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あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
 ・カウンセリングって、どうやって受けるの?
 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- 平松 園枝 先生 サイコシンセシス研究会 -

   「サイコシンセシスで、トランスパーソナルセルフにつながる」

2011年 07月 23日


今回のインタビューは、「サイコシンセシス」研究・実践の
第一人者としてご活躍の内科専門医、平松園枝先生です。

平松先生は、サイコシンセシス研究会代表のほか、
ウィルプロジェクトジャパンとWYSEジャパンの代表も務められています。

「愛と魂と意志を持った心理学」として知られる「サイコシンセシス」。

セミナーなどで、「サイコシンセシス」の普及・実践活動に、
長きにわたって意欲的に取り組んでこられた平松園枝先生に
「サイコシンセシス」の魅力やその可能性、
今の時代に求められるもの、今後の展望などについてお話を伺いました。


サブパーソナリティ・ワークで優しくなれる

インタビュー写真




「サイコシンセシスに出会った時、どんな風に感じられましたか?」

「やっと出会った!!」と感じましたね。心理療法での気づきや多彩な理論や技法の統合への求めに応えてくれて、ずっと探していたもの、あらゆる対極を高次元で統合していけるすごい地図だと思いました。

小さい時からの、人間はそもそもどういう存在か、人は何故争うのか、宗教で伝えようとしている普遍的真理は何かなどの問いは、サイコシンセシスに出会って、全部解けた感じがしました。

自分自身のことでも、それまで迷い、模索する中で、内的にも現実にもさまよいつつ、偶然にも導かれて医者になった私ですが、全てが必然のことだったと思うようになりました。また、社会や世界の問題も、サイコシンセシスの視点から見るとよく見えるようになりました。

自分自身が、個人として、医師として、社会の一員として、生きる上でもガイドを得た感じでした。


「サイコシンセシスの特徴を教えていただけますか?」

サイコシンセシスの特徴として、独自の仮説としてのホリスティックな人間観、世界観がまずあります。

一般の心理学や教育で扱うパーソナリティレベルに加えて、フロイトが対象とした無意識のみでなく、宗教の扱う真の自己、スピリチュアリティや、他者、世界とのつながりに関係する無意識も含めて全体(ホール)として包括的に人間を捉えたんです。

これは、欧米では、ホリスティックな人間観といわれ、ホリスティック医学・教育・ヘルスなどのベースになってきました。

そして、この人間観に基づいて、癒しから、自立、成長、他者や世界につながる真の自己の自己実現へという動的な方向性を示したことも特徴です。問題解決はゴールではなく、その先に導くのです。

更に、「自己実現へのプロセス」を、自分の内界への気づき、意志を発揮して統合していく「分析から統合へ」の繰り返しによる実践として示したことも特徴です。「意志」と「統合」という重要な概念に関する捉え方と実践のアプローチは、サイコシンセシス独自のもので、大きな特徴です。

このプロセスは、状況によって、心の専門家やコーチなどが支援できますが、ある程度、パーソナルセルフが強化されたら、自分一人で、進んだり戻ったりしながら、セルフサイコシンセシスとして、一生実践していけるものです。

本やワークショップで実習を通して理解できれば、全段階を自分でやることもできます。セルフサイコシンセシスと呼ばれ、サイコシンセシスの特徴ですが、これは、個人として、専門家として、社会人、地球市民として、職業や立場を超えて、誰にとってもとても意義があると私は実感しています。

このプロセスの原理を、個人のプロセスから始めて、二者関係から、多様な集団に応用して、最終的には人類としての自己実現を目指していくという大きなヴィジョンがあることも特徴です。


「シンセシスとは、どういう意味なのですか?」

「シンセシス」は統合という意味ですが、対極や、多様性のそれぞれを尊重して、高次元で統合していくという真の統合です。「統合」はサイコシンセシスの大きな特徴の一つです。

「サイコシンセシス=精神統合」は、「サイコアナリシス=精神分析」に対比して名付けたものです。サイコシンセシスという言葉は、アサジオリが開発した心理学を指すとともに、この「気づきから統合へ」のプロセスのことも指します。

サイコシンセシスは、イタリアの精神科医ロベルト・アサジオリが開発し、1910年に精神分析学会で発表したものです。彼自身は恵まれて育ち、人間は本来素晴らしいものだと体験的に感じていたと思われます。

でも文明、科学が発達した当時の社会、人類のあり方を見て、「人類が自らの業績により自らを滅ぼす危機を回避するにはどうしたらよいか?」「もっと、人間本来の素晴らしさを発揮するような、『人間のあり方』が個人としても人類としてもあるんじゃないか?」と考え、人間を探究するために医学部に行ったという順序なんですね。そこが、他の心理療法の開発者達の多くと違うと思うんです。

彼は精神科に進んで精神分析に出会い、無意識とエネルギーの重要性に気づき、この視点を、闇の部分だけでなく、真の自己に関連する分野にも広げて、文明への疑問、自分の問いに応えるものとして、サイコシンセシスを開発したということなんです。

つまり、人類の危機を回避するため、更に人類本来の最高のあり方を実現するような人間のあり方を引き出すために、心理学、精神医学の知恵を活かしたということなんです。


インタビュー写真




サイコシンセシスで、トランスパーソナルセルフにつながる


「サブパーソナリティについて、教えていただけますか?」

サブパーソナリティというのは、直訳すれば準人格ですけれど、「いろいろな自分」と私は言っています。(『好きな自分、嫌いな自分、本当の自分―自分の中に答えがみつかる方法』参照)

ワークショップで「好きな自分」と「その逆の自分」という演習をすると、誰の中にも必ず逆があるんですよね。頑張る自分が好きという人にも、時により怠ける自分もあるのが普通です。

医者であったり母親であったり妻であったり娘であったり日本の市民であったり、というように、立場・役割からも色々な自分があります。

特定の状況では、意識しないでも、姿勢や声、言葉遣い、「こうしなければ」という信条や思考パターン、感情などもセットになって出てきて、それがあたかも1つの人格に思えるので、それをサブパーソナリティと呼ぶわけです。

また、「私は先生です」とか「私はカウンセラーです」と言うたびに同一化して、「私=先生」「私=カウンセラー」と、無意識に自分のアイデンティティになってしまうというわけです。

勿論、役割を果たしている状況では必要ですが、役を離れても、そのまま「私=先生」という方もいると思います。昔は24時間会社人間、企業戦士と同一化して頑張って生きて燃え尽きたり、病気になる人もたくさんいました。

また、目立つサブパーソナリティをイコールその人と捉え、「あの人はこういう人だ」と決めつけたり、自分のサブパーソナリティで反応するために人間関係がうまくいかなかったりすることも、自分の中のいろいろな自分が葛藤して苦しくなることもあります。

アイデンティティの捉え方を、サブパーソナリティレベル、パーソナルセルフ、真の自己(トランスパーソナルセルフ)と三つのレベルで捉えてみると、分かってくることも多いのではないかと思います。


「アイデンティティを3つのレベルで捉えているのですね?」

普段は気づかなくても、忘れても、自分の本質トランスパーソナルセルフは、根源の分身であり、他者とも一つのものでつながる存在です。そう感じられると、自分や他者、世界の見え方も、姿勢、態度も、それぞれのレベルでは違ってきます。

アサジオリは、「ほとんどの人は、自分、他者、世界に対する態度がサブパーソナリティレベルのもの」「自分をサブパーソナリティと同一化している」これが社会の問題だと言っています。

人間とは、自分とは何か、などの問いを持たず、ホリスティックな人間観、無意識への気づきがない為に、アイデンティティをサブパーソナリティのレベルで錯覚して、あるいは、無意識にサブパーソナリティに同一化する、などの問題があると思います。

サイコシンセシスで重要な「意志」も、「サブパーソナリティの意志」を自分の意志と誤解するために混乱が起きていると思います。自分の意志、自分が好きなこと、やりたいことといっても、本当は特定のサブパーソナリティの意志や好きなこと、ということも多いと思うんです。

サブパーソナリティという視点から捉えると、いろいろな問題とその解決方向も見えてくると思います。よく使われるようになった「自己実現」という概念も、「自己」「自分」をどう捉えるかが、人によって違う。

サイコシンセシスでは、「自己実現」とは、真の自己の自己実現であり、パーソナルセルフが、自分の外界にも、内界に広く、深く気づき、他者とも世界、根源とつながる真の自己に同一化した上で、いろいろな自分を統合していく方向での自己実現を目指しているのです。

一方、実際の葛藤や、低い自己イメージ、自分を受容できない、自信がない、などの問題や人間関係の問題は、実際にサブパーソナリティの視点やワークで変わることが多いと思います。

誰の中にもいろいろな自分がいることを知ることだけで、更に、そのどれも悪いわけではなく、どのサブパーソナリティにも存在意味があると分かるだけでも楽になります。そして、自分の大切にしている価値を見つける上でも役立つと思っています。

サブパーソナリティワークをすると、多くの人が、「癒された」、「自分にも人にも優しくなる」、などと言われます。自己受容、自己理解ができるようになるんですね。そして、扱いにくかったサブパーソナリティも急に扱いやすくなることもあります。


「『意志』については、いかがでしょうか?」

サイコシンセシスは「愛、魂、意志を取り戻した心理学」と言われますが、「意志は『心理学の孤児』と言われ、それまで心理学では扱われていなかったし、扱われるとしても、無意識に気づいた上でという視点がなかった」、とアサジオリは言っているんですね。

アサジオリは、意志を、深く哲学的に探究した上で、独自の視点から、アイデンティティの動的表現として意志を重視したんです。個人として、社会として、人類としてのサイコシンセシスのプロセスを進める上で非常に重要なものと捉えています。

「人間存在の本質は何か」、「どこに向かっていくのか」、「人生の意味、目的は?」などの実存的問いは、サイコシンセシスの視点からは、「アイデンティティと意志」に関する問いだと言うこともできると私は思っています。

サイコシンセシスでは、真の自己、トランスパーソナルセルフは、「私達は何者か」という真のアイデンティティであり、いわば「being」としての存在の本質を表すものです。

そして、意志は、真の自己の「どこに行くのか」「どう生きるのか」など「doing」として、アイデンティティの動的表現と捉えるんですね。真の自己と意志、アイデンティティと意志は、コインの裏表であるとサイコシンセシスでは捉えるのです。

それぞれが真の自己につながれば、その「自分」「自己」は、深いところの、根源において一つで、互いに同胞ですから、人類にとって最高のあり方に向けて、皆が意志を発揮すれば、個人の自己実現が人類の自己実現につながってくる可能性がある訳です。

気づいた上で、意志を適切に活用すれば、意志は抑圧でなく、自己表現につながる喜びをもたらすことになります。

そのためには、面倒でも、避けたくても、自分自身に気づき、サブパーソナリティや、真の自己とのつながりを阻害するものに気づき、解放し、統合していくサイコシンセシスの心理療法にあたる段階が必要になるということです。

癒し、心理療法などは、真の自己とのつながりを取り戻す、サイコシンセシスのプロセスの第一段階と捉えることもできるのではないでしょうか。

そして、「人類サイコシンセシスは、とても面倒で大変なプロセスだけれど、不可能ではない」とアサジオリは言っているんです。


「人類サイコシンセシスですか?」

今、文明が見直され、個人が、社会が、そして、国として人類としての「意志」が問われています。特に日本では、3.11以後、そういう意識が高まっている。また現実に決断も迫られている。アイデンティティが、意志が問われているとも言えるのではないかと私は思っています。

アサジオリは、このような危機を予測し、「人間のあり方」が問題だと捉える一方で、人類の将来に希望を捨てずに、個人と多様な集団のそれぞれが、「外界ばかりでなく、自分の内界に気づきを増し、内的力、特に意志を喚起、活用することが重要である」と言っています。

そして、真の自己、真のアイデンティティを表現するような意志を発見して発揮していくことこそが、人類の危機を回避するばかりでなく、更に自己実現的なあり方につながると提唱したのです。

今まさに、アサジオリが、人類のために心理学・精神医学の知恵を活かして開発・提供したサイコシンセシスの視点が役立つのではないかと私は捉えています。自然に気づいて、真の自己につながるような意志を発揮し始めている人も多くなってきていると思います。

でも、何かうまく行かない、変わらなくてはと思う時、社会や世界がバラバラ、あるいはどう捉えていいか分からないと感じた時には、サイコシンセシスの人間観や意志の視点は役立つのではないかと私は思っています。

日本人は元々トランスパーソナルの部分は、自然や人とのつながりなど、日常体験している。ただ、個の確立が未熟と言われていますよね。ここでサイコシンセシスの視点を活かして、人を育て、社会システムを考えることは、世界に誇れる日本人、人類の方向性を示せるような国としての自己実現につながるのではないかとさえ思っているんです。


「先生ご自身は、サイコシンセシスで何を得られましたか?」

ホリスティックな人間観とプロセス、技法の体系を得たことで、個人として、医師として、組織人として、社会人として、地球市民として、あらゆるものを自分とのつながりで捉え、できることを探る基盤ができました。前はどこにも所属感が持てなかったのにその逆です。

特に、セルフサイコシンセシスのプロセスにより、スピリチュアリティや世界とのつながりとともに、現実の問題を理解する上で、サブパーソナリティの概念や態度の視点、外界にも内界にも気づいた上で統合の方向に意志を発揮していくパーソナルセルフや意志の捉え方は、人生の選択においても基盤となりました。

これらは医師として、患者さんを、大きな人間観とプロセスの中で捉え、深呼吸など独自の工夫で医療に取り入れることで、患者さんの自分や人生、仕事などの捉え方の変化とともに、「自分、他者、世界への肯定的、主体的態度」を引き出すきっかけにもなったと思います。

病気になって良かったと、その時、あるいは後になって思えるような関わりも、サイコシンセシスを基盤にしたことでできたと思います。

また、医療の中で日本社会の問題を、「日本人のあり方」から捉える上で役立ち、「遅ければ治療、早ければ予防、最も早い予防は教育である」を実感しました。これが、教育関係のその後の活動につながります。経営においても基盤になりました。

更に、宗教や哲学、神智学、宇宙のこと、生命科学、その他、深遠な領域も、サイコシンセシスを通して、身近に、学び易くなりました。

自分もそれらを深めつつ、それらの専門家の中で、互いに学び合い、現実を良くしていく統合の方向を模索するという態度の方達と、国や宗教を超えて出会い、これも人生を豊かにしてくれていると思います。

いろいろ迷いながらの人生も、全て意味があったと捉えています。

サイコシンセシスから得たことは計り知れません。


「悩みを抱えていらっしゃる方にメッセージがありましたらお願いします」

身体的な不安、症状の悩みは、一度受診していただくことを前提としてお話ししますね。悩みの事実から逃げないで現実に直面することは大事だと思います。順調なら気づかないことに気づけるし、いろいろなものや人に出会うことで、成長の機会になると思います。

ただ、悩んでばかりで閉じこもり、「悩み=自分」と同一化すると良くないですよね。悩みから脱同一化して、余裕を持って、自分の事実を観察することは大事です。脱同一化にはいろいろありますが、私は医療の中でやっていた深呼吸が役立つと実感しています。吐く息を大切にした腹式呼吸です。

私自身の、サイコシンセシスと自分独自の気づきから、誘導の言葉ができ、『心の別荘』というCDシリーズの導入部に入れています。特に第2巻は、それに続いて、木立の丘を登り、今の自分を大きな視野の中で見て、メッセージを送るという脱同一化的なイメージもあるので、良いと思います。

深呼吸により大自然、宇宙の一部として、他者ともつながっている自分を感じたり、自分の意志で、呼吸を変えることで、心身も落ち着く、その他の気づきや効果があり、肯定的態度へのきっかけになります。

体を動かす、絵や日記などで思いを安全に表現することでも、脱同一化とともにエネルギーも変わります。自分の中の忘れていた良い感覚に触れるようなものを、私は勧めます。

脱同一化だけでも、悩みを大きな全体の中の自分の一部の事実として見ることができ、余裕ができるし、解決のヒントが見つかるかもしれません。

そういう余裕がないようなら、専門家を訪ねることをお勧めします。カウンセリングを受けることは恥ではないですし、悩みとどう取り組むかが大事ですから。全てのことに意味があり、「あの悩みがあったからこそ」と後になって言う人はたくさんいます。


「先生の現在のご活動は?」

聖路加病院を退職後、昨年、日本としての自己実現に向けて、サイコシンセシスの視点から、意志の重要性を広め、実際に日本社会に、特に教育に活かしたいと思い、ウィルプロジェクトというサイコシンセシスを基盤とした活動を立ち上げました。

一方で、個人としては、サイコシンセシスや哲学、宗教、その他関連領域を深く学んだり、できることをする一環としての活動もいくつか始めました。

昨年夏は、前からの夢が叶ってフィレンツェに滞在し、サイコシンセシス研究所に通って、生前のアサジオリの書斎にある彼自筆の資料をテーマごとに読みました。

昨年秋からは、市民活動やフォーラムなどに参加して、現実社会の状況を知り、サイコシンセシスの役割を探ったりしています。自分なりの社会への役割を見直し、また、サイコシンセシスの視点を役立てようと思っています。

昨年は、アサジオリの直弟子フェルーチの来日に協力し、東京では、彼の講演会「美と魂」を催し、京都では立命館大学院での集中講義も補佐しました。人間の素晴らしさを実感するような映画の自主上映会も仲間とともにしました。

他には、企業の人事顧問、聖路加でナースを主体としたチームでやっている「がんと共にゆったり生きる会」のスタッフとして参加したりしています。

朝日カルチャーセンターでの、1990年からのサイコシンセシスの講座は、昨年春と秋にやらせていただきました。秋以後は、執筆が主な日課になり、その一冊目がトランスビュー社から『サイコシンセシスとは何か―自己実現とつながりの心理学』としてこの3月に出版された訳です。

また、ウィルプロジェクトの大きな企画として、WYSE(World Youth Service and Enterprise)という、サイコシンセシスをベースとして20年以上の歴史のある、若者のための国際リーダーシッププログラムの日本開催があるんですが、3?4年後に実施することを当面の目標として、今年から活動を始めました。


「今後の先生の夢や展望は?」

日本でWYSEプログラムを開催するというのが直近の夢ですね。そして、その活動を通して、開催後にもつながるいいネットワークを作り、良い社会、教育システムを実現する方向で活動できればと思います。

その資金作りにも関係しますが、様々な対象に対して、サイコシンセシスのワークショップや講演などもしようと思っています。スタッフや賛同者が講師をする様々なワークショップや、ウィルプロジェクトの趣旨に沿ったイベントもやっていきたいと思っています。

これは、他で主催する私の講演やワークショップとも、出版とも連動していき、同じような思い、あるいは方向性を共有できる各分野の方々との出会い、恊働の機会を増やし、役割を果たせればと思っています。

また、立場は問わずに、サイコシンセシスや、そのテーマに関心を持ってくださる方などとともに、社会の今後に貢献できるようリソースを出し合っていくために、その中で自分達自身の自己実現のプロセスが進むように、セミナーや勉強会も計画したいと思っています。

執筆に関しては、『サイコシンセシスとは何か』の続編的な一冊のほか、一般向けに分かり易いもの、特に意志について小さなものを書けたらとも思っています。

日本人の素晴らしい感性やスピリチュアリティーや思いやり、そして、頑張りや忍耐、協力、創造性など、やはり日本の良さってあると思うのです。

ただそれが民主主義社会として成り立ち、世界に貢献でき、日本人であることを誇れるようになるには、一人ひとりが市民として主体性や、すなわち、パーソナルセルフや意志、そして、必要な「自分、他者、世界への態度」を育てていく必要があると思うんです。そういう日本になってほしい。

サイコシンセシスの役割、私の役割があるなら、できることをしようという気持ちです。

皆で、それぞれの独自性を発揮しながら、一緒に良い社会を、世界を創っていくという思いや態度の共有が喜びだし、そんな中で、「やっぱり人間って素晴らしい。いのちって素晴らしい」と感じる機会を多く持ちたいですね。

紆余曲折して、偶然の出会いや出来事の重なりで医者になり、長いこと外来医療、予防医療に携わることになりました。

サイコシンセシスに出会ったことの意味、私自身の歩みの意味、今、ここにいる意味、3.11の意味、いろいろなものを統合して、自分自身が自分の中深くとつながりつつ、皆とも、世界ともつながり、サイコシンセシス的に生きることが、自分自身にも喜びであり、社会に貢献できるような、そんなあり方、生き方が夢でしょうか。




<編集後記>

「愛と魂と意志を持った心理学」として知られる「サイコシンセシス」。

平松園枝先生は、「サイコシンセシス」の素晴らしさと
その可能性について熱く語ってくださいました。

「人類全体が真に幸せになるように」との、アサジオリの願いを
現代の日本から発信し続ける平松先生の
「人類への貢献の想い」の真摯さに感服いたしました。

統合の視点でつながっていくことで、個人の幸せとともに
社会全体の幸せも希求できること、
そして、今こそ対立でなく統合の視点が求められていることを
強く感じさせていただきました。



次回号「人は誰でもOK、幸せになっていい!」→

←前回号「子どもは、自分でお父さんお母さんを選んで生まれてくる」


インタビューTOP(目次)

-ご案内- 平松 園枝 先生 サイコシンセシス研究会


平松 園枝(ひらまつ そのえ)  サイコシンセシス研究会代表
         ウィルプロジェクトジャパン代表、WYSEジャパン代表

内科専門医 国際基督散大学、米国留学を経て京都大学医学部卒業。
京都大学付属病院、虎ノ門病院内科、東京大学附属病院心療内科で研修。
サイコシンセシス・インターナショナルで教育をうける。
日本ホリスティック医学協会元理事、自己治癒力を考える会発起人。

◆イントロ講座◆色々な自分、本当の自分−サイコシンセシス入門−
    ウィルプロジェクトジャパン(元サイコシンセシス研究会/PSS)主催
    講師:ウィルプロジェクト代表 平松園枝
第一回:サイコシンセシス総論
   サイコシンセシスとは何か。ホリスティック人間観。
   三つのアイデンティティ
第二回:下位無意識
   自分の中の問題と直面、色々な自分とそのメッセージに気づく。
第三回:トランスパーソナル領域
   いのち・他者、宇宙とのつながり、創造性、智慧、美、愛、パワー、
   調和、感謝など、人間のすばらしさ、喜びのある部分に触れる。
   真の自己実現への色々な道
第四回:「意志」の本質
   アイデンティティ・自己の本質と意志の関係、気づきから意志へ、
   夢、志、使命、熱意、目標、がんばり、生きる意味と「意志」、
   真の意志の見つけ方、意志の側面、特性など
日時:2012年5/9,167,23,30(毎週水曜) 18:45〜20:30頃
                 (18:30受付開始)
場所:JICA地球広場 402号室
    http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
受講料(税込み):12000円
        (4回分一括、事前(5/8迄)申込、振込済の方)
           14000円
        (4回分一括、初回5/9当日受付時に一括お支払いの方)
お申込:お名前、メールアドレス、電話番号を明記のうえ、
     「インタビュー記事を見て」と、メールにてお申込ください。
申込先:willproject.jp@gmail.com
振込先:みずほ銀行 広尾支店 普通1711354 
            PSS(ピーエスエス)代表者 ヒラマツソノエ


<WYSEのHP>
【WYSE international】


<平松園枝先生の著書・訳書・CD>

cover
サイコシンセシスとは何か−自己実現とつながりの心理学



cover
愛することを選ぶ―自分を解放していくセルフ・ガイド



cover
好きな自分、嫌いな自分、本当の自分―自分の中に答えがみつかる方法

『好きな自分、嫌いな自分、本当の自分−自分の中に答えがみつかる方法』の購入方法
以下の項目についてご記入の上、faxで佐藤晴美担当までお送りください。
  こちらからeメールアドレスに振込み口座をお知らせします。
  税、送料込み1500円/1冊
  振込が確認されましたら、いただきましたご住所にお送りいたします。
  fax03-5978-8120 大和出版 佐藤晴美宛
  記入していただきたい項目
  お名前、ご住所、郵便番号、お電話番号、メールアドレス(必須)

『音楽と誘導イメージによるCD「心の別荘」』(1〜3巻) Epic Sony制作
  各2500円(送料無料) 販売【ジョイファンデーション】
  Tel03-3441-6758 Fax03-3441-6929 担当:なかよし
  Email: webmaster@h-garden.com




インタビュアー:村上友望(むらかみともみ)
村上友望
今は普通のOLをしながら、セラピストとして活躍できるよう勉強中です。
出会った方々の幸せな笑顔をサポート出来たらと思っています。

ヨーガセラピスト ソース公認ベーシックトレーナー
パステル和アートインストラクター ジュニア野菜ソムリエ
アロマテラピーアドバイザー キャンドルアーティスト
ブログ:http://ameblo.jp/ohisamakokoro/


インタビュアー:高橋梨恵(たかはしりえ)
高橋梨恵
「本当の自分を知り、自分らしさを発揮して生きること」
社会におけるこのテーマの実現を心理的側面からサポートするため
現在カウンセリングの勉強中です。
趣味は旅・自然にふれること。

社団法人 産業カウンセラー協会 会員
レイキヒーラー

インタビュアー:川崎綾子(かわさきあやこ)
川崎綾子
ゲシュタルト・再決断@府中「座★すわろう会」で活動中。グループの中で
お互いにサポートを得ながら、自分らしく癒されるセラピーをしています。
ペンギン好き。趣味はバレエです。

GNJゲシュタルト療法トレーニングコース修了
日本ゲシュタルト療法学会会員
NPO再決断カウンセリングジャパン会員
矢野惣一問題解決セラピスト養成講座(上級)修了
レイキティーチャー

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント



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