恋愛相談 カウンセリング



おすすめメールマガジン
「こころの栄養@さぱりメント」
手軽にできるストレス解消法など、読むだけであなたのこころが元気になるメルマガです。

メールアドレス:

名前(ハンドルネームOK):





カウンセラーの探し方

カウンセラーを探す

メールマガジン

カウンセラーインタビュー集

カウンセラー登録

訪問販売法による表記

リンク集・相互リンク

お問い合わせ

■カウンセラーを探す
あなたの悩みを解消するカウンセラーを紹介します。

カウンセラー検索




さぱりメントへのリンク、バナーの使用はご自由にどうぞ




あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
 ・カウンセリングって、どうやって受けるの?
 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- 池川 明 先生 胎内記憶研究 -

   「子どもは、自分でお父さんお母さんを選んで生まれてくる」

2011年 06月 18日


今回のインタビューは、日本で初めて「胎内記憶」の研究発表をされた
医学博士・産婦人科医の池川明先生です。

「胎内記憶」を通して、育児放棄、産後うつを減らしたい。
親子の関係、人生の見方に変化をもたらすお話をユーモアと笑顔で
全国各地で伝え続けていらっしゃいます。

家族の絆、人と人との繋がりが見直されている今、
「胎内記憶」を通じて豊かな子育てを学ぶことができます。

胎内記憶の研究に、意欲的に取り組んでこられた池川明先生に
「胎内記憶」を知って生きることの素晴らしさ、
子ども達からのメッセージ、そして今後の展望についてお話を伺いました。


妊娠中の関わり方で、その後の育児が変わってくる

インタビュー写真




「先生が胎内記憶の研究をされるきっかけは、何かおありだったのですか?」

一番最初にきっかけになったのは、ロータリークラブ。テーブルスピーチがあって、そこに招かれていたのが、私と同い年のフリースクールを一生懸命やっている人だったんですよ。

その方に「産科が良くならないと、教育が良くならない」って言われて、「教育と産科って何か関係あるのか?」って、やたらその言葉が残ったんですよ。

そのほぼ同時期に、飯田史彦さんの著書『生きがいの創造』に出会ったんです。それを読んでみると、最初から空を飛んでお母さんを選んだっていう話が出てくるんですよ。そんな事知らないから、面白い事言う子がいるなって素通りしていたんですよ。

読んでいく内にヒットしたのが、白血病で亡くなった子が、お墓でお母さんがいつも泣いていたのを後ろから見てて、「悲しまないで。僕は自分の寿命を全うしたから。お母さんもっと笑顔になってほしいな」って言っているところで。

お産で怖いのが死産なんですよ。それを読んで、「赤ちゃんって死んでも生きてるの?」みたいな。私にとっては救いだったんですね。「だとしたら、お産って何をしたらいいんだろう?」っていう風に変わってきたんです。

飯田先生の本が本当かなと思って、いろいろな本を読んでいる内に、チェンバレン博士の本に出会ったんです。『誕生を記憶する子どもたち』という本で、それには退行催眠の事もありますが、医学的な話が書いてあるんです。

赤ちゃんにどういう感覚があるっていうのは習ってないんです。実は、赤ちゃんが3cm位の時に皮膚の感覚が芽生えてきて、赤ちゃんって皮膚で音を感じているんですね。妊娠10週から、心臓の音も、外の音も聞いてる。そうしたら妊娠初期から関わった方がいい、と気がついたんです。

その時に「お産が変わらないと教育が良くならない」っていう言葉と結びついたんです。出産そのものじゃなくて、妊娠中の関わり方でその後の育児が変わってくるんです。その結果として、教育現場がどうなるかが決まってくる。

教育現場が荒れているって事は、それまでの家庭が荒れているという事だし、家庭が荒れているという事はお産が良くないという事だし、お産が良くないという事は妊娠中の夫婦関係が良くないという事。これを良くしたら、日本の子どもが良くなるかもしれないって思ったんです。


「子どもを良くしたい?」

それともうひとつは、産後のうつですね。お父さんも立ち会ってるし、本人も幸せって言ってたし、良いお産したはずなのに、1か月後にうつの人が何人かいたんですよ。

それから夫婦仲が良かったのに、出産後に離婚しているっていう人が出てきたんですよ。良いお産をしても、お産のところだけではダメなんだって気がついたんです。

そして「笑う赤ちゃんがいる」ってチェンバレン博士が本に書いているんです。

良いお産かどうかは、赤ちゃんが笑って産まれるか泣いて文句言ってるかで区別できる、と博士は言っています。赤ちゃんの顔を注意して見るようにしたら、確かに文句言っている子もいれば、穏やかな子もいるんですよね。

1999年の11月のお産から、カンガルーケアを始めました。そうしたら、赤ちゃんが泣かないんです。でも赤ちゃんを泣かせないためにやったんじゃないです。

冬だからお母さんから離すと赤ちゃんの身体が冷えちゃうんですよ。カンガルーケアをやると温かいって聞いてたから、やってみたんです。そうしたら、赤ちゃんはほとんど泣かないし、顔を見たら穏やかなんです。

そして1か月健診でその子が来た時、その赤ちゃんは私の目を見て笑ったんですよ。それまで赤ちゃんが笑うって知らなかったんです。でも明らかに私の目を見て笑ったんですよ。

それから赤ちゃんの顔を見るようにしたら、満足いかないで泣いてる子もいれば、すごく満足いってる子もいるんですよ。赤ちゃんの顔を見てる内に、確かにチェンバレン博士が言ってるのは正しいなと思いました。

本当に穏やかな顔をしてる子もいて、お母さんの妊娠中のケアが違うっていうのがだんだん見えて来たのです。意識的に関わっていけば、そういう子が増えるかなって思ったんですね。


「どんな風になさったのですか?」

最初は形からです。カンガルーケアやったり、立ち会い出産をやったりしました。でも、それでは充分じゃないんですよ。

赤ちゃんが大好きなお父さんがいて、「産まれたら僕が抱っこする」って言ってたんですよ。ところがお父さんが抱っこすると泣くんですよ。お父さん、しょげちゃってね。立ち会い出産したら、お父さんを好きな子が産まれると思ったんですがそうでもない。

そうしたら1か月位後かな、お父さんが抱っこしたら、すごく笑う子がいたんですよ。「笑う子もいるんだな。何が違うんだろう」と。立ち会い出産じゃないなと。

前のお父さんは赤ちゃん好きなんですが、帰りが遅くて、お腹に話しかけていなかった。2番目のお父さんはずっと妊娠中に話しかけていたんですよ。なるほど、話しかけかもしれないと思って、「話しかけてね」と言うようにしたんです。


「お腹の赤ちゃんに話しかけるのですね?」

そうしたら、話しかけられない人がいたんですよ。お母さんもそうなんですよ。「どうやって話したらいいんでしょう?」って聞く人もいるんです。

最初に聞かれた時、どう答えていいかわからなくてね。「お腹に手当てて、挨拶くらいしてみたら?」って言ったんですけれど。そのうちに、胎内記憶があるっていうのを思い出して、これを使ったら、赤ちゃんに話しかけてくれるかもしれないって思ったんですね。

お腹の中でお父さんの歌声が聞こえて、嬉しかったって言う子がいたので、「お父さんが話をすると、声が聞こえるからきっと喜ぶと思うよ」って言ったら、やってくれる人がいたんですよ。やった人は確かに赤ちゃん喜ぶんですよね。

「嫌われたら困る」って言うお父さん多いんですよ。大体の人が、話しかけを一生懸命やってくれるようになったんです。そうしたら、今は泣く子はあまりいないです。ほとんど抱っこされてお父さんの顔見て笑う。そういう風に変わってきたんですよ。

立ち会い出産すればいいとか、カンガルーケアすればいいとか、形じゃないんです。妊娠中から気持ちを赤ちゃんにどれだけ向けるかで決まるという事です。


「赤ちゃんはお腹の中から、外を見ているのですか?」

はい。お母さんが服着ると見えないけどって言う子がいたんですけど、ほとんどの子は関係ないですね。多分、目で見てるんじゃなくて、魂で見てるんです。第六感じゃないかと思うんですね。


「胎内記憶の聞き取りをされたのは、いつ頃からですか?」

2000年頃からですね。チェンバレン博士の本に胎内記憶があるって出てきたので、しばらく後に、スタッフに「赤ちゃんに記憶があるらしいよ」って言ったら、「ありますよ」って平気で言われて。

「甥が、お腹の中で気持ち良かった。もっと寝てたかったって言う」という話を聞いていたら、年配の看護助手さんが「うちの孫が小学校1年の時に作文書いて、変な作文なんでうちの娘が学校に呼ばれた」って言うんですよ。

その作文をコピーしてもらったんですけど、それが、「僕は変な事が頭の中にあります」から始まるんです。「僕がお腹の中にいたら、包丁が刺さってきて、白い服を着たメガネの人に足を掴まれて、引きずり出された」って書いてあるんですね。

「それで、産まれて泣いてたら、口にゴムを通されて苦しかったので、泣いてました。それをお母さんに言ったら、夢でしょうって言われました。僕は違うと思います」と。一番最初に出会った胎内記憶がその作文だったんです。

これすごいなって思って。帝王切開ですよね。普通、帝王切開って頭から出るんですよ。何でこの子は足からって言ったんだろうと思って、看護助手さんに「お嬢さん、何で帝王切開になったの?」って聞いたら、「逆子だった」って言うんですよ。

逆子は足から出るんですよ。「お嬢さん逆子は足から出るって知ってたの?」って聞いたら、「聞いた事ない。私も知らなかった」って言う訳ですよ。「何で子どもは知ってたんだろう」って話になって、それでこの子は記憶があるんだなと思ったんですね。


「その後はどのように?」

それから子ども連れのお母さんに聞いていったんですよ。「こんな話あるけど、知ってる?」って。そうしたら胎内記憶のある子が結構いたんです。「うちの子は変な子で、お腹の中にいた時はこうだったって言う」と言い始めたんですよ。

最初聞いてた頃のお母さんは大体「変な子だった」とか「ない話だと思うけど」とか前置きをつけて言うんですよ。何人か出てきたから、あるなと思って、どんな事を言うのかに興味があったのでアンケートを取ろうと思ったんですよ。

対象がうちに来る患者さんだけだから、まとめてどこかで調べたいなと思って。助産院で協力するっていう所があったので、チラシを配って79件回収出来たんです。79件集まった時に、半分の子が記憶があるって出たんですね。

その時に「半分の子に記憶があるって絶対おかしい。そうか、アンケート返してくれない人もいるよね。興味がある人の中で、半分の子が記憶があるんだ」って思ったんですよ。

そうしたら、記憶の内容もさることながら、どれくらいの率で記憶があるか知りたいじゃないですか。でもとりあえず、その79件で学会に発表したんです。それを朝日新聞が載せてくれたんです。

そのご縁で朝日厚生事業団の、諏訪市で行う保育大学の講師をしたんです。保育大学は市をあげて町おこしの一環で戦後50年以上もずっとやっていたんですね。そこに来る人は保育園の保母さんが多くて、一番参加人数が多かった保育園の園長先生に調査協力の電話をしたんです。

そうしたら、諏訪市が許可しないと無理ですと言われて、担当課にダメ元で電話したんです。「保育大学で講師を務めさせてもらって、こういう講演をしたんですけれど、その関係でちょっと調査させてもらえませんか?」って聞いたら、なんとOKが出たんですよ。

諏訪市にとっては大事な事業の講師だったという事で、OKだったのではないかと思います。ラッキーですよね。保育園が17あって、全部で調査出来たんです。


「調査の結果はいかがでしたか?」

全部で1600件くらいのアンケートを発送して800件くらい回答が返ってきたんですよ。そこで30%胎内記憶があるって出たんです。そして、何でこの記憶の存在を私達が知らなかったのか、理由がわかったんです。自分からしゃべった子は1%なんですよ。

100人子どもがいると30人が胎内記憶がある。しかし、自分からしゃべる子どもはたった一人。つまり、聞かないと言わないんです。

という事は100人に1人の子が、世間で言う「おかしな事」を言う訳ですよ。親は当然否定しますよね。そういう記憶だったんです。だから、目の前にあったけれど気がつかなかっただけなんです。

それを発表して、もう一回調べたいなと思ったんです。すると塩尻市の市長さんを知ってる人がいて、市長さんを通してOKが出たんです。保育園が19あって、やはり諏訪市と同じく3割に記憶があったんです。

これは日本中どこで調べても、かなり記憶があるなと思って、論文にして学会でも発表したんです。そうしたらテレビ局も興味を持ってくれて、取材に来たんです。そして取材協力してもいいよっていう人がいて、子どもが目の前で記憶をしゃべってくれたんですね。

それで番組が出来て、結構多くの人が見て、NHKのラジオに出たりもしました。本も2003年に出すことができて、本は今、10冊くらい・・・という流れです。

何だか幸運が重なってる感じですね。朝日新聞に出なければ、厚生事業団に呼ばれないし、調査そのもの出来なかったんですよ。やるべく準備されたかのように歯車が回っていったんですね。


インタビュー写真




子どもは、自分でお父さんお母さんを選んで生まれてくる


「胎内記憶の典型的なパターンはどのようなものですか?」

一番多いのは「お腹の中で暗くて泳いでて気持ち良かった」「ばしゃばしゃしてた」っていうのが典型的ですね。「お腹の中は気持ち良い」って感じですね。

色も出てきます。赤だとか黒だとか紫色だったとかいろんな色を言いますけどね。暗かったっていう子もいれば、明るかったっていう子もいます。おへそから外を見てたっていう話もかなり多いですよ。音を聞いてた話もかなり出ますね。

そういう話をまとめてみると、お腹の中の赤ちゃんっていうのは、いろいろ感覚があって、外の音も聞こえているし、外も見えてるし、大きくなっていくんだっていうのも見えています。

その次が、産まれる時の誕生の記憶ですね。「産まれる時にこんな人がいた」「苦しかった」っていう記憶が多いんですけど、「ワクワクして来た」「白い服を着た人がいた」「男の先生だった」そういう形で覚えている子も多かったですね。

まあ、胎内記憶は3割で、生まれる時の誕生の記憶は2割の子がだいたい持っています。そして、最近気がついたのが中間世の記憶で「お父さんお母さんを選んできた」って言う子が2割います。その典型的な内容が「お父さんお母さんを自分が選んで生まれてきた」っていう記憶です。

どういう風に選んだか、どういう風に降りてきたか、お腹に入るのがいつだとか、バリエーションがいっぱいありますけれど、基本的には「自分で選んできた」これは共通してますね。


「胎内記憶を知ることで、どんな良さが得られますか?」

胎内記憶の話を全然知らなかった人に聞いたところでは、妊娠中の方が知ると、すごく親子関係、母子関係が良くなるんです。

ひとつは虐待するお母さんを減らしたいという想いがあった訳です。親子関係が妊娠中から良ければ、虐待が減ると思ったんですね。それで胎内記憶の話を意識的にしてたんですけれど、やはり、胎内記憶を知ると妊娠中のお母さんの笑顔が増えますよね。幸せになる。

お父さんにもそういう話をすると、半信半疑の人もいますけれど、自分達の子どもはよく育てたいと思うご両親が多いんですよ。「普段はやらないんだけど、妊娠中ならやっちゃう」っていうお父さんが多いですね。

だから「こうするといいですよ」っていう話をすると「とりあえずやっとこうか」という方が多いと思いますね。その結果、お父さんを見ると笑う子が生まれてくるから、育児が楽しいっていう風になっていく。知ると知らないとでは、子どもへの関わりが全然違うと思いますね。


「お子さんは、その記憶に対してどんな捉え方をしているのですか?」

大きくなっても記憶のある人達は、あまり持っていたくない記憶のようです。むしろ辛い嫌な記憶の人が多いかな。親にも否定されて、友達にも嘘つき呼ばわりされて、何にも良いことなかったって言ってます。だから普通、人には言わないようです。

だけど、胎内記憶というのは、親や大人から見ると特別な記憶なんだけれど、子ども達から見ると、当たり前の記憶なんですよ。「何歳の時のお誕生日会で、こんな物を食べたよね」というのは覚えていますよね。子ども達にとってはそういう記憶なんです。

嬉しかったこととか、ちょっとスペシャルなことを覚えてるんですよ。子どもにとっては親子関係を確認する作業らしいんですよ。お母さんに「幸せだったよ。お母さんもそうでしょう?」っていう確認作業。だからお母さんがそれを「そうだよね!」って受け入れるだけでOKなんです。


「流産や死産も、子どもさんが決めているとか?」

子どもに聞くとみんなそう言いますね。「流産する子とかいるけど、それはお母さんが決めるの? 神様? それとも子ども達?」って子ども達に聞いたんですね。答えてくれる人はみんな「子ども達」と例外なく言います。

いつ生まれるのかも子ども達が決めるって言います。障害を持つ子もそうです。子ども達がみんな自分で選んで来ているらしいのです。


「自分で選んでいる。それは、何のために?」

目的はいろいろですね。流産する子の場合は、両親が幸せになるためですね、離婚寸前だった方に子どもができて、流産する。そうすると「旦那さんが優しかった」って。

結婚後、違うと思ってたけれど、ずっと優しかったことを思い出したんです。本当は優しかったんだけれど、それを見てない自分がいて「それにこの子が気づかせてくれた」って言ったママがいたんですよ。そういうことがあるんです。

そういう風に良いメッセージを受け取る人もいるかと思えば、逆にもっと悪くなる人もいるんですね。それを決めるのは受け取ったお母さんの側なんですよ。赤ちゃんとしては命を賭けて、どうするのかの選択を迫る訳ですよね。

生きて産まれて、お母さんにちょっとずつ嫌なことをやりながら成長させるっていうのが普通の子どもの戦略なんですけれど、「このままじゃだめだ」と思った時に、「このお母さんはこのレベルじゃだめだから、一気に成長させてやるか」って、命を賭けるんです。

賭けだから、成功するか失敗するかはそのお母さん次第なんです。失敗する人が多いんですよ。でも、それが失敗した時に、その子が「だめじゃない!」と言う訳ではなくて「また、他のお母さん探してやるから」と言うんです。

子ども達としては親を成長させるというミッションがあって、成功するまでやるらしいんです。だから、失敗してもいいんですって。それよりも、お母さんのお腹に来るってすごく楽しい事らしいんです。もう、テーマパークに来ちゃった状態ですよ。


「テーマパークですか?」

テーマパークに来た時に、朝から晩までいる子もいれば、午前中で帰る子もいる。でもその子は満足なんですよ。お母さんによっては「せっかく来たのに、もっと乗っていこう」って言うけど、子どもは満足して「好きな乗り物に乗ったからもういいや」って帰る子もいる訳ですよ。

お母さん達は自分が楽しみたいからもっといたいけれど、子どもはもう満足。帰った時に文句言うかって言うと、言わないですよ。「今日楽しかったよねー!」っていつまででも言ってます。

流産した時に、子どもは「お母さんのところに来て嬉しかったよ」って言ってるのに、「そんなことない。こんなに早く帰っちゃって悲しい」って言ってるのは親なんですよ。子どもじゃないんです。親が悲しいだけ。

子どもは流産して「悲しい」とは言わないです。むしろ「お母さん、ありがとう」って感謝してます。堕ろしちゃえとか言ってるお父さんにも「ありがとう」って言うんですよ。お父さんも一緒に招いてくれないと、お腹の中に来れないからなんですって。

顕在意識と潜在意識は違っていて、潜在意識で赤ちゃんに来ていいよと許可しないと、来れないらしいんです。だから来た時にお父さんお母さん両方に感謝します。そして「招いてくれてありがとう」って喜んで帰っていくらしいんですよ。

かなり、皆さんの常識と違うでしょう? あまりにも違うことばかりじゃないですか。だから私はこの胎内記憶って、みんなの思っていることと本当のことは違うんだよって、子ども達が教えてくれているんだなって思います。


「子ども達からのメッセージですか?」

流産する子は「お母さん幸せになってね」って自分から流産していく訳ですよ。だから赤ちゃんはその後でお母さんもハッピーにならなかったら、ちょっと悲しいよねって、そういう事なんです。

だから胎内記憶は「お母さん、いい加減でハッピーになってよ」って、子どもからのメッセージの事も多いと思いますよ。

死産した子の死に顔を見ると、これはみんな穏やかなんですよ。「いい顔だ」ってみんな言うんですよ。そうしたら、それは本当に子どもがいい死に方したって事なんじゃないかなと私は思います。

流産した子は顔は見れなくて、袋で出てくるんです。そうしたらその袋を見て「輝いて見えた」っていう人もいるんですよね。そういう意識で見ると、そういう風に見えるんですね。だけど、悲しい心の目で見ると悲しい子になっちゃう。

ほとんどお母さんの主観なんですよ。本当は喜んでる子を、わざわざ自分で「悲しそうだ」って思わなくていいじゃないかって思います。お母さんが決めることだから、それでもいいのかも知れませんけど。

だけど「この子がいたから、頑張って生きていけるの」「この人に恥じないような生き方をしよう」って思う人生の方が、良いような気はするんです。お母さんの思い込みで、赤ちゃんが悲しくないのに悲しいと思い込まないでねって思いますよ。

向こうから見たらこの世って楽しいみたいですよ。来たい子はいっぱいいるので、その中から勝ち抜いてお母さんのお腹の中に来ているんです。だからもう、お腹の中に来れただけでハッピー。流産だってOKですよ。だって来たことに意味があるんだから。


「障害や難病をお持ちのお子さんも、自分で決めているのですか?」

子ども達は「自分で病気を選ぶ」って言います。「病気になって、それ辛いよね」って聞いたら「だって病気治すの面白いでしょう?」って言うんですよ。どうやら障害は自分で作って来てるらしいんですよ。

障害を持つとかなり厳しい人生が待ってますよね。だからきっと、障害を持った子の魂のレベルは高くて、普通の人生では成長できない子だなと思ったので、障害を持ってる子のお母さん何人かに、そのように聞いたんですよ。

「私は、障害を持つ子の魂はすごくレベルが高くて、すごく優しい子だったりするんだと思うんだけど、お母さん方は自分のお子さんを見てどう思いますか?」って聞いたら、否定した人はいなかったですよ。みんなそのとおりだって言いました。

お母さん方は分かってるんですよね。本当に子ども達はそれを期待して、お母さんを選んでいます。普通のお母さんじゃダメなんですよ。障害を持った子を育てられるくらい魂のレベルが高い人じゃないと、来れないんです。選べないんですよ。

だから、そういう人にそういう子が生まれますよっていう事をお伝えはするんです。多分そんなに間違ってないと思うんですよね。全員がそうだとは言いませんけれど、子ども達はかなり意識的に、そういう大丈夫なお母さんを選んでますよね。


「大丈夫なお母さんを選んでいる?」

そう考えると全然見え方が違うでしょう? 障害を持ってる子のお母さんは、傷ついて「私がこんなことしたからこんな子が生まれた」とか思ってるけど、違うんですよ。

障害を持った子を育てられる親だから、あえて選んで、そのお母さんにちょうど見合うような障害を持って生まれてくる。

人生も決めてくるから、例えば障害を持って3歳で亡くなるというようなことを決めてくるんですよ。でもそれで、子ども自身も学ぶことを学んで、お母さんに伝えたいことを伝えるんです。


「胎内記憶の研究から何を感じられましたか?」

子の人生だけども、良い悪いじゃなくて、それぞれ学べる事があるんですよ。学ぶのが人生だとすると「悪い人生ってないよね」「みんなそれぞれ良い人生だよね」っていうことです。だから肯定してあげた方がいいよねってことですよね。

良い悪いを自分で決めて、「何で私は幸せになれないの?」なんて思ってるけれど、そう思えること自体がもう幸せなんですよ。生まれて来られるだけですごい競争を勝ち抜いて来てますから。少なくとも、生まれるってことは超エリートなんですね。

だから、「ネガティブな気持ちを持つんだったら、他に生まれたい子、いっぱいいたんだよ。代わってあげれば良かったじゃない。その子を差し置いて自分が来たんだから、その子の分まで生きなきゃいけないんじゃないの」って思うんですよね。

胎内記憶でそこまで導かれるのに10年かかった訳ですよ。最初からこんな話にはなってないんですよ。だけどいろいろな話を集めてくると、自分が生まれたくて来てて、他の子を差し置いて勝ち抜いて来たんだから、もう来ただけで勝者だということに気がついたんです。

その中で勝ち負けなんて決める必要は全くなくて、何のために生まれてきたか、何のためにこの親を選んできたかを思い出して、自分の役目を果たそうよねっていう事なんです。だからその役目を果たそうとしてる人を応援するのが、私達のそれぞれの役目でしょうね。

そして自分も他の人に応援されて、自分の目的を果たす。みんなそれぞれ助け合って生きてるんじゃないですかってことなんです。何で胎内記憶でそこまで言えるのかって話なんですけれど、一応、順序立てていくとそういう話になるんです。

いろいろな子ども達の記憶を整理していくと、そういう世界が見えてくるっていうことですね。


「子どもさんが病弱で、健康に産めなかったとご自分を責めていらっしゃるお母様もいらっしゃると思います。そういう方へ先生から伝えたい言葉はありますか?」

そうですね。責めることは悪いことではなくて、一部は当たっているかもしれないけれど、子どもが病気がちな人生を選ぶ。子どもにとってこのご両親は一番最適だっていうことで選ぶんですね。

それは、子どものプレゼントだから、やっぱりそのプレゼントはしっかり受け止めた方がいいんじゃないってお伝えしたいですね。もらったプレゼントがイヤだって言ってるようなものですよね。

しかも、そのプレゼントは、その人生をこなせる人でないと来ないんですよ。その子どもさんが、親御さんにプレゼントしたのは、それに見合う親御さんだからだっていうことだと思います。レベルの高いプレゼントということになるでしょうか。


「レベルの高いプレゼントですか?」

悲しくて、自分を責めるっていう気持ちもあっていいのかもしれませんけどね。だけど、過度に責めたらそれは違うよねっていうことですよね。

せっかく子どもがプレゼントを持ってきてくれたのに、自分を責めるっていうのは、子どもに対して不平不満を言っているのと一緒だから、それは子どもにとっては辛いですね。子どもはお母さんの幸せを願ってくるのだから。

子どもは障害を持って産まれてきて、「このお父さん、お母さんで嬉しい〜」なんだけれど、お母さんは「この子を産んで辛い。私が良くなかったのね」って。違うでしょう?

お子さんは、お父さんお母さんに、「産んでくれてありがとう」って言うことはあっても、お母さんは責めることはないんですよ。だからそういう風に意識を変えてほしいなっていうことです。


「今、子育てで悩んでいらっしゃる方に、先生からメッセージはありますか?」

沢山悩んでください。悩むこと自体は悪いことじゃない。こうしたいっていう目標があるから悩む訳ですよ。どうでもいいことは悩まないですよね。もしくは、それを全部受け入れれば、魂のレベルでは悩まないんですよ。

でも最初は、目指す魂のレベルからみると高くはないから、思い通りにいかないと悩む訳です。悪いことじゃないんです。良いイメージがあって、そうありたい、でもそうじゃないってことがあるから悩む訳ですね。

だけど、悩めるって結構ありがたいんですよ。本当に辛い人って悩めないんです。生きる死ぬっていう状況で、明日食べる物もないっていう時は、悩めないんです。幸せってそういうもんなんですよ。幸せいっぱいな人は、目の前にある幸せに気がつかない。


「先生が今のお仕事をなさる上で、大事になさっていることは何でしょうか?」

今はね、目標としては小さいんですけれど、育児放棄とか、産後うつになる人を本当に減らしたい。ゼロにできればゼロにしたいっていうのが今の願いですかね。

そのためには、子どもを尊重するっていうこと。いろいろとあるんですけれども、産婦人科としてはそれですかね。


「今後の夢や展望は?」

展望は大きいですよ。世界平和ですから。どこに行ってもみんながニコニコしている日本にしたい。日本だけじゃなくて、世界中がそうなればいいけど、世界はちょっと難しいかな?

相手を尊重して、自分も尊重されて、それでもみんなでニコニコしながら話しをする社会になってほしいなっていうのが願いですね。

まあ、その種まきかな? 種まきをして芽が出るところまでは見られないかもしれないけれど、種をまく人は増やしたいなと思います。生きている間は無理かもしれませんが、努力はしようと思います。


「先生のミッションというのは?」

ミッションは、赤ちゃんの気持ちを聞くかな? 産科医になったのは、多分それだと思うんですよね。そうじゃなかったら、産科医になってなかったと思うんですよ。

本当に、親を選んだのも、産科医になったっていうのも、今考えるとその通りになっていっているんですよ。それは、胎内記憶に気がつけってことだったのかなって思うんですよね。

だから、胎内記憶を世の中の人に知ってもらうのが、もしかしたらミッションで、日本が笑顔になるための本当に基本的な部分をやりなさいって言われているような気がします。そのためには、もうちょっと頑張ろうかなと思います。




<編集後記>

「胎内記憶」という、科学では証明されない世界を語る産婦人科医の
池川明先生。

「産科医の親を選んだのも、産科医になっていったというのも、
胎内記憶に気がつけってことだったのかな」と、ご自身のミッションを
笑顔で語ってくださいました。

相手を尊重して、自分も尊重されて、みんながニコニコ笑顔の社会を目指して、
これからも全国に「胎内記憶」という笑顔の種を蒔いていかれることでしょう。

科学という枠に捕らわれないお医者様が、これからの日本を変えていくのでは
ないでしょうか。

そんな予感をさせてくれた、池川明先生のお話でした。(S)



次回号「サイコシンセシスで、トランスパーソナルセルフにつながる」→

←前回号「アサーティブネスを身につけることで、自信を持って生きられる」


インタビューTOP(目次)

-ご案内- 池川 明 先生 胎内記憶研究


池川 明(いけがわ あきら)  池川クリニック院長 医学博士
                    胎内記憶研究の第一人者

胎内記憶の研究の第一人者として知られ、母と子の立場に立った
お産と医療をめざしている。
著書『子どもは親を選んで生まれてくる』(日本教文社)は
日本文芸アカデミー賞ゴールド賞を受賞。
1954年東京都生まれ。帝京大学医学部大学院卒。医学博士。
上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、1989年横浜市に産婦人科の池川クリニックを開設。
年間約100件の出産を扱い現在に至る。2001年9月、全国の保険医で構成する保団連医療研究集会で『胎内記憶』について発表し、それが新聞で紹介され話題となる。


<池川明先生のHP>
【池川クリニック】


<池川明先生の著書>

cover
子どもは親を選んで生まれてくる



cover
ママのおなかをえらんできたよ。



cover
ママ、生まれる前から大好きだよ!―胎内記憶といのちの不思議



cover
胎内記憶―命の起源にトラウマが潜んでいる







インタビュアー:鈴木明美(すずきあけみ)
鈴木明美
セラピールームChildren主催、NPO Oasis 代表
いろんな環境に自分を合わせて生きてきて、自分がなんだか分からない。
そんな、うつ病や心の悩みを抱えた方のお手伝いをしています。

心理カウンセラー、NLPセラピスト(ゲシュタルト、エリクソン催眠療法、家
族療法)、交流分析士1級、トランスパーソナル学会会員、レイキヒーラー
HP:江戸川区西葛西、セラピールームChildren
ブログ:セラピールームChildren

インタビュアー:村上友望(むらかみともみ)
村上友望
今は普通のOLをしながら、セラピストとして活躍できるよう勉強中です。
出会った方々の幸せな笑顔をサポート出来たらと思っています。

ヨーガセラピスト ソース公認ベーシックトレーナー
パステル和アートインストラクター ジュニア野菜ソムリエ
アロマテラピーアドバイザー キャンドルアーティスト
ブログ:http://ameblo.jp/ohisamakokoro/


インタビュアー:川崎綾子(かわさきあやこ)
川崎綾子
ゲシュタルト・再決断@府中「座★すわろう会」で活動中。グループの中で
お互いにサポートを得ながら、自分らしく癒されるセラピーをしています。
ペンギン好き。趣味はバレエです。

GNJゲシュタルト療法トレーニングコース修了
日本ゲシュタルト療法学会会員
NPO再決断カウンセリングジャパン会員
矢野惣一問題解決セラピスト養成講座(上級)修了
レイキティーチャー

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント



運営管理:ラポール☆脇坂奈央子





毎朝1分★天才のヒント



天才のヒント

Copyright (C) 2004 Japan Net Counseling Federation. All Rights Reserved.