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あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
 ・カウンセリングって、どうやって受けるの?
 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- 手塚 郁恵 さん くじらのしっぽ -

   「“いのちに寄り添うワーク”で、本当の自分と出会う」

2010年 11月 20日


今回のインタビューは、
「ムイシキと語りムイシキとワークする くじらのしっぽ」主宰の
手塚 郁恵(てづか いくえ)さんです。(「先生」でなく「さん」だそうです)

手塚さんは、古民家「ぽこぽこ」で、個人セッションやグループワーク、
トレーニングコース、さまざまなワークショップや講座を開催されています。

ロン・クルツのハコミ・メソッドと、アーノルド・ミンデルのプロセスワークから
沢山のものを学び、現在はそれらを越え、オリジナルのワークを展開されています。

「いのちをはぐくむ子育て」というコンセプトで活動を展開されている手塚郁恵さんに、今後のご活動や展望についてお話を伺いました。


マインドフルネスで、無意識と繋がる
インタビュー写真




「心の世界に入られたのはどんな経緯だったのでしょうか?」

中学校の教師をしている時に、教育雑誌に『カウンセリング』という伊東博さんの本が紹介されていました。それがカウンセリングとの出会いでした。学校に勤めながらカウンセリングを学び始めました。

友田不二男さんや伊東博さんなどが中心になって、カール・ロジャーズの本を精力的にどんどん邦訳して、日本で初めてカウンセリングのワークショップが始まった頃なんですね。

そこから、心の世界の学びが始まりました。1960年代ですから、もう50年ぐらい前でしょうか。その頃から私は、日本カウンセリングセンターで学び始め、ロジャーズの本も夢中になって読みました。

最初はロジャーズから入って、それから、親業訓練、教師学、女性のための人間関係講座などのインストラクターになり、講座・講演会・ワークショップなどをやっていたこともあります。

また、ゲシュタルトセラピーや、フォーカシングも学びました。アメリカのサイコシンセシス・インターナショナルでサイコシンセシスの通信教育を受けたり、アメリカ・ポートランドのプロセスワーク・センターでインテンシブコースに参加したり、ワールドワークに参加したりもしました。この時はもう60歳を超えていました。


「ハコミ・メソッドとの出会いは、いつ頃だったのですか?」

1996年頃ですね。トランスパーソナル学会の会誌に、ロンの『ハコミセラピー』という本の紹介が出ていて、とても心を惹かれました。ハコミ・メソッド創始者のロン・クルツさんが初めて日本に来られて、日本でワークショップをなさった時に参加しました。そして日本で開かれたハコミセラピスト認定コースの第1期を修了しました。

ハコミでは、私たちの行動はほとんど無意識の習慣になっていると言います。それは、幼い頃に作られた習慣なのですが、その根っこには、自分はどういう人間なのか、人生はどんなものなのか、という深い信念があるのです。

ですから行動を変えるには、無意識の中にある信念に気づかなければなりませんが、それは無意識なので、自分でも全く気づかないのです。

そこで、ロンは「マインドフルネス」というやり方を使って、無意識と関わる道を開いたのです。

それは、自分を観察するために使う心の状態です。ゆっくりと心を静めて、注意を内側に向け、自分の中に起こってくることをただそのままに観察しようとする心の状態です。そういう心の状態になるとき、ふと無意識から出てくるものに気づくことができます。

ロンは、物理学を学んだ方で、東洋思想、仏教、タオイズムなどにも関心を持たれ、色々学び、ご自分でも体験なさった方です。

マインドフルネスという用語はもともと仏教の用語で、仏教の瞑想や修行からヒントを得ています。それをサイコセラピーのメソッドとして活かしたところに、ロンのユニークさがあります。


「それを使って無意識と繋がるのですね?」

そうです。意識レベルでは、根源の信念まで行きませんから、本当の行動の変化は起こらないのです。私も、以前は意識レベルというか、言葉レベルでの関わりをしていました。意識レベルの気づきでは、表面的なところにとどまり、根源からの変化にまではいけなくて、行き詰っていました。

私が無意識と関わるロンのやり方を学んだところから、私のワークがここまで開けてきたのです。ロンのメソッドは「現代のセラピー技法の限界を決定的に超えるもの」と言われています。

マインドフルネスは、今までの心理療法の流れをすべて変えるほどの影響を世界的に与えているのです。


「ハコミの特徴としては、他にどんな要素があるのですか?」

もう一つの大きな特徴は、「ラビングプレゼンス」といって、セラピストの愛に満ちた心の状態をとても大事にしていることです。技法よりもその人のあり方が大きな影響を与えるのです。

ロンの言葉で言えば、「幸せな、心の満ち足りたお母さんが、生まれたばかりのわが子のかわいらしい、安らかな顔を見つめている・・・お母さんはおだやかで愛にあふれ、大切そうに寄り添っている・・・何も急ぐこともなく、心を乱されることなく、二人は時間を超えて、ただそこにいる・・・愛といのちの賢さに包まれて、まったく二人だけの世界にいる・・・」というような状態なのです。そのような空間の中で、ワークが始まるのです。


「手塚さんは、今はどんなアプローチをしていらっしゃるのですか?」

私は、10年ほどハコミに関わり、色々な体験をしてきたのですが、自分の中から絶えず自由に新しいメソッドやコンセプトが生まれてきますし、同じことをそのまま続けてやるのは苦痛なのです。そこでもう何年か前から、ハコミとは全く離れて、自分の道を拓き始めています。

ハコミでは、色々な気づきをさせていただきました。共感できるものも、違和感を抱いて受け入れられないものも、全ての体験が/私の進むべき新しい道をはっきり見せてくれました。違いは、深いところで私の感覚に気づかせてくれました。

どんな人の言葉ややり方よりも、私自身のいのちの感覚を信じよう、妥協はもうしない、自分の信念を貫こう、納得できないことは納得できない感覚を大事にしていこう。今、そういうことができる仲間と共に歩む繋がりが始まっています。


「手塚さんの新しいワークはどのようなものなのですか?」

私達のワークは、いのちの働きをサポートする仕事です。

自分自身が様々な苦しさや絶望を体験してこられ、とうとう自分の中のいのちに出会い、本来の自分を取り戻し、生きることの喜びに満たされるようになった方々こそ、苦しんでいる方々に心から寄り添う暖かさと感性と強さを持っておられます。

そのような方々がこのワークメソッドを学んでくださったら、その方の存在そのものが、自分の周りの方々、家族、学校や仕事場の方々などに大きな影響を与えることになるでしょう。

このワークは、サイコセラピストとか精神科医というような専門家の特別な仕事ではなく、もっともっと多くの人に学んでいただき、自分のいのちを存分に生きてほしい、いのちから出てくる自分の真実の言葉を語ってほしい・・・というような願いから生まれています。

ですから、サイコセラピーという名前をつけないで、ただ“いのちに寄り添うワーク”としました。

私達のワークでは、無意識に導かれて自分のワークをする人(普通はクライアントと呼ばれる)を“ワーカー”、サポートする人は“いのちのサポーター”と呼んでいます。サポーターは、いのちの行きたい方向に寄り添うだけで、この二人を道案内するのはムイシキと繋がっている身体の感覚です。

この二人は、違った人間として、ともに出会い、ともにあゆみ、ともにいのちの展開のプロセスに立ち会うのです。サポーターの力で何かを引き出すとか、気づかせるとか、相手を変えていくとかする訳ではありません。

セッションは、人間としてのふたりの出会いなのです。そこには上下関係はありません。協力し、導いてくれるのは、ムイシキとつながる感覚です。


インタビュー写真




“いのちに寄り添うワーク”で、本当の自分と出会う


「基本的なコンセプトはどういったものですか?」

私達のワークのもっとも重要な中核は“いのち”です。いのちが私を生かしている、というより、いのちが私を生きている、という感じです。私達のワークは、いのちの働きに出会い、それに寄り添い、それの行きたい方向に援助する、というものです。

いのちははっきりと自分が行きたい方向性を持っていて、どこまでも、何としてでも、自分を生きようとします。絶対に諦めることはないのです。

いのちは、ひとりの私を超えて生きようとします。どんな小さなことの中でも、人間の進化、文化や社会の進化の方向に生きようとします。ですから、従来の狭い生き方にとらわれるのでなく、常に自由を求めます。

どのような問題を抱えて来られた方も、結局は、自分を生きたいというところに来られるのです。不思議なことです。


「ワークの目指すものは?」

私達のワークは、まず、無意識的・習慣的な行動、思い、感覚を引き起こしている、幼い頃につくられた古い信じ込みに気づき、そこから解放される方向に行きますが、それが最後のゴールではありません。さらにその先があります。

自分の中のいのちとつながり、いのちの願い――いのちの中から湧き上がってくる衝動を生きるところまで行きます。

そこまで来て初めて、自分の全存在の無条件の肯定ができ、いのちから湧き出てくる願いを生き、至福と言えるような喜び、感動、力などから生きることができます。人が本当に生きるとはこういうことなのだ、という実感も確かなものになるでしょう。

さらに大きないのちの願いは、全ての人に、人としての優しさや愛を取り戻してほしいということかもしれません。いじめや虐待、対立や争いをなくそう、ということかもしれません。

また、悲惨な状態におられる方や、苦しんでおられる方を助けよう、ということかもしれません。まず、アタッチメント、愛着の絆を取り戻すことです。

愛着の絆というのは、母親との暖かいつながり――やさしいまなざし、ほほえみ、抱かれる感触、肌のやわらかさ、ぬくもり、優しい声のトーン、静かな言葉の響きなどを、感覚として体験し、母親とのふかいつながりや、いのちの絆を感じることです。

そこから、人との一体感、安心感、信頼感が出てきます。そして、心も体も一杯に満たされていきます。それが愛着の絆です。幼い頃にそのような感覚を確かなものとして感じていくとき、人は、安心して自分を生きることができます。

しかし、ごく幼い時に十分な愛着の絆を体験できないと、様々な障害や歪みが出てきます。 それは、その人がいけないのではなく、与えられた環境の中で何とかして適応して生きようとしてきたことなのです。決してその人が悪いのではありません。

どんなことが自分の中に起こっても、それにはきっと訳があります。その訳とは、ごく幼い時に十分な愛着の絆を体験できなかった、という事です。

しかし、この得られなかった体験は、いくつになっても、また、親からでなくても、もらって取り戻せるのです。実際に私達は、取り戻す体験を毎日のようにしています。かなりのところまで確実に取り戻せると実感しています。

私達は、その人が自分でやりたいと思っていることや、自分のここを変えたいと思っていることを援助するのではなく、その人の無意識の中のいのちが行きたがっている方向に寄り添うのです。

これは、私達のワークの、全くユニークなオリジナルな特徴であり、他にはない新たな発見だと自負しています。これが、私達のワークをここまで効果的なものにしてきたのです。

思ってもいなかったことが突然出てくるのです。いのちはこのことを知っていて、これを伝えたかったのでしょう。これが、ワークの中で現れる「いのちの不思議」です。

このような体験は、喜びと感動、至福の体験です。私はこれに出会うために生きているのです。ですから、命のある限り、このワークをもっと深め、広めていきたいのです。


「ここにはどんな方が見えられますか?」

5年、10年とカウンセリングを受けたり、ワークショップに行ったりしても自分が変わらない、という方も多いのです。

そのような方は、自分の何か――たとえば恐れ――を変えようとして、その原因を探ったり、どうしたらいいか、考えたりしてこられたようです。いくら納得しても、自分は変わらないのです。

そこで、私たちのワークを簡単にご説明して、「こういうことをやっていくのはいかがですか?」とお聞きすると、ほとんどの方がOKなのです。中には、それだけで涙が出るほど感動される方もあります。絶望ではなかった、希望があるのだ、と感じられるのでしょう。


「やってみられていかがですか?」

このままで終わりたくない、自分を変えていこう、自分を見ていこう、というような、強いムイシキの衝動がある方、自分の醜い、嫌な面も、しっかり見ていこうとする勇気のある方は、変化がものすごく早いようです。

自分のワークをやろうという、その人の決断と意志があり、さらに、自分が何とかしようとするのではなく、無意識にゆだねるという姿勢があるとき、とても早くプロセスが展開します。


「グループの方が良い場合と、個人の方が良い場合などは?」

「人前ではゆっくり話せない」とか、「人に影響を受けてしまう」とか、「皆がそうだと自分もそれに合わせてしまう」とか、そういう場合は個人セッションの方を選ばれる方がいらっしゃいます。

グループの良いところは、皆で支えてもらえるとか、他の人の言葉や体験から、自分の中のものが触発されるとかですね。一体感やつながりもほんとうに感じられますし、感動や、本当に深いところからの気づきも生まれてきます。

グループはすごくダイナミックですからね。思ってもいなかった展開がどんどん起こってきますので、サポーターは、スケジュール通りにやるというのでなく、まったく臨機応変に、今のその場に即しで動くことが必要です。


「手塚さんがその人の中のいのちを実感されるのは、ワークからですか?」

そうですね。ワークではいのちの現れのような感覚や感情が出てきます。普段の日常生活の中でも、怒りや悔しさは出てきますが、その奥には何があるか、という発想がないのです。

否定的な感覚や感情は、重たい、いやな感じですから、早く吐き出して流してしまった方がいい、と考えるのです。それが世間一般の常識ではないでしょうか?

ですから私達のワークでは、世間一般の常識とは全く違った、逆の考え方をするのです。それが、いのちに気づく扉なのです。


「では、手塚さんのワークでは、否定的な感覚や感情を大事にするのですね?」

その通りです。
否定的な感覚・感情の出てくる根っこには、その人を生かしている“いのちそのもの”があるのです。

ですから、自分の問題――つまり、自分の困った行動や思いや感情――を、ワーカーさんが自分でなんとかしようとか、自分で変えようとか、あるいは、サポーターが、自分の力で解決しよう、なくそう、としていくと、いのちとの出会いの道がふさがれてしまうのです。


「否定的な感覚・感情はサインなのですね。それが本当の自分と出会うチャンスなのに、それを見逃すとそのチャンスを失うのですね?」

そうです。それこそが、私達、全ての人の“根源的な問題”なのです。

頭の思考や知識だけで、ネガティブなものを解決してしまうので、自分の身体の感覚の意味にも気づけず、無意識から出てくる直感やインスピレーションにも気づけず、自分の中にあるいのちにも気づけないのです。

そして、頭の思考や知識だけで生きていくことになり、人間としての全体性を喪失し、自分というものをなくしてしまうのです。そして、他人の言葉を生きる手がかりにして、自分の人生を生きていくことになるでしょう。そこには自分を生きるという感覚がなくなるのではないでしょうか?


「今、悩みを抱えている方にメッセージをお願いします」

ゆっくりとできる場所でリラックスして座り、ちょっと今の自分の姿をイメージしてみませんか?
どんな姿勢で、どんな表情でしょうか? そこには、どんな自分がいるでしょうか?
ちょっと離れて客観的に見るだけで、何か見え方が違ってくるかもしれません。

自分がこうだったからいけないと、過去の自分を責めていないでしょうか?

そこには、「責めている自分」と「責められている自分」がいます。「責められている自分」の気持ちを感じてみましょう。「責めている自分」に対しても責めないで、その気持ちを分かってあげましょう。きっとあなたの中の部分は苦しんでいるのです。

今になると、「あの時こうすればよかった」と思うのですが、その時には、それを知らなかったし、できなかったのです。あなたは、その時にできる精一杯のことをやったはずです。本当によく頑張ったのでしょう。

あなたがやったこと、言ったこと、感じたこと・・・それには必ずワケがあります。 いつも、その根っこに目を向けてみましょう。

怒りや、憎しみや、恨みなどの否定的な感情を、醜いとか、汚いなどと言って否定していませんか? 感情に“良い・悪い”はありません。何を感じても、そこにはワケがあります。

否定的な感情を直接他人に出すことと、自分の中で感じることとはまったく違うことなのです。それを他人にぶつけると、相手を傷つけ、あなたもいやな気持になり、関係を壊してしまうかもしれません。ですから他人にぶつけることはしません。

自分の中でその感情をゆっくり感じて、分かってあげ、自分の中でその感情を解放することは、他人にぶつけることとは、まったく別のことなのです。

悩まないでいつも明るく元気な人がステキなのだ、と思っていないでしょうか? 悩みは、あなたにとってひとつの新しい世界が開けるきっかけです。そこからあなたの人生が変わり始めるかもしれません。

あなたはいつも、こうしなければならないとか、こうすべきだとか、狭い枠の中にとらわれていないでしょうか? もっと自由な柔軟な見方をすれば、色々な可能性が見えてくるでしょう。

あなたは子どもの頃、親から十分に愛されなかったかもしれません。しかしあなたは、いくつになっても、その得られなかった体験を取り戻し、心を満たすことができます。


「今のご活動はワークショップ、個人セッションとトレーナーコースですか?」

その他にも、次のようなことをしています。
「トーク&ライブ」――初めての方々のために、プロジェクターを使ったお話と実際に体験する会をしています。お呼びくだされば、時間のあるかぎりうかがいます。

個人セッションやグループワークにどうぞ。ぽこぽこでやっています。隔月に会誌『くじらのしっぽ』を出しています。そこに色々なご案内が出ています。(年間購読料3000円)


「手塚さんの今後の夢は?」

夢というか、悲願ですが、いじめや虐待、自殺などのない社会を作りたいのです。当然、争いやテロもなくなるでしょう。

そのためにはまず、この社会で一番苦しんでいる人達に、私達の多くが、関心を持つことです。自分とは全く違う、分からない、ひどい人だ、と決めつけるのではなく、自分とは関係ない、と言って無関心でいるのではなく、みんなが心を向けるコミュニティを作りたいのです。

まず、そういう人達が現実にいる、という事実から目をそらさないことが必要です。その人達をただ助けようとか、救おうとかするよりも、関心を持つ人達が多くなることを願っています。そういう人達に関心を持つと、私達自身が変わってくるでしょう。

その人達は、私達には想像もつかないような悲惨な環境に生まれ、育ってきたのかもしれません。その人の中の感覚や感情を、自分の体で一緒に感じてみようとすることができるでしょうか?

その苦しみや悲しみや孤独感は、私達の中にあるものとつながるかもしれません。その人を感覚や感情を、自分の体で一緒に感じてみようとする時、私達自身の中にあって、これまで見ないようにしてきた苦しさが出てくるかもしれません。

そこを見たら、あまりにも苦しくて生きていかれないだろうと思って、恐れて目を閉ざしてきた自分の中の感情や思いが噴出してくるかもしれません。それは、見ようと、見まいと、私達の中にずっとあったし、今もあるものなのです。

とても許せないような醜い感情、怒り、嫉妬、復讐心、人を殺した気持ち・・・などがとどまることなく、噴き出してくるかもしれません。それは、これまで自分が積み上げてきたものを、全て崩してしまうかもしれません。

しかし、それは真実なのです。さらに、そのような感情や感覚には、きっと意味があります。今のあなたに必要な、いのちからのメッセージをきっと伝えているのです。

人を助けるのは、まず自分を助けることからです。自分を見ることを恐れて目を閉じている人が、他の人の目が開くようにサポートすることはできません。

自分を見るのを恐れている人が、他の人が自分を見ることをサポートすることはできません。ひとり一人が勇気をもって、真実を見ていくとき、何かが変わるのです。

私自身もまったく不完全な人間ですが、同じ志を持つ方と出会い、ともに学び、育っていきたいと願っています。それは全く、感動的な、涙や笑いがいっぱいの、まさにいのちの躍動です。

自分が変わっていくことの喜び、他の人が変わっていくことの喜び――生きているって、こんなに嬉しいことなのか、こんなに面白く、こんなに楽しいことなのか――そこから湧いてくるのは、全てのいのちへの愛おしさです。

私達は、まず自分の周りから、そういう体験をシェアしあい、愛と喜びを分かち合い、ともに生きるという実感を大切にしたいのです。心の援助とは、魂の出会いです。

私は、このようなありかた、考え方、生き方に、共鳴、共振なさる方に出会いたいのです。
これまで私が一人で歩んできた道を、ともに歩むことのできる人との出会いを、私は求めています。




<編集後記>

神奈川県大和市中央林間の、緑豊かな住宅街に「ぽこぽこ」は
懐かしい風情で待っていてくれました。

満面の笑顔で迎えてくださった手塚さんは、
(先生と言っていはいけないそうです)華奢なお身体ながら、
とても強いエネルギーを感じさせて下さる方でした。

「妥協したくない、常に新しい道を拓いていきたい!」
手塚さんの強いメッセージに、圧倒される想いでした。

これからも「いのちに寄り添うワーク」を、
パワフルに進化させ続けていかれることでしょう。



次回号「ゲシュタルト療法に、フェルデンクライス・メソッドを取り入れて」→

←前回号「最強のメンタルトレーニング『リアル不動心』!」


インタビューTOP(目次)

-ご案内- 手塚 郁恵 さん くじらのしっぽ


手塚 郁恵(てづか いくえ)  くじらのしっぽ いのちのサポーター
                セラピスト、ワークショップ・トレーナー
                翻訳業、著述業、講師
                米国ハコミ研究所認定ハコミセラピスト
                AP(アクティブ・ペアレンティング)トレーナー
                日本ホリスティック教育協会顧問
                東海ホリスティック医学振興会顧問

1936年生まれ。現在、神奈川県大和市の「ぽこぽこ」というごく普通の家を、セラピールームとして個人セッション、ワークショップなどを開いている。

 ★ 「ぽこぽこ」での講座 (大和市民活動推進補助金事業)

従来は、さまざまな子どもの困った行動は、お母さんが甘やかすなど、子育てのしかたの問題だと考えられてきました。
しかし最近では、それは“愛着障害”といわれ、親子の絆が十分に持てなかったところから来ているということがわかり、そのような子どもへの対応も、これまでとはまったく違ってきたのです。
愛着の絆(アタッチメント)とは、親子の間に生まれるいのちの喜びの感覚であり、存在の全肯定です。そこから、安心感、一体感、信頼感が生まれてきます。

    1.マインドフルネスと体の感覚に気づく。
    2. 感覚に目覚め、得られなかった体験を満たしていく。
    3. どこに注意を向けるかで見えるものが変わる。
    4.相手の体の感覚に寄り添う。
    5.自分の今の実感に気づき、表現してみる。
    6.いのちの声を聞く。

日時:10/2、11/6、12/4、1/8、2/5、3/5 全6回 土曜日 9:00〜15:00
会場:中央林間「ぽこぽこ」(大和市中央林間1−19−21)
対象:子育て中のお母さん、妊娠中の方、子育てに関心のある方、自分を理解したい方。
定員:14名 参加費:無料(テキスト代、資料代は実費)
 これは、まったく初めての方でもおいでくださって大丈夫な会です。

<手塚郁恵さんのHP>
【手塚郁恵さんのプロフィール】


<手塚郁恵さんの著書・訳書>

『ハコミセラピー―タオイズムと心理療法』ロン・クルツ他著 手塚郁恵訳
 1800円 春秋社
『ハコミ・メソッド―からだを手がかりに無意識とつながる』ロン・クルツ著
 手塚郁恵訳・編 1800円 春秋社
『ハコミを学ぶ―科学・魂の成長・サイコセラピー』ロン・クルツ著
 手塚郁恵訳・編 1800円 春秋社
『詩集 こころ ことば いのち』手塚郁恵著 1300円 (自費出版)
『CD  いのちのこえ』 詩・朗読 手塚郁恵 ハープ演奏 岩月悦子
 2500円 (自費出版)
『会誌 くじらのしっぽ』隔月発行 60ページぐらいの冊子
 年間購読料3000円

いずれも手塚までご注文ください。送料サービス。
Tel 046-276-0137,  Mail ikue_t@nifty.com
郵便払込口座 00240−7−20893 手塚郁恵




インタビュアー:下平沙千代
下平沙千代
ワクワクセラピー☆ソースで、一緒にワクワクしましょう!
日本一やさしい介護タクシー開業準備中です。賛助会員募集中!

ワクワクセラピー ソーストレーナー、NLPセラピスト
レイキヒーラー、導引養生功指導員、成年後見人講座受講中
トラベルヘルパー、ホームヘルパー2級、女性タクシードライバー
ブログ:『幸せを運ぶワクワクセラピー ソース』


インタビュアー:鈴木明美
鈴木明美
セラピールームChildren主催、NPO Oasis 代表
いろんな環境に自分を合わせて生きてきて、自分がなんだか分からない。
そんな、うつ病や心の悩みを抱えた方のお手伝いをしています。

心理カウンセラー、NLPセラピスト(ゲシュタルト、エリクソン催眠療法、家
族療法)、交流分析士1級、トランスパーソナル学会会員、レイキヒーラー
HP:江戸川区西葛西、セラピールームChildren
ブログ:セラピールームChildren

インタビュアー:志田祐子
志田祐子
志田祐子です。
臨床心理士の方との出会いをきっかけに、心理学を学び始め、
色々なご縁があって今は心理カウンセラーを目指しています。

心に悩みをもった人の少しでもお役にたてるよう、
五感を使って癒せる心理カウンセラーになれるよう、
日々試行錯誤です・・・。



インタビュアー:脇坂奈央子 (日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント



運営管理:ラポール☆脇坂奈央子





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