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あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
 ・カウンセリングって、どうやって受けるの?
 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- 岡田 英二 先生 ビジネスカウンセリング協会 -

   「子ども達のためにも、大人が笑顔で働いている社会に」

2011年 09月 17日


今回のインタビューは、従業員支援プログラム(EAP)スペシャリストで、
ビジネスカウンセリング協会会長、メンタルへルス倶楽部代表としても
ご活躍の岡本英二先生です。

リズム運動を活用した企業研修「トレーニング・ビート」や、
大自然の中でのチーム活動「ロゲーニング」等、
ユニークなプログラムの開発・実践に取り組まれています。

EAPは「楽しく元気よく働くための支援システム」とおっしゃる
岡本先生に、これからの「日本風のEAP」のあり方と、
今後のご活動や展望についてお話を伺いました。


まず、職場環境を整えてから、カウンセリング

インタビュー写真




「カウンセリングに出会われたきっかけは?」

知り合いの社長に「カウンセリングに興味ある?」と言われ、「ある」と即答しました。僕はその頃、SMIというセルフモチベーションに携わっていました。僕はそこのモチベーターもやっていました。

成功の哲学や理論などは素晴らしいのですが、少し日本人とは違うなぁ〜と感じていて、そのときにカウンセリングを勉強してみる機会をいただいたんです。

それを学んだ時に、カウンセリングが先であること、モチベートをかける前にマイナスをゼロに戻す作業が絶対に先だ、ということに気がついたんです。そして、こっちの方が面白いと思って勉強を始めて、講師の資格を取りました。

しばらくは愛媛でカウンセラーとしていろいろやっていましたが、僕の今のビジネスパートナーの社長が東京にいて、そこのセミナーで話をしてほしいという依頼を受けて、東京に出張に来る機会を得ました。

そのとき、ITの派遣会社の役員の方から「メンタル不調の人が大勢いるので、診てくれないか」と相談を受けたんです。それで愛媛から出て来ました。


「どんな取組みをされたのですか?」

まずは労災(労働災害)を抑えないと、というのがすごくあります。喧嘩をしてもお互いに良いことはないので、労災にならないように人事異動をお願いしたりと、根回しなどをしたりします。

カウンセリングも環境を整えてから、というのが僕の基本なんです。とりあえず愚痴は聞いたりもしますけれど、まずは環境を整える。その部署でいじめられているというのであれば、違う部署に異動させてからやらないと余計酷くなる。

僕がお勧めしているのは、企業の中での管理職の教育です。メンタルヘルスに関する管理職の教育を徹底してやらないと、管理職が潰れていきます。

古い体質の企業ほど、メンタルダウンの人を製造するような仕組みになっています。企業の矛盾や葛藤を全部、人が吸収する仕組みになっている。

そういうことが多いので、できれば同時に経営者の方にも携わりたい。経営者に対して、「こうした方が会社も儲かりますよ」と提案していっています。予防した方がどれだけ儲かるか、という話からしています。社員が気分良く元気に働いたら生産効率が上がりますよね、と。


「最初にカウンセラーとして企業に出向かれた時の印象はいかがでしたか?」

最初は、「2年くらい休んでいて自殺未遂もしたことがある人がいて、非常に困っている」と言われて行ったんですね。会って話を聞くと、借金だらけだったんです。部署を変えられて残業が減って、収入が減った。その上、勤務先が遠くなって、バイトもできない訳です。

貯金を取り崩してギリギリのところまでいってしまってどうしようもない。母子家庭で家族に障がい者の方もいて、収入は彼しかない。彼はだんだん追い詰められて、おかしくなっていって自殺を図ったんです。彼から話を全部聴いてみると、結局は「光が見えない」と・・・。

「背負っているものが重たいし、自分の力ではどうしようもない」と言うので、「上司の人に相談していいか。半分は任せてくれ」と言って、上司に相談したんです。

その会社の顧問弁護士を引っ張り出して、破産で清算させて、働いたら月に手元に十万は残るぞとか、その段取りを取らせて、なるべく希望の職場に就かせてくれと直談判をして、環境を整えた結果、何とか働けるようにはなりました。


「カウンセリングだけではなく、環境調整の介入をなさったのですね?」

そうですね。そうでないと絶対に治らないですから。いくらカウンセリングをしても、結局家族も食べられないし、借金取りから会社に電話がかかってきますから会社にも居場所がない。僕が多くの現場で苦労してきたことが、幅広い環境を調整できることに役立っているんですね。

環境を整えるというのはそういうところからどんどん学んでいった感じです。先にそこをやらないと駄目です。普通のカウンセリングだけでよくなるのであれば僕は幸せだと思いますよ。今まで悪くなかった人が悪くなっていく要因が、何かある訳です。

人間関係に対する打たれ弱さもあるかもしれないですけれど、借金があったり、寝たきりの親を看ないといけないとか、周りには分からない要因があったりする。そういうところに手をつけないと、一瞬元気でも、また…となりますから。そこを変えていかないと治らない。


「根本原因や外部状況を変えていくのですね?」

それも同時に変えていく。カウンセリングでその本人を強くしたり受け止め方を変えたりしていくのは、僕は時間がかかると思っています。直ぐには人は変わらない。そこには時間が必要なので、環境を作っておかないと、やっても、やっても意味がない。

そこを整えるだけで元気になる人が大勢いるんです。上司に打たれ弱いといっても、上司が半分パワハラだったということもある訳です。そこの部署を離れた段階で大体は治りますから。最悪の場合でも、その会社を辞めたら大体の人は元気になるんです。後は食べていけるかどうか。

僕は、休ませるというのも当然考えるんですけれど、その前に「生活できる?」って訊きます。給料の6割は保険から出ますけれど、「家のローンがあって、貯金もないし6割じゃ足りないです」と言われたらなるべく休まずして治していく方法を考えます。


「他に職場環境で重要なことはありますか?」

企業に入ってもう1つ思ったのが、「評価制度」や「従業員規則」も環境ですよ、という事です。頑張ったけど評価されなかったっていやでしょう? そこも整えた方がいい、と言っているんです。

要は、どういう企業になりたいのか。そのためには価値基準として何を大切にするのか。何を評価して、優先順位はどうなのかというのを出さないといけないんです。それで社風ができるんです。それが分かれば、評価制度は作れるんです。

評価制度は従業員が働く上でのルールとして、知っておかないといけません。生命保険会社にいたとき、「これだけ契約を取れば給料がいくらになる」という基準・ルールが書いてあるんです。であれば、「これだけ頑張って半年でこうなっていこう」という行動計画書ができる。

そういうことを一緒に考えていけば、モチベーションは上がっていく。その経験があるので、ルールというのはとても大事だと思っています。

企業の中では、不公平感や差別感は極力排除しないといけない。それが出始めると、愚痴が出始めて、水面下で悪口が始まり、良い組織にならない。

僕は管理職をお母さん、社長や取締役がお父さんと考えています。管理職がお母さんで、社員は子どもです。お母さんがお父さんの悪口を言っていたら、その家庭はどうですか? 子どもはお父さんを尊敬しませんよね。でも、そのような会社がすごく多いんですよ。

価値観を伝えていくのは、みんなで集まってやった方が早かったりします。全員で認識して、例えば、音楽を使った「ドラムサークル」というのをやって魂を1つにしてしまう。「あのときの熱い気持ちを思い出そうよ」と言ったら、みんな一瞬で思い出せる訳です。


「ドラムサークルについて教えていただけますか?」

「ドラムサークル」は、「全く規制のない、やっちゃ駄目っていうのがない、皆で太鼓を叩く遊び」です。サークルですから輪になってやります。みんなが楽器を持って、誰かがリズムを取ったら何となくハーモニーができていく。ファシリテーターは、場を盛り上げるのが役目です。

元々、戦いの前とか、団結式とかに、火を囲んで踊っていた訳じゃないですか。コミュニケーションが取れていないときなどに、ものすごく向いています。ノンバーバルのコミュニケーションを上手く使って遊ぶんですね。

そして、「トレーニング・ビート」っていうのは、「ドラムサークル」から発展して、企業向けに何かできないかな、っていうことで考えたものです。


インタビュー写真




子ども達のためにも、大人が笑顔で働いている社会に


「打楽器というところには意味があるのですか?」

そうですね。音階が無い、リズムだけでいい、そして簡単に合わせることができる。音楽っていうのは楽しいものなのに、上手くできないと駄目だと思い込んでしまう。これは良くないと思います。


「誰でもが楽しめるという良さですか?」

そうです、そうです。叩いていると、魂が高揚していく。

「トレーニング・ビート」の場合も、自由に叩かせても、ちゃんとアンサンブルになっているんです。これって凄いことです。普段、企業活動において、アンサンブルがどれだけ取れているか。メンタルダウンの人がいるだけで、もう駄目ですよ。

上手い人が下手な人に合わせることができるから、ハーモニーが取れる。それが企業にありますかっていう話なんです。

そういうようなメタファー(隠喩)を使って、太鼓を仕事に置き換えたり、リズムから仕事ってこうじゃないですかっていうことを気づきとして教えるようにしているんです。まあ、単純に楽しいっていうのが一番ですが。


「楽しみながら、気づきが生まれる?」

そうです。「テイク&パス」といって、全員が輪になって、シェイカーっていう楽器を左手に置いて、右手で取って右の人の左手に回す、取って回す、取って回す、ってずっとやっていると、少しずつ速くなる。そして、どこかで落とし始める。

あるところで、シェイカーが落ちる。持ってない人もいる。「はい、ストップ。これって製造ラインだったらどうですか?」っていう問いかけをする。

「これだけ商品を落としちゃったら、売り物にならないよね」「どうすれば落ちないんだろうか?」って、考えてもらうんです。「よく左手を見よう」「もうちょっと手を前に出す」「掛け声をかけよう」とか、いろいろなアイデアを出してもらう。

「じゃあ、それ採用」ってそれをやってみる。ルールって大事だって事が分かる。「会社にもルールがあるよね。何故あるかって、この為にあるんですよ」っていう話です。

これをメンタルヘルス的に言うと、シェイカーを落としてる人ってどうなのか。シェイカーを拾いに行くと、その間、左手が無くなっているから、どんどん落ちる。「その人って、うつ病みたいにメンタルダウンしないかな?」って言うと、皆、納得しているんですよ。勝手に気づくんですね。

それが音楽を使ってやることの良さなんですよ。遊びだから失敗もできるけれど、体験していますから、実際にそういう事が現場で起こったときに、ハッと気づける良さがあります。


「他にも先生のアプローチ法として、自然に触れるというのがありますね?」

それは、今は奥多摩とか五日市の方で、ロゲーニングっていうのを仲間がやっています。

ロゲーニングは、自然の中にあるチェックポイントをチームで回るゲームです。バラバラに回ってもいいし、二手に分かれてもいい。効率良くどうやって回るかを考えるから、チームワークを育てることにもなる。

そこに、森林セラピーをどう入れるかとか、呼吸法をどう入れたらいいかとか、幅広いアプローチを考えています。僕らはノウハウも含めて、企業に提供しています。

下手なカウンセリングよりも、大自然の中で、生活させた方がいいと思っています。自然の中で過ごさせる。価値観の変容が起こったりして、かなり回復できますね。


「自然の持つ力とは何なのでしょう?」

自然と対面していくことは、命の張り合いなんですね。そこには良いも悪いもなくて、自然は物を言わないから、全部自分の鏡なんです。自分の判断が駄目だったら死ぬわけです。多少危険が伴うから、ケガしないように反射神経が養われるわけです。

命を落としては駄目ですけれど、多少の危険があるのが自然だし、なめちゃ駄目っていうのが自然です。そういうところと向き合っていくと、心に強さが出てくるんですよ。自然って変わらないので、それは自分の心持ちがどうかというのをずっと試される。

山歩きの人とか、お百姓さんとか、漁師の方とかは、活きた目をしているんですよ。「オラの責任で生きて何が悪い」っていう「活きた顔」をしています。そんな「活きた顔」を作りたい。

生き甲斐の創造をしていくときに、さっき言ったような企業の理念がちゃんと結びついてこないと、仕事が天職にならないんですよ。音楽や自然って、それをすごく助けてくれる。


「先生の活動の特徴は何でしょう?」

病理はもういいから、楽しいこっちをやろうよ、ということでしょうか。病理の方はお医者さんとか、やる人がいっぱいいますから。

手が動けば、音楽できるでしょう。会社で教育をやっているような人だったら、こういうことを一緒に勉強して体験して、自分の会社の中でできるようになったらいいんです。会社の中で、どれかを活用して、楽しくするということを、どんどんやったらいいなと思います。

企業にそういうのが有効だって思わせないと駄目なんです。「社員に遊ばせていいんですか?」っていう、古い考え方と戦って変えていく。そういう価値観に変わる時期だと思います。センスのいい人や分かってくれる人は増えてきています。

そうなると、国の医療費も減るし、自殺者も減る訳ですよ。その兆しが見えたら、国もバックアップせざるを得なくなる。「もっと生活を楽しみなさい」と、なります。

僕はいろんな仕事をしてきたので、現場の苦労は知っています。現場を泣かせる企業は大嫌いですね。会社も結果としては、長続きしないと思うんですよ。現場も報酬をちゃんともらうべきだし、なるべく楽しく働けるようにすべきです。それをサポートするのが、本来は会社なんです。

今のように、人を部品のように扱うのは、長続きしない。「部品が壊れたら取り替える」では、採用費と育成費がかかって、それに育つまでの間どうするのって事です。もの凄いお金を捨てているんですけれど、会社はそれに気づいてないんです。いや、気づいていないふりをしている。


「EAPを簡単に説明していただけますか?」

本当のイメージは、「楽しく元気よく働くための支援システム」みたいなものです。

日本では、EAPっていうと、半分は失敗したっていうイメージで捉えている人事の方も沢山います。アメリカはちゃんと機能しているんです。日本は法整備などが遅れているということでもあるんですね。

DVも全く同じで、アメリカは介入の仕方とか、法で守られるというのがある。アメリカはすぐに訴えたり、訴えられたりということがあるので、法的には、進み易いというのはあるんですけどね。


「日本では、これから労災の訴えなどが増えるでしょうね?」

労災が増えてそうなってきているんですけれど、企業は労災の防衛策、イザ!というときに、会社が潰れないためにやっておきましょうという発想なんです。


「本来はもっと積極的なものですよね?」

そうです。本来は、EAPは会社が儲かるためにやるものなんです。僕らは、その認識を一つ上げるのに苦労しています。「お昼寝したら、会社は儲かりますよ」って話をしている訳です。


「これからのEAPを、具体的にはどのように展開していかれたいですか?」

EAPは、日本の制度からいくと2つあって、まず医療分野としては今まで通り、さらに専門化されて治療が発展していくというのが当然あると思う。それは続いていくと思います。

もうひとつは、僕らがやっているムーブメント的な、会社にこういうものを取り入れたらもっと良くなるとか、そういう目的で音楽を取り入れようとか、そういった方向性の予防がもっと発展していく。これは日本風になると思うんです。


「日本風というのは?」

皆が繋がっていこうということ。そのためにドラムサークルをやってみようとか。今、企業の担当者の方などが、意外とこういうものに興味を持ち始めています。

それが発展して、「メンタルヘルス倶楽部」になった。研修にしても何にしても、具体的に何をするかって必ずなりますから、そのときにそれがギュッと集まっている。メンバーの人達の中にはメーカーさんもいるので、自分達のところでモニターもできる訳です。

これからはそういうのをどんどんやりたいですね。


「トレーニング・ビートは、どんな風に生まれたのですか?」

ペッカーさんっていうプロのパーカッショニストと僕が出会って、二人で話をしたときに「日本の子どもがどんどん悪くなっていく。止めなきゃいかん」と彼が言ったんです。

それでどうするかと考えた時に、大人が笑顔で働いてないし、大人になりきれていない。そういうのも含めて、大人がまずちゃんとしないと。だから企業にこういうのを取り入れることはできないかと思ったんです。

子どもの笑顔を取り戻すには、お父さんやお母さんが笑ってないと駄目だということで、働いている人、つまり企業向けに特化しようと決めました。そこでペッカーさんがいろんなアイデアを既に持っていたので、僕はそれに心理学的なものやビジネス的な裏付けをしていきました。

特に、ワークの途中で失敗やトラブルって起こるじゃないですか。それがものすごい気づきにもなるし、考えさせる要因にもなる。そういうことを教えているところはあまりないんですよ。

「私は何をしたらいい?」「何ができる?」とかそういう話になって、まず混乱が起こって、自分達でアイデアを出し合って、優先順位をつけて、できることを選択していく。つまり、発散と収束っていうのをやるんですね。

この過程がないと、皆でやったという合意形成ができない。失敗したりぶつかり合ったりすることがあればあるほど素晴らしい。管理職の方はそのプロセスを分からずに指導するので、「何ですぐにできないんだ」と怒る。でも、直ぐに出来るわけはないんですね。

仕方がないから皆、上が言った通りにやる。となると、やらされたって感じになる。そういうことを、ゲームの中で分かってもらえるっていうのが良さですね。

そして、その背景に音とリズム運動があるので、楽しく集中、かつ、リラックスできて、効果を上げることができる。こういったことをビート・オブ・サクセスの仲間と侃々諤々、実際に試しながらトレーニング・ビートは生まれたんです。


「今、悩みを抱えている方へのメッセージをお願いします」

悩みにもよりますけれど、何かの役に立つようなことをやってみたらどうでしょうか。自分のために動くんじゃなくて、人のために動いてみたらと。それが存在の価値ですから。生きるってことはそういうことだって、この前、僕もお坊さんに教わりました。

生まれてくることと死ぬことは一緒なんです。そこには基本的に意味がない。どう生きるかです。誰のために生きていくかが人間の人生だ、価値だと。ポジティブ心理学でも、人の役に立つようなことをすると、喜びが継続すると言われています。

自分の子どもでもいいし、社会に対してでもいいし、誰かに対してそういうことをしてあげることで、自分の存在価値が高まる。ということは、生きる喜びをもらえるということです。


「辛い時は、人の役に立つことをやってみるのですね?」

体力的に許せば。じっとしているな、止まるな、何でもいいからやれってことです。じっとしているのがいちばん良くない。歩くでも食べるでも釣りするでも絵を描くでも、やれって。体が動かないなら仕方がないけれど、動けるんだったら動く。

僕は、「あがけ」って言います。人生そんなかっこいいもんじゃない。あがいてなんぼですから。それでたまに良いこと、嬉しいことがあればいいんです。固定観念を一回壊すことをやるんです。全部が良いことじゃない、あとは全部悪いことだと。

悪いことがあるから良いことがある。「お腹が空いた」があるから「美味しい」がある。この喜びはそれがないともらえない訳ですよ。この先にはそれがあると思えるようになればいい。それを体で感じるということが、すごく大事です。


「先生の今後の夢は?」

生きるだけ生きて、死ぬ。それまでに美味しい物が食べられたり、いい仲間と話ができたり、酒が飲めたら最高ですね。太鼓を叩くのも、もっと海外でやってみたいし、多くの人と出会いたいし、いろんな所に行ってみたい。

真面目なところでいくと、人の育成なんですよ。活きた人間を作る。人を育てる。それにどれだけ役に立てるか。じゃないと日本もつぶれますよ。今年の就職は厳しいから、いい人材が育ちますよ。

ペッカーさんが言っていたんです。この震災で被害を受けた子ども達が10年後、20年後の日本のリーダーになるだろうと。あの辛さを知っているからこそ、引っ張っていく力を持つ。その支援をするっていうことで、被災地へ楽器を送ろうと、楽器で笑顔基金のチャリティーを彼は始めました。

まあ、偉そうなことを言いましたが、簡単にいえば遊んでいるだけです。メンタルヘルス倶楽部をやることも、楽しくなくちゃ駄目じゃないかって。やってる本人が楽しいと、やっぱり人が集まって来る。ここがなかなか、できそうでできない。

だから、皆ここに来てもっと遊んでほしいんですよ。そうすると発想がどんどん膨らむし、行動力が出てくる。難しいことは苦手です。笑顔であれば人が寄ってきますからね。




<編集後記>

岡本英二先生は、東日本大震災の被災地に楽器を贈るチャリティイベント
「メンタルヘルスコンサート」などを、精力的に開催されています。

 「活きた人間を育てたい」
 「日本を元気にしたい」
 「幸せに働く人を増やしたい」

ソフトな口調で暖かく語る岡本先生の芯にある「貢献の想い」
「人を大切にする気持ち」が、ひたひたと伝わってきました。

「みんな、もっと楽しいことをやろうよ!」と、
「楽しさ」をとても大切にされている岡本先生。

これからも、「楽しいアイディア」をどんどん生みだして、
「人を幸せにする」活動を、日本中に展開されていかれることでしょう。



次回号「科学をベースに、絶対的な自己肯定感を伝えるコスモス・セラピー」→

←前回号「人は誰でもOK、幸せになっていい!」


インタビューTOP(目次)

-ご案内- 岡田 英二 先生 ビジネスカウンセリング協会


岡本 英二(おかもと えいじ)  ビジネスカウンセリング協会会長
                    メンタルへルス倶楽部代表

昭和37生まれ。従業員支援プログラム(EAP)スペシャリスト。歯科医院、不動産会社、保険会社、流通、開発、通信、コンサルタントなどさまざまな仕事を経てプロカウンセラーになる。
幅広く豊富な経験を生かし、「カウンセリング」と「体験ワーク」を上手く取り入れた企業研修が好評。
日本企業に合った従業員支援を提唱し、総合的な生産性の向上をサポートする。経営者や社員の心の病を治すだけでなく、予防医学の見地に立ったリスクマネジメント的な効果を狙った研修も注目を浴びている。とくにIT業界やセールス、接客、サービスや現場でのコミュニケーションを必要とする業種での人気が高い。
同時にビジネスカウンセリング協会を通し、さまざまな癒しを企業に提供している。また、主婦などを中心とした女性向け、個人向けセミナーも積極的に行っている。


<岡本英二先生のHP>
【BCA ビジネスカウンセリング協会】

【MHC メンタルヘルス倶楽部】

【音楽を使った企業向け社員研修 ビート・オブ・サクセス】

<岡本英二先生のブログ>
【BCA〜こころの四分休符〜MHC】






インタビュアー:鈴木明美(すずきあけみ)
鈴木明美
セラピールームChildren主催、NPO Oasis 代表
いろんな環境に自分を合わせて生きてきて、自分がなんだか分からない。
そんな、うつ病や心の悩みを抱えた方のお手伝いをしています。

心理カウンセラー、NLPセラピスト(ゲシュタルト、エリクソン催眠療法、家
族療法)、交流分析士1級、トランスパーソナル学会会員、レイキヒーラー
HP:江戸川区西葛西、セラピールームChildren
ブログ:セラピールームChildren

インタビュアー:高橋梨恵(たかはしりえ)
高橋梨恵
「本当の自分を知り、自分らしさを発揮して生きること」
社会におけるこのテーマの実現を心理的側面からサポートするため
現在カウンセリングの勉強中です。
趣味は旅・自然にふれること。

社団法人 産業カウンセラー協会 会員
レイキヒーラー

インタビュアー:力武一世(りきたけかずよ)
力武一世
OLの傍ら、物書き業をしています。
自身の価値観の変化から人生が激変し始めたことをきっかけに、
「人の心のありよう」に興味を持ち始めました。
心が変われば、現実が変わる。たくさんのセラピストの方々に
お会いするたび、それを実感しています。

ブログ:『たびとたびびと』
読んだ人の心が軽くやわらかくなるような文章で、
周囲の人たちを幸せにしていきたいと思います。

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント



運営管理:ラポール☆脇坂奈央子





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