恋愛相談 カウンセリング



おすすめメールマガジン
「こころの栄養@さぱりメント」
手軽にできるストレス解消法など、読むだけであなたのこころが元気になるメルマガです。

メールアドレス:

名前(ハンドルネームOK):





カウンセラーの探し方

カウンセラーを探す

メールマガジン

カウンセラーインタビュー集

カウンセラー登録

訪問販売法による表記

リンク集・相互リンク

お問い合わせ

■カウンセラーを探す
あなたの悩みを解消するカウンセラーを紹介します。

カウンセラー検索




さぱりメントへのリンク、バナーの使用はご自由にどうぞ




あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
 ・カウンセリングって、どうやって受けるの?
 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- 岩井 俊憲 先生 ヒューマン・ギルド -

   「アドラー心理学とは、自己決定と勇気づけの心理学」

2010年 09月 25日


今回のインタビューは、アドラー心理学実践の第一人者で、
「ヒューマン・ギルド」代表取締役の岩井 俊憲(いわい としのり)先生です。

先生は、『勇気づけの心理学』や『心の雨の日の過ごし方』などの多くの著書でおなじみかと思います。
カウンセリングのほか、アドラー心理学に基づく各種講座を開催され、
企業・自治体・教育委員会・学校での研修・講演でも大活躍されています。

「自殺者3万人」「引きこもり70万人」の今の日本の現状を、
「勇気欠乏症」に陥っていると、憂慮なさる岩井先生。

「勇気の伝道師」岩井先生に、「誉める」と「勇気づける」の違い、
自分も他者も「勇気づける」アドラー心理学の神髄、
そして、今後のご活動や展望についてお話を伺いました。


評価的な「誉める」と、共感的な「勇気づけ」とは違う!
インタビュー写真




「アドラー心理学の特長を教えていただけますか?」

一つ目は「自己決定性」と言って、「あなたを作ったのは、あなたですよ。あなたを変えるのもあなたですよ」、こういう理論なんです。

この反対が、「生育環境、環境支配説」です。「環境が人を作って、人は環境の副産物、場合によっては被害者である。だから環境が変わらない限り人間は変わらない」こういう理論。

我々は、環境は影響はあるだろう。だが、その環境をどうするかは、自分にかかっている訳であって、環境がガンジガラメに自分を縛っている訳ではない。そんな風に、「自分の人生は自分で変えることができる」これが非常に大きな特長なんです。

二つ目は「目的論」と言って、「人間の行動には目的がある」。自分でははっきりと気づいていないけれど、ある方向性、こうありたいというのがあると思うんです。「その目的に向かって、より近づけようと努力する。これが人間の行動だ」と。

この反対が「原因論」。「人間の行動には原因がある。この原因が除去されない限りは問題が解決しない」。原因論は、説明にはなるけれど、解決にはならないんですよ。

私が師事していた不登校がご専門の先生は、不登校の原因は6つだと言うんです。今でもはっきりと覚えているんです。

一つ目、妊娠したとき喜びがなかったお母さん。こういう子どもは不登校になりやすい。
二つ目、つわりが激しかった。不登校になりやすい。
三つ目、難産だった。帝王切開なんかしたら、不登校になりやすい。
四つ目、母乳で育てなかった。ミルクに頼った。不登校になりやすい。
五つ目、スキンシップが足りなかった。子どもを産んですぐに働きに出た。不登校になりやすい。
六つ目、父親が育児に協力的でなかった。不登校になりやすい。

これが、六大原因説です。確かに、お母さん方に聴いてみると100%どれかに該当するんです。この六つが関係ありませんっていう人は一人もいませんでした。

ところが、これは非常におかしな論法で、不登校の子ども達にある仮説を立てて、こうじゃないかと作った理論なんです。全く科学的ではないと思うんです。だって、健常な子どもだって六大原因説のどれかに該当します。

説明としては、うまいんですよ。100%当たるんですから「なるほど」となります。だけど、解決にはならない。だから、原因論っていうのは、「説明はうまくできるけれど、解明、解決はできない心理学」なんです。

我々はもっと目的、「どうなりないのか、どうありたいのか」、そして、不登校をやっていたこともどういう目的があるのかを、考えるんです。

この二つを言っただけでも、もうアドラー心理学の特長は分かると思うんですよ。「過去は問わない。他人のせいにしない。自分が未来に向けて、今から何ができるか」こういう心理学なんですよ。それを援助したいんです。これをやるツールが「勇気づけ」なんです。


「先生の『勇気の伝道師』というネーミングは、どこから生まれたのですか?」

『勇気の伝道師』の命名者は、実は、船井幸雄さん(船井総研創業者)なのです。私のことを彼の本の中で、「ヒューマン・ギルドの岩井俊憲さんは勇気づけの本物の伝道師」と書いてくれたんですよ。

“本物”が付いているんですよ。自分で“本物”って言うのも怪しげなので、といって偽者とするわけにもいかないし(笑)、勇気づけの伝道師より「勇気の伝道師」が良かろうということで、彼が使ったのを自分でも使い始めたんです。

『勇気づけの心理学』は2002年に出版しています。そしてその頃から本当に日本の「勇気欠乏症」がより顕著になってきている。「これはダメだ!」と思って、ブログも立ち上げ、そして、研修・講演も必ず「勇気づけ」を必ず入れさせてもらうようにしたのです。

「そうじゃないと受けませんよ」と言うんです。それくらい、「勇気づけ」を伝える必要を強く感じているのです。


「勇気づけるには、具体的にはどういうポイントがあるのでしょうか?」

「勇気づけ」の定義から先にいくと「困難を克服する活力を与えること」。誉めるのとは違うんですよ。「誉める」のと「勇気づける」というのは似ているけれども、誉めるというのは違う。

今、「誉めブーム」ですよ。テレビなどでも「誉める」というのはよくやるんですよ。私は、薄気味悪くなるんですね。あれは人間に対する操作なんですよ。いいように操りたい、ということなのです。これは、全然「勇気づける」とは違うんです。

例えば子どもがゴミを拾った時「偉いわね、○○ちゃん」。これは評価なんです。誉めるとは評価的態度です。「勇気づけ」は共感的態度。「○○ちゃん拾ってくれたのね。気持ちいいわね」っていうような行為に対する感謝なんです。

つまり、評価じゃないんです。共感的態度から始まるんですね。これが「勇気づけ」であると。評価として、偉いとか縦関係じゃなくて、本当に相手に共感しながら信頼した態度で、言葉を発することが「勇気づけ」になるんです。

つまり、「こう言うと喜ぶな〜」とか、そういうのは誉めるなんです。本当に感動に一杯になって発する。これが勇気づけなんですよ。


「『誉める』と『勇気づけ』とは違うのですね?」

原則違う。ただ共通している部分もあるんです。重なっている部分もあると思うんです。特に私は、発達段階で0〜3歳位までは「誉める」があってもいいと思うんです。0〜3歳はね「偉いわね」これOKです。

何を言いたいかというと、自己勇気づけ能力が備わった子には、誉める必要はないのです。つまり3歳位になって、自分で自分は「すごいな」と。これに対して誉める必要はないと思うんです。だけど、勇気づけるメカニズムがまだ確立されていない子には誉めていいと思うんです。


「自己勇気づけ能力ができるまでは、誉めてよいのですね?」

はい。なので、私は誉めるを100%否定しているんではない。私が否定しているのは、自己勇気づけ能力がありながらも、その人に対して、いかにも取って付けたような、操作的なそういう「誉める」はいかがなものかと思うんです。

なぜならば、誉め続けると誉められることを期待します。誉めなきゃやらなくなります。誉められてなんぼ。誉められなきゃやらない。例えば、ゴミを拾って「偉いわね」って言うと、見ている所で拾うと思うんです。誉められる場面で。

「気持ちがいいわね」って言われると、自分も気持ちがいいし、相手も喜んでもらえるんだって子は、誰かが見てなくてもやると思うんです。これが「誉める」と「勇気づける」の決定的な違いだと思います。


インタビュー写真




アドラー心理学とは、自己決定と勇気づけの心理学


「自分を勇気づけられるようになる為には、どんなことが必要なのでしょうか?」

一つはね、勇気づける生活をする。もう生活そのものを、朝から晩、特に、朝と寝る前、ここで勇気づけの一種の儀式みたいなことをやる必要があると思うんです。

私は、朝起きた時に生きている実感を味わったら良いと思うんです。大きく伸びをしてね、「ああ爽快だ」と起きる。だって寝たまま起きなかったかもしれないんですよ。起きるっていうことは生きているっていう証でしょう。

思いっきりね、「爽快だ〜」って思って、こんな風な言葉を言って起きる。それも、一発で起きる。ベルが2回鳴るまでじゃなくて、パッと起きる。

そして、その二。
鏡を使う。鏡に向って微笑むんです。顔を洗って鏡に向って微笑む。確実に鏡は微笑み返してくれますからね。間違いないですよね(笑)。鏡を使ってやる方法。起き方、鏡、それから言葉です。

三つ目は言葉です。「おはよう」と「ありがとう」の魔力。やはり「おはよう」っていうのは独特の「始めましょうよ」っていう魔力がありますよね。「おはよう」っていうのは、「これから始めましょう」っていう宣言なんですよ。

もう一つは、「ありがとう」。「めったにない有り難し」というところからきていますから、「めったにない有り難い事をしていただいて」、朝の食卓でも、私は心から「ありがとう」です。

四つ目は、風呂。風呂は体だけ洗うんじゃないんです。心も洗うんです。今日は一日良かったなって。せっかく風呂に入るんだから、体の汚れを取るだけじゃなく、心の汚れも取ってしまう。

そして、寝る時に「ああ良い一日だった。今日はこんなに恵まれた日だった」と言って、一日の良い事を考えて、そして深呼吸をして寝るんですよ。よく眠れます。

大きなその一は、勇気づけるメカニズム作り。生活そのものを「勇気づけ」てしまうんです。


「起き方、鏡、言葉とお風呂。これならすぐできそうですね」

そして、二つ目は勇気づける人と接する。大いに勇気づけを受けてしまう。逆に言うと、勇気をくじく人には心理的な距離を置いて付き合う。これが方法だと思うんですよ。

勇気づける人は、いざという時にポジティブな人だと思うんです。いつでもポジティブじゃなくて、いざという時にポジティブな人。そういう人と出会うだけでなく、自分自身も勇気づける人になるモデルにします。

6つの条件ってこの本にも書いてありますが、そのような存在に自分自身がなる。
楽観主義。ここ一番大事ですよ。プラス思考を取るということも条件の一つだと思うんです。

楽観主義に0.3秒でなれる発明をしたんですよ。誰でも、即、楽観主義になれる。いやだなという時にも、ふっと楽観主義になれる。

それは、動きです。(立ち上がり、肘を直角に曲げて)ここL字型で(手のひらは前向きにして)「大丈夫!!」と叫ぶ。と、もう大丈夫な人になる。0.3秒! 腕の動きと「大丈夫!」です。

こうやると一瞬にして、楽観的になると条件付けしちゃうんですよ。人に会う時、どうも自信が無いとかね、何かに臨んで、どうもおどおどしている時、「大丈夫!」。体育会系メソッドです。

もう一つは、アランという哲学者が、「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである」と『幸福論』の中で書いています。楽観主義になるため、意志の力で、「よし、ここは楽観主義を選ぼう」と0.3秒で決意する。するとなれるんですよ。楽観主義を選ぶ。この二つです。


「やはり、そこも自己決定なのですね?」

自己決定です。人は、悲観主義になろうと一生懸命努力しているんです。「暑いし、しゃあねえな」も一種の努力なんです。流される努力、今迄どおりで行こうとする努力です。自分は過去がこうだったから、「どうせ自分は」という努力をしています。

変えようとする努力もあるんです。過去はどうあれ「自分はこうしよう!」という努力もある。同じ努力をするならば、楽観主義に向かう努力、ポジティブに向かう努力、これが必要じゃないかと思うんです。


「なぜ、多くの人はそちらに向かわないのでしょうか?」

悲観主義、ネガティブで行く方が、自分も楽なんです。責任を引き受けなくて済むし、誰かが同情してくれる。惰性でやっているんですよ。


「それは自分にとって、もったいないことですね?」

人類にとって、もったいないですよね。楽観主義に向かう努力を選択する。
一つ目は、生活そのものを勇気づける、勇気づける人に出会う。三つ目は「言葉とイメージと行動」これをポジティブにする。

「口癖博士」の佐藤富雄先生は「口癖」と言いますよね。我々はどうしても、口癖で「いやんなっちゃう。参ったな」という言葉が多い。私はこれを悪魔のささやきと言っています。これをどうしても続けちゃうんですよ。

だけど、「ありがとう。おかげさまで」と、口癖を天使のささやき「やったじゃないか」とか、ポジティブな言葉を使う自己訓練、これが必要だと思うんですね。これが、セルフトークです。言葉の魔力で自分をポジティブにする。

そうすると、言葉によって、イメージも変わり、行動も変わってくると思います。「言葉、イメージ、行動」のセットが三つ目なんですよ。

四つ目は、勇気づけの技術を使う。良い出しをするとか、感謝するとか、自己訓練する。今まで、否定的な訓練をしていたんだから、もうそれを続けないと決心し、新しい訓練を自分に課そう、という風にしてやればいいと思います。

瞬間瞬間にね、またやってるなと思ったら「よし、止めよう!」と、新しい方法に切り替えると、そのたびに自己決定するんです。


「先生の講座では、勇気づけができる自分を作ることができるのですか?」

今まで、語ってきたような、自己決定、目的論、そういったもの全部含めて、理論化し、24時間のベーシックコースというのをやっています。それの親子関係版がSMILEという講座です。


「受講生さんは、主にどんな方がいらっしゃるのですか?」

色々いらっしゃいます。学校の先生が2割くらい。ここでは元々、諸冨祥彦先生が「悩める教師を支える会」を月1回やっていて、そんな関係で先生もよく来ていましたし、主婦の方も多いんですよ。

子どもの問題で悩んでいた方が、心理学の勉強をしたいと学び始めて、援助者になる方も非常に多いですね。

ビジネスマンの方もいらっしゃいます。ただ、相対的にビジネスマンの方は、私が企業に出て行って研修しているので、そこで会うことの方が多いですね。


「どんな方に、特に先生の講座に来て欲しいと思われますか?」

30代の中核となる男性に、来て欲しいなという気持ちがありますね。ただ、今、なかなか自腹払わないですね。男性を勇気づけることを考えていたけれども、今はそれを断念し始めています。

だとしたら、男性を勇気づけるのは女性だなと思い始めて、女性、妻、あるいは子ども、場合によっては母親かもしれないですが、女性を通じて男性を勇気づける、そういう方法の方が手っ取り早いかなと思ったんですよ。

実は、「勇気づけ」は伝染するんです。ですから、一家に一人、勇気づけのできる人がいると伝染して、どんどん広がっていく可能性が大いにあるんです。

そのせいか、夫婦で学びに来る方が増えているんです。同じ講座を別の時期にとか、一緒にずっと来てる人もいたり、夫婦が多くなってきています。

親子とかね、親が受けたから、大学生の息子が来たとかね。そういうケースが非常に多くなっています。どんどん伝染しているんですよ。


「このお仕事をされていて、一番喜びを感じるのはどんな時ですか?」

一つは、「勇気づけの心理学、読みました。サインしてください」なんて言われたら喜んじゃいますね。研修に行くとよくあるんですよ。「3年前に買って読んでます」とか。「勇気づけ」が広がっていっていることを目の当たりにできて、これは非常に嬉しい。

もう一つは、勇気づけは待っていても広がらない。私が一人でやっていても、孤軍奮闘でしかない。ということで、「勇気づけリーダーコース」というのをやっています。私は「勇気づけの伝道師」です。勇気づけを伝える人、勇気づけの伝道者をいち早く1000人作ろうと決意したんです。

今やっと100人になりましたけれど、勇気づけを広める人をどんどん作っていって、勇気づけの考え方が広まった、つまり、「○○の勇気づけの研修やりました」と報告があると、ものすごく嬉しいんです。

勇気づけのノウハウを完全公開して、12のセッション30分でできる。それを6時間で学べる講座を開発したんですよ。これが広まってくれると嬉しいですね。勇気づけ、勇気づけ、誰が言い出したか分からないけれども、勇気づけ、勇気づけが広まる。これ嬉しいですね。

アドラー心理学のっていうのも、なくなっちゃっても良いんです。それより、家庭でも勇気づけ、学校でも勇気づけ、職場でも勇気づけ。そして勇気づけの伝染効果でどんどん広がっていく! こうなる訳ですよ。


「勇気づけるという活動自体にも、エネルギーが湧いてくる効果がありますか?」

勇気づけには、ブーメラン効果があって、勇気づけただけ勇気は返ってくるんです。だから、勇気づけすればするほど、自己充電につながるんです。

他人を勇気づければ、勇気が足りない状態の人でも満ちて来ると思います。自分に勇気がないから勇気づけできないじゃなく、すればいいんです。カスカスでも、減るものじゃないです。

自己勇気づけすることが他者勇気づけになるし、他者を勇気づけすることで自己勇気づけにつながると思うんです。これはセットでやると良いと思います。他者を勇気づけばかりして、自分をないがしろにするのは良くないですからね。

できた自分を勇気づけ、「ああ、今日は喜んでもらえたな」「こんなことできたな」とやると、他者を勇気づけすると共に、ますます自己勇気づけになってくると思います。自己勇気づけと他者勇気づけの両方を並行してやっていって欲しいですね。


「今、悩みを抱えていらっしゃる方へのメッセージをお願いできますか?」

悩みもリソースなんですよ。

例えば、今、統合失調症のクライアントを抱えています。彼に対して「あなたは、あなたを待ってる人達の援助者になる素養を持っている。あなたが統合失調症だった過去そのものがリソースになる」と言っています。

苦しんだことは、そのまま大きなリソースとなって、援助者となって人と関わると活きて来るんです。

その援助者というのは色々あって、カウンセラーだけではないと思うんですが、私はそういう発想なんですよ。自分が体験したこと、それは書物で読んだこと以上の大きな価値を持つのであって、それそのものを活かそうじゃないか。

私はかつて不登校の塾にいましたが、そのお母さん方をカウンセラーにしました。だって体験しているんだから、良い援助者になりましたよ。


「悩み自体がリソースだということを大事にする?」

そう。悩み、それはリソースであり、あなただからこそ担えたんですよ。他の誰もが担えないことを、あなただから、神様かどうか分からないけれど、あなたに提供し、あなたがそれを克服し今日あるのだから、それをそのまま今度は他人様の為に役立てる大きな力になるじゃないですか。


「今感じていらっしゃる辛さを、どうしたら良いのでしょうか?」

辛いと言ったって死んでないでしょうと。あなたはずっと耐えているんだ、辛さは一種の鍛練なんだと。鍛練は活かす気になれば明日が見えるでしょう。いつもこうだと言うんじゃなくて、これだけ鍛えたんだから、次はこうだとなるでしょう。

お一人では難しい、ということでしたら、我々のところに是非来て欲しいですね。そして、ご自分のリソースを活かす方向に変えて、楽になっていただきたいと思います。

それから、読んで欲しい本があります。去年11月に出した『心の雨の日の過ごし方』(PHP研究所)です。心の晴れじゃなくて雨の日、どう生きたら良いのか、私の困った体験も書いてあります。雨の日も勇気を持つことができると思うんですよ。

心が辛い時、この本はお勧めしたいですね。勇気をくじかれちゃってる人、絶望だな、万策尽きたな、真っ暗だな、という人に特に読んでいただきたいですね。

読み終わると、自分はこれで良いんだな、素敵だなと思えると思います。年齢や性別、体験関係なく、自分は自分でこれからも生きられるんだなと、自己決定性が非常にうまくなると思うんです。


「これだけは伝えたいというような事があれば、お願いします」

あなたはあなたであり、あなた以外の誰でもないあなたなの、他ならぬあなたなのです。ちょっと分かりにくいことを言っているけれども、あなただからあなたでいられるし、あなただからあなたを活かせるし、あなただからあなたの道があると思うんですよ。

自分の持っているものを、他と取り換えようとする必要はないのであって、歩んだ道そのものがあなたを作っているんだし、それが将来を決めるんです。他の誰かみたいにならなくちゃとか、そうではなくてね、あなたはあなたでいいんですよ。

そしてあなたは必要ならば、あなたを変えることもできるんですよ。総取り換えする必要もないんです。あなたの個性を活かしながら、本来のあなたたり得るんですよ。


「先生のこれからの展望や夢は?」

私は「勇気の伝道師」です。勇気の伝道者をいち早く1000人作る。そして日本の各地で勇気づけの種が撒かれ、花が咲き、そして日本が変わっていくのを見たいですね。

日本というものが本当にイキイキと活力ある国となって、日本に生まれて良かった、日本人として誇りを持つ、そういう人達を作りたいと思う。だってこんなに伝統のある国ないんですから。1日も早く、勇気に満ちたこの国を見たいと心から願っています。




<編集後記>

実は、このインタビュー公開とタイミングを一にして
岩井俊憲先生のご専門「アドラー心理学」が、
人気ドラマ『美丘』で、大学の講義シーンとして登場しました。
その講義を聞いたヒロインが、まさに「勇気づけ」られていく
という、実に感動的なシーンでした。

「家庭でも勇気づけ、学校でも勇気づけ、職場でも勇気づけ。
 そして勇気づけの伝染効果でどんどん広がっていく訳ですよ」

『勇気の伝道師』岩井俊憲先生は、とろけそうな癒しの笑顔で
そう語ってくださいました。

「アドラー心理学」と「勇気づけ」。
これからきっと、日本でもブームになっていくことでしょう。

「勇気づけの心理学」、あなたも早速、学んでみませんか?



次回号「最強のメンタルトレーニング『リアル不動心』!」→

←前回号「自分で感じて、考えて、問題解決していく力を育てる!」


インタビューTOP(目次)

-ご案内- 岩井 俊憲 先生 ヒューマン・ギルド


岩井 俊憲(いわい としのり)  ヒューマン・ギルド 代表取締役
                    「勇気の伝道師」
                    アドラー心理学カウンセリング指導者、
                    上級教育カウンセラー
                    中小企業診断士

カウンセリング&セラピーを行うほか、アドラー心理学に基づく各種講座、カウンセラー・トレーニングに従事。また、企業・自治体・教育委員会・学校などから招かれ、研修・講演を行っている。

  有限会社 ヒューマン・ギルド
  〒162-0808 東京都新宿区天神町6番地 Mビル3階
  電話:03-3235-6741、FAX:03-3235-6625 メール:info@hgld.co.jp


● アドラー心理学ベーシックコース
アドラー心理学は、現代のさまざまの問題に具体的な解決法を与える実践的な心理学として、臨床現場はもちろんのこと、学校や家庭や企業でも、すでにさまざまに活用されています。


● SMILE(愛と勇気づけの親子関係セミナー)
親と子のコミュニケーションのみならず、先生と生徒、同僚とのつき合い方、すべての対人関係をより良くするのに役立ちます。


● アドラー・カウンセラー養成講座
ベーシックコースとSMILEを修了された方を対象に、カウンセラーを目指す方のためのコースです。


● ELM(エルム)勇気づけリーダー・トレーナー養成講座
「勇気づけ勉強会(ELM :Encouraging Leaders’ Manual)」のリーダー・トレーナー養成講座です。


<岩井俊憲先生のHP>
【ヒューマン・ギルド】


<岩井俊憲先生のブログ>
【岩井俊憲の公式ブログ】


<岩井俊憲先生の著書>

cover
勇気づけの心理学



cover
心の雨の日の過ごし方



cover
アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方



cover
勇気づけのリーダーシップ心理学







インタビュアー:下平沙千代
下平沙千代
ワクワクセラピー☆ソースで、一緒にワクワクしましょう!
日本一やさしい介護タクシー開業準備中です。賛助会員募集中!

ワクワクセラピー ソーストレーナー、NLPセラピスト
レイキヒーラー、導引養生功指導員、成年後見人講座受講中
トラベルヘルパー、ホームヘルパー2級、女性タクシードライバー
ブログ:『幸せを運ぶワクワクセラピー ソース』


インタビュアー:鈴木明美
鈴木明美
セラピールームChildren主催、NPO Oasis 代表
いろんな環境に自分を合わせて生きてきて、自分がなんだか分からない。
そんな、うつ病や心の悩みを抱えた方のお手伝いをしています。

心理カウンセラー、NLPセラピスト(ゲシュタルト、エリクソン催眠療法、家
族療法)、交流分析士1級、トランスパーソナル学会会員、レイキヒーラー
HP:江戸川区西葛西、セラピールームChildren
ブログ:セラピールームChildren

インタビュアー:Rico Bonafede(リコ ボナフェデ)
リコ ボナフェデ
セラピスト
『五感が喜ぶカラフルマインドな毎日』をテーマに活動中。

以心伝心の文化を離れて暮らしたことから、
コミュニケーションのあり方と、
言葉そのものが持つ不思議なエネルギーに魅せられ、
そこに潜在意識と色を絡めたセッションを行なっています。
おしゃべりブログ:「やっと逢えたね♪」


インタビュアー:脇坂奈央子 (日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント



運営管理:ラポール☆脇坂奈央子





毎朝1分★天才のヒント



天才のヒント

Copyright (C) 2004 Japan Net Counseling Federation. All Rights Reserved.