという形で、価値観を自分の理想を実現するという観点で役に立つものに変えていくという手法としてのNLPを学びたい方はNLPを学ぶといい。

自分自身を塗り替えるというよりも、本来の自分になるという事をとても望んでいるという方がいらっしゃるから、自分自身につけた色、イメージを外す過程で、自分自身になるというプロセスを楽しまれたい方はNRTをされるといいと思います。


「今、悩んでいる方へのメッセージをお願いします」

まさにそういう方は、「イメージとしての自分」ではなくて「本質としての自分」を実感していただきたいのですが、まずは理解することから。問題は1つもない。昔の私がそうなんでね。まずは、「苦しみ」と「自分」を分けて考えてもらいたいんです。

自己同一化という言葉と、脱同一化という言葉があります。自己同一化というのは、何らかの対象と自分を同化してしまう。自分の悩みが自分自身だと思ってしまうことです。

「私は喘息だ」と言ってしまったら、「私=喘息」ということになってしまう。そうではなくて、喘息は部分に過ぎないと思ってもらいたいのです。ということは、「私には喘息の症状がある」という表現になる。つまり、喘息は部分に過ぎない。

どうしたら「私」と「症状」を切り離す事ができるか、どうしたら大きな領域の中の一部分だと思えるか、ということを考えてほしいです。

NLPは優れた手法ですが、たくさんある手法の中の1つに過ぎないわけだから、他のどの手法を使っても脱同一化できると思います。あなたの中のイメージが変わったら、いとも簡単に問題は変わってしまいます。色々な心理学の手法があるので、本でもいいから学んだら簡単にできると思います。


「読者の方にメッセージをお願いします」

私の一貫したメッセージですけど、「あなた自身になっていただきたい」。世間の価値観とか、お父さんとお母さんに教え込まれた事があなたらしさではない、と申し上げたい。

私が就職活動をしていた時は、金融が花形の商売だったから、皆、銀行に入りたがった。一流の商社に行ったらカッコいい、皆に自慢できるような事をするという事が自分の価値観だと思って職業につく。でもそれは本当の自分ではないんだと。

もっともっと根本的な根っこ、世間のイメージとか、世間の価値観とか、誰かの評価とか、そういったものとは違う、ただ純粋に自分が楽しめるという方向で、自分を探っていただきたい。そういう方向で、人間は豊かに幸せになっていけるんじゃないかと思います。




<編集後記>

知り合いに山崎先生のファンが多く、話し方をマネしてくださる方もいました。
お名前を伺うことも多く、お会いするのをとても楽しみにしていました。

お話を伺っていると、今回、初参加のインタビュアーの和田さんが、
みるみる元気になっていった理由がわかったようでした。

先生のちょっとシャイで、はにかむ笑顔は宝物です。
お会いしただけで幸せになり、お話しただけで、癒される方です。
そして、幸せの余韻はしばらく続きました。



次回号「相手のタイプを知って、尊重の人間関係を!」→

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インタビューTOP(目次)

-ご案内- 山崎啓支 先生 NLPラーニング


山崎啓支  株式会社NLPラーニング 株式会社NRT 代表取締役
        米国NLP協会認定トレーナー

    ● NLPラーニングの存在理念
私たちNLPラーニングはクライアントお一人お一人の存在そのものを
大切にし、クライアントが本当に望む豊かな夢の実現を強力にアシストします。
そのためにクライアントお一人お一人に誠実に関わる姿勢と、
NLPのパワフルな能力開発のノウハウを通してクライアントの無限の
可能性を引き出します。

    ● セミナーメニュー
◆NLP入門セミナー
◆願望実現特別セミナー
◆NLP資格認定コース
◆コーチングに活かすNLP


<山崎啓支先生のHP>
【NLPラーニング】

<山崎啓支先生の著書>

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NLPの基本がわかる本



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願いがかなうNLP



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「人」や「チーム」を上手に動かす NLPコミュニケーション術







インタビュアー:下平沙千代
下平沙千代
ワクワクセラピーで、好きなことを話しているうちに、希望が湧き上がり、
レイキでもっと元気になって、ショッピングや旅行にも行きたくなっちゃうような、
日本一やさしいワクワク介護タクシー開業準備中です。賛助会員募集中!

ワクワクセラピー ソーストレーナー、レイキヒーラー、導引養生功指導員、
ホームヘルパー2級、普通二種&大型一種免許取得
斉藤一人さんの全日本バンザイ連盟正会員
ブログ:『幸せを運ぶワクワクセラピー ソース』


インタビュアー:脇坂奈央子 (日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント




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