恋愛相談 カウンセリング



おすすめメールマガジン
「こころの栄養@さぱりメント」
手軽にできるストレス解消法など、読むだけであなたのこころが元気になるメルマガです。

メールアドレス:

名前(ハンドルネームOK):





カウンセラーの探し方

カウンセラーを探す

メールマガジン

カウンセラーインタビュー集

カウンセラー登録

訪問販売法による表記

リンク集・相互リンク

お問い合わせ

■カウンセラーを探す
あなたの悩みを解消するカウンセラーを紹介します。

カウンセラー検索




さぱりメントへのリンク、バナーの使用はご自由にどうぞ




あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
 ・カウンセリングって、どうやって受けるの?
 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- ガンダーリ 松本 先生 和のヨーガ研究所 -

   「あなたが自分のことを大事にすれば、人もあなたを大切にしてくれます!」

2012年 02月 11日


今回のインタビューは、心にも効くと人気の、日本人に合わせた健康術
「和みのヨーガ」創始者のガンダーリ松本(まつもと)先生です。

先生は、心を解放する即興劇ワークショップ「幸せ創造劇場」の
ファシリテーターでもいらっしゃいます。

長く心理学を学ばれて、体から心へのアプローチに到達された松本先生に、
「幸せ創造劇場」と「和みのヨーガ」の魅力やその可能性、
今後の夢や展望などについてお話を伺いました。


両面を同時に見て、自分自身の幸せに気づいていく『幸せ創造劇場』

インタビュー写真




「心の世界に向かわれたきっかけは何ですか?」

小さい頃から人の想いに興味がありました。人が怒ったり、争ったりするのが怖かったので、どうしてなのか知りたいという思いでいろんな本を読みあさりました。

社会を変えようと思って、高校生の頃学生運動をしていました。その時組織の上の人と話しても通り一遍の教義しか返ってきませんでした。求めていたことの答えが、宗教にも思想にもあるように思えなかったんです。

誰かが社会を良くしたいと思って制度を変えても、人間のエゴというのは、その制度の裏をかいて悪い方に進んで行ってしまいます。そこで、「大切なのは人の心だ」と思いました。人の意識を変えるしかないと思ったんです。

まず目の前の人の心が変わる、するとその人がまた違う人を変える、やがてそれが世界中を平和にしていくのだと本気で思いました。そんなわけで、大学時代は、心理学の勉強ばかりしていました。


「学生時代から心理学を勉強していらしたのですね?」

小学校の頃から興味がありましたね。またそれと共に、催眠や瞑想などにも興味を持っていました。私にとって、心理学の勉強をすることは、生き方を学ぶような感覚でした。その延長で、私はお釈迦様もイエス様も共に大好きな子どもでしたから、垣根なく様々な宗教の本を読みました。

心理学を学ぶと、目の前の人の心が手に取るように分かるんです。その人がどうすれば幸せになるかが、全部分かるんです。なので、本当はその人に答えを見つけてもらわなくてはいけないのに、それが友達となると言ってしまうんですよ。

ある日、まだ友人はその段階ではないのに、「早く幸せになってほしい」という思いのあまり、友達に言ってしまったんです。その子は、まだ受け取るタイミングではなかったのに、受け取りたくないものを渡してしまったんです。怒って離れて行きました。

私は友達を傷つけてしまったことに傷ついたんですね。傷つけると傷つきます。当たり前の事ですが、すべてのことは同時に起こります。また、「心理学も違う」と思いました。


「傷ついて、心理学も違う、と思われたのですね?」

そうなんです。とても大切な学びでした。学問という一つの色眼鏡をかけて人を見ることの危険性に気づかせてもらいました。いつの間にか、私自身が自分の感性や感覚で世界を感じ取ることを忘れて、誰かが見た視点を通して世界を見る癖を身に着けてしまっていたんです。

心理学のそれぞれの派には共通言語があって、それ特有の色眼鏡があります。その派の色眼鏡をかけると、まるで、その世界の通りに見えるんです。その人達は、自分達の共通言語で理解し合える。そして、その他にいる人達に「この世界を理解しなさい」と言います。

「その世界でOK」の人は、それでいいと思いますが、そうでない人とは橋渡しができない。そこで私は、特別な用語を知らなくても、その人達がそのまんまで幸せになればいいし、みんながつながっていければいいと思いました。

それが、私にとっては言葉を通してというよりは、体を通してとか、存在を通してとか、同じことを体験することで行われると感じたんです。


「それは、いつ頃ですか?」

心理学の勉強をして20年くらいたってからの事だと思います。山のようなお金と時間をかけて勉強をして知識を身に着けて、その後また山のような時間をかけてその知識を落とすということをしてきました。そしてやっと、最初に持っていた子どもの時の感性を取り戻すことができたんです。大きな回り道でしたね。

17年前に「スペース・友・遊」を発足しまして、当初は女性だけの為の勉強会を開催して様々なワークショップを行っていました。そこでの出会いが、今もとても大切な仲間として続いています。

16年程前、ここの松柏堂医院の先生との出会いがあり、その出会いによってワークショップの中で行っていた「手当法」が、「和みのヨーガ」として、世に出で行くことになったんです。

お医者さんである先生に「手当法を私に教えてください」と言ってもらい、その後、二階のここにホールができて、患者さん対象の運動療法として始まりました。すべてはご縁なんですね。ご縁に感謝、感謝です。

「ホールを自由に使ってください」と言ってもらって、和みのヨーガが生まれるもとになった「幸せ創造劇場」のワークショップもここで始めました。自分が人生の主人公であり、また監督でも演出家でもあるということに気づくためのとても楽しいワークショップです。

私達は体験を通してしか学べないんです。例えば、泳ぐことは、どんなに泳ぐための本を読んでも泳げないじゃないですか。でも、一度、水に浮かぶという体験をすると泳げるようになるでしょう。そういう体験を一緒にする大切な「場」なんです。


「体験を大切になさっているのですね?」

私達は、体験が違っていると、同じ言葉を使っていると思っても通じ合わないことがあります。言葉というのは「事の端」「体験の記憶」でできているからなんですね。それが共通体験を持つことができると、言葉を超えてつながる瞬間があるんです。

本当は、私達は、五感を超えたもので、つながっているということが沢山あるんですよ。でも、現代人は忙し過ぎて、考え過ぎて、感じることは麻痺してしまって、それが分からなくなっています。つながる体験をすれば本来の姿に戻れると思ったんです。

人に教えることは何もないんです。昔はそれが分からなくて、一生懸命教えていました。人は「知っていることしか知ることはできない」のです。自分で気づくしかないんです。


「教えるということではない?」

今は、「人が人に対して何ができるか?」と、問われたら、「何もない」と迷わず答えます。もしも人が人にできることがあるとしたら、それは、「共に在ること」だけなんだと思います。その人がその体験を選び味わっていることを尊重し、その人は「どんなことがあっても大丈夫」という信頼のもとに安心して共にいるだけなんです。

私には、「目の前の人に幸せになってほしい」というエゴがあります。小さい頃はそれが恥ずかしくて、したくても我慢したりして隠そうとしました。でも今は、それが私の一番の喜びなんだから仕方がないって居直ったんです。だって、他の事には何も興味がないんです。目の前の人がどんどん幸せになっていく姿を見るのが私の喜びなんです。自分の一番したいことをするしかないでしょう。

自分に自分のエゴを許すと、押し売りをしなくなりました。今は、聞かれたらそれに答えよう、また、自分が伝える立場にある時には、誠実に伝えさせてもらおうと思っているだけなんです。

基本的に人はみんなそのまんまでいいんです。大変に見える体験を早く終わらせる必要もないんですよ。じっくり自分で満足できるように味わえばいいと。でも、早くチェンジして、次の体験を楽しみたいと思う人には、聞かれたらヒントを出せばいいという思いになりました。

相変わらずヒントは出したいし、気づいて欲しいから、一緒に遊びたい! 安心して、自由に遊べばどこかで気づくんです。誰もが、DNAに書かれてある記憶を呼び覚まし、本来の自分に戻れるんです。そういう遊び場を作りたかったんですね。それが「幸せ創造劇場」です。


「最初は、演劇というアプローチだったのですか?」

私は小さい頃から、劇をして遊ぶのが好きでした。子ども達を集めては自分でシナリオを描いて遊んでいました。男の子の役をやったりと、いろんな人になれるのが面白かったんです。

それに、劇を一緒に作り上げていく過程が楽しくて、その中で女の子も男の子もみんな仲良くなっていくんですよ。みんなが仲良しのクラスを作るために、その遊びはとても効果があったんです。

大人になって、サイコドラマを勉強したり、心理劇学会に所属したりしましたが、何か違うなと思ったので、そこから離れて好きなことをして遊びたいと思ったところから、自分が生き始めたと思いますね。


「それで、幸せ創造劇場を始められた?」
九州にいた時も劇を使っていろんなことをするのが好きでしたが、東京に来たら似たようなことをやっている人達がいて、「同じことやってる人達がいる!」と思って、一緒に遊んでいました。

そのグループでは、これまでなかったような面白い技を創り出したりして、楽しくやっていたのですが、そのうちに「同じようなことをやっている」と思っていた人達がちょっと違ったルールがあるということに気がついたんです。

私は、自由にいろんなことにチャレンジしたいという思いがありましたので、同じ思いの人達と違う活動を始めました。最初「ビジョンシアター」と言っていましたが、今は「幸せ創造劇場」と呼んでいます。


「どういう効果をねらっているのですか?」

「幸せ創造劇場」は、「私達は、自分が人生の主人公であり、監督・演出家でもあるのだ」と気づくための劇場「場」です。「今ここ」で、自分が在りたい未来を創り出していくことができる。ということを、体験を通して気づいていく「場」だと言ってもいいかと思います。

私がこれまでにたどり着いたとてもシンプルな自然の法則があります。その法則を簡単に言うと、「すべてのものには必ず両面がある」というようなことです。

この世の中は、プラスとマイナスでできている。男と女がいる。温かいがあれば、冷たいがある。不幸があるなら幸せがある。必ず相反する二つのものでできているってことに気づいてもらう為に、「幸せ創造劇場」では、「時間と空間と仲間」を提供しているんです。

「両面を同時に見る」ということです。たいてい私達は自分の人生の片方からしか見えていないんです。

それが、例えば、Aさんに「小さい頃どんな子でしたか?」「お父さんはどんな人でしたか?」と話を聞きます。そして、アクターにお父さん役や、別のアクターにAさん役になってもらう。Aさんは、第三者の安全な場所で、同時に、お父さんも見られるし、自分も見られるわけですよ。

お父さんと自分が喧嘩しているところを即興の劇にして見せてもらうと、「ああそうか。お父さんはお父さんで、あの時いっぱいいっぱいだったんだな。自分は、お父さんが怖く感じていたけど、お父さんが怖がっていたんだな・・・」というのが分かったりするんですね。

Aさんは、第三者的に自分の人生の一場面を即興の劇で見ることによって、それぞれの立場の人の気持ちが分かるし、客観的にとらえることができる。また、アクターとしてその役をやった人はどうかというと、他の人の立場や気持ちが役を通して伝わってくるんです。


「役になることで、役柄を通して分かるのですね?」

そうなんです。何で私が劇を好きだったか。それは、誰にでもなれるということだったんです。特に子どもの頃、男役をやるのが大好きだったんです。

かつての私は、男みたいになりたいと思っていて、自分が女性であることを許していなかったんです。可愛い女の子が、「これやって〜」って、女であることを使って、甘えることが嫌でした。

それは自分が自分に女性性を許してなかったんだと気がつくと、自分の女性性も認めるようになって、美しくするのはいいな〜って想えるようになった。可愛い子の甘え声にも腹が立たなくなったんです。人は、自分が自分に許していないことをすると、腹が立つんだ…と気がついたわけです。

自分の人生は、シナリオがない即興劇みたいなものでしょう? その自分の人生を楽しめないのは、「怖れ」があるからなんですよ。でも、現実とはちょっと違う空間の中で、自分が作れる範囲のところでだと、安心していろんな体験ができるんです。その為の「場」が「幸せ創造劇場」なんです。

今ここで、自分にはできないと思っていたことができたという体験が、次の未来を作るので、その体験を通して、実際にできるようになるんです。


「その体験をするために、即興劇を活用するということですね?」

そうなんです。だからね、即興劇だけじゃなくてもいいんですよ。歌を歌ってもいいし、絵でもいいし。その時その人達が、やりたいことを全部やってみるんです。

そうやって、過去の体験から来る意識に縛られている人の意識を、「今ここ」で、本来の姿に戻したいんです。今ここで、洗脳されて思い込まされてきた幻想の幸せに縛られるのを手放して、今ここで、自分自身の本当の幸せに気づく劇場、それが「幸せ創造劇場」なんです。

気づいて欲しい自然の法則とは、とてもシンプルなことばかりです。すべての事には両面があるとか、大切なのはそのバランスをどう取るかということみたいな。

バランスっていうのは、バランスを崩しちゃいけないと言っているのではなくて、「崩れてるな」って気づいたら、戻ると知ることなんです。だから、私達は気づけばいいので、いつまでも自分を責めて反省しなくてもいいし。ましてや人を責めなくてもいいんです。

それと「最終的には、全部自分が決めるんだ」ということが分かっていない、できてこなかった人がとても多いです。そういうことを生きてこなかった方が、自分で決められるということを体感できる場所でもあります。

やりたいならYES、やりたくないならNOと選択することが、自分を大事にすること。また、やり慣れないことだけれどやってみようYES、というのも自分を大事にすることなんです。全部自分が「今、ここ」で決められるんだということを体験する意味はとても大きいと思いますね。



インタビュー写真



<BR>

あなたが自分のことを大事にすれば、人もあなたを大切にしてくれます!


「参加された方はどんな風に変わっていかれますか?」

例を挙げると、最初に自分にニックネームを付けて自己紹介をする時に「萎れた花です」って、世界一不幸と思ってやってきた人が、2時間後、「私はなんて幸せなの!」とルンルン気分になってる。

その人は、お母さんが鬱で、お母さんのそばにいたいけど、好きな彼ができて、反対されて、思い切って家を出て彼の所にいるんだけど、お母さんが心配で電話したらそれから、ひっきりなしに電話がかかってくる。それを切っちゃうと電話を切った親不孝な自分を責めて苦しい、みたいな不幸の原因を沢山話してくれるんです。

「お母さんに親孝行しなきゃいけない」と思って、できない自分を自分で責めているから苦しい。

私が、「いいのよ。お母さんはあなたが幸せになったら幸せなんだから」と違う視点を示したり。その人の中にある本当の気持ち、お母さんに対する怒りなんかも見たりして、いろんな体験をして自分にOKを出せると、「好きな彼と一緒にいられてなんて幸せなの! 私が幸せなんだからお母さんも大丈夫!」っていう気持ちになれるんです。

そうなったらどうなると思いますか? 彼女の意識が変わったら、お母さんの病気が治っちゃうの。親子は、特につながってるわけ。その子が自立したら、お母さんも依存をやめて自立したの。自分の友達と外に遊びに行けるようになって、鬱がすっかり治っちゃった。彼女は、今は彼と、見事結婚。そんなことが「あたりまえ」のように沢山起りますね。


「感情に気づいていくのですね?」

感情も気づきますね。そしてその感情を生み出している自分の中の思い込みにも気づいていきます。

日本人は怒りを抑圧している人が多いです。お母さんを嫌いって言っちゃいけないって思っているから、「お母さんなんか嫌いよ〜」って言った途端に、お母さんを愛していることを思い出します。全て表と裏でしょう。自分に裏を許していないの。裏を許していないから、表も見えない。

だから「お母さんなんて嫌い」って言った途端に愛しているってことが出てくる訳。それを自分が実際に感じなければ、分からないんです。「あなたはお母さんを愛しているはず」とか、「親には感謝するものです」と言われても、言われれば言われるほど、そうじゃない自分を責めますよね。


「そこを外したり、解放したりするのに格好の場なのですね?」

そうです。外したい人は外せばいいし、外したくない人は外さなくていい。むやみに感情を出させるところがありますけど、それは危険です。

怒りは出せばいいというものではないんです。怒りや悲しみは、出すと癖がつくのね。それは、昇華させるものであって、出せばいいってものではない。その人に合ったタイミングで、その人が選択する自由がなくてはいけないの。そうでなくては、全く違うものになってしまいますね。


「先生が創始された『和みのヨーガ』について、教えていただけますか?」

「和みのヨーガ」は3歳のお子様でも、98歳のおじいちゃんでも、誰でもできるんです。何にも知らない人でも、「これうちのおばあちゃんがやってた。簡単にできるね」って言って、効果がある。いろんなことを勉強してきた人は「これは奥が深いですね〜、ユニバーサルヨーガですね」と言って、やはり同じように効果がある。

何にも知らない人も、すごく知っている人も、同じ良い効果があるんです。どうしてかって言うと、自分で脳と体を一つずつ繋いでいくから、人が本来持っている治癒力が働き出してくるんです。

私達って、「襟が曲がっていますよ」って、フィードバックされると直すでしょう。全てフィードバックなんですよ。今の人達は、そのフィードバック機能がうまくいっていないんですね。

「ここに捉われているのを止めて」って言うと、またそこに捉われるので、体からのメッセージを受け取るっていうこと、体をつないでいくっていうことをやります。すると、フィードバック機能が自然とできるので、ゆがんでいるものは元に戻るし、硬いものは柔らかくなります、体だけではなく心もです。


「フィードバック機能を回復させるのですね?」

そうです。そして、ほとんど全ては、ストレスからくる心の緊張が筋肉についているんですね。なので、筋肉をゆるめることによって、心の緊張を手放していきます。また、感情を手放す、トラウマ解放とか、悲しみのリリースとかもやります。

たとえば、物理的に頭をガツンとやると、そこにエネルギーが入るでしょう。その入ったエネルギーをどこからか外に出せればいいんです。出せないとそれが痛みの原因になるんです。どこからか加えられた衝撃というエネルギーを、外に流すというような作業を行っています。

それが心理的なものであろうと、物理的なものであろうと、同じ原理なんです。その作業をやっているので、体が整わないはずがない。例を挙げるときりがありませんが、若年性アルツハイマーの人は3か月で回復なさいました。

筋無力症の人が、寝たきりになりそうなところから這い上がって、歩くようになられましたし、血液の難病奇病と言われて杖をついてやってきた人が、3か月もしないでダンスを踊って帰っていくようになられましたし。男性が苦手という方も、体が緩んで心が緩み、恋をなさってパートナーまでできてしまいました。

そして皆さんに共通なのは、あんまり自然に変わるので、病気だった、具合が悪かったことなんて忘れてしまっているんです。それが本当に変わるということなんです。


「ヨーガと言うと、ポーズをとるイメージがありますが、和みのヨーガはいかがですか?」

元々、ヨーガというのは、哲学なんですね。

ヨーガという言葉には、「つなぐ」という意味があります。何をつなぐかというと、第七チャクラと第一チャクラが横隔膜で分断されているので、それをつなぐという意味と、私の中の心と体をつなぐ、私とあなたをつなぐ、そして私と社会をつなぐ、つまり社会に貢献できるための精神性を育てるのがヨーガなんですよ。そこから始まったんです。

そのために体を整えた方が早いということで、動物のポーズから学びを得てアーサナというものをやっています。それは呼吸を整えエネルギーを通すためのポーズで、最終的には瞑想につなげていくためのものなんです。

インド人というのは怠け者なんだそうで、ビシッと通す必要があって、あのポーズが必要なのだという方がいますが。でも、日本人はただでさえ真面目、そして丹田が下に来ていて、手足が短い、既に落ち着く姿勢になっている。だから、インド人にとって必要なポーズは日本人には要りません、というか合わないものが多いです。


「ポーズよりも、哲学なのですね?」

そうですね。やっていることよりやっている人の意識が大切なんだと思います。この「和みのヨーガ」は心を大切にしています。なぜならば、社会貢献を目指しているから。まずは自分が幸せになること。自分が幸せになると、目の前の人が幸せになる。自分の中にある「和み遺伝子」にスイッチが入ると、それは人に移るんです。

なぜならば、私達はこの空気でつながっているからです。私達が嫌なことを考えて怒ったら、その緊張はみんなに伝わります。そして私達が緩めば、その緩みでスイッチが入った「和みの遺伝子」はフワァーってみんなに伝わるんです。言葉を変えると自律神経のバランスが整っている人がいると、まわりも整ってくるともいえます。

昔は、人を「もっと何とかしたい」って思ったけど、今では人はそれでいいんだと思います。自分が気づけば、もう終わっている。自分が気づくだけで周りが変化しているんです。


「気づくということで、バランスが戻るのでしょうか?」

そうです。気づくだけでいいんです。高いお金を払って勉強しなくていいし、難しい本を読まなくていいし、偉い大先生にお伺いを立てなくてもいいんです。


「気づきを得るために、和みのヨーガがある?」

そうなんです。私達は、バーストラウマ(出産時心的外傷)から始まって、様々な体験をして体に緊張をつけるんです。「世界は危険だ。人に近づくと危険だ。人からどう思われるか考えないといけない」ってずっと、いろんな緊張をつけているんですね。

それは、筋肉の緊張として現われるんです。筋肉は、危険な状態にある時って、逃げるか戦うか、じっとするかなんですよ。その時は、腱がギューッと縮こまっているんですね。

例えば、和みのヨーガでは、腱を伸ばすっていうことをやります。たったこれだけで、不登校の子どもさんが翌日から学校に行くんですよ。体は動きたくて、動きたくてしょうがなかったんですね。

親がその子の為と思って、心配すればするほど、子どもさんを増々緊張させてしまうんです。その親子の緊張を和みのヨーガで、フッと解いた時に、脳にかかっていたストッパーが外れるんです。


「緊張をゆるめるのですね?」

そう。それから、「和みのヨーガ」は、繰り返し同じことをします。繰り返し同じことをすると脳が安心するんです。そして、左脳を停止させてくれるんです。頭で、グチャグチャ考えなくなるから、「今、ここ」にいることができます。

あとは、言葉でいろいろと声をかけていきます、「考えるな」っていうのはとても難しいです。でも、数字を数えたり、体に意識を向けたり言葉を何気なく聞いているうちに、考えない状態ができる。考えない状態を作るっていうのが最高の治癒です。私達はずっと、考え過ぎているんです。

今は、クリエイティブで愛あふれる人が生きにくい時代です、そんな人は、緊張を強いられエネルギーを外に出せずに、自分の体に閉じ込めて、鬱になってしまいます。鬱の人は、和みのヨーガをやると、回復が早いですね。1か月間、週に一回、トータルでたった4回通っただけで、3年間飲んでいた薬が取れた人もいますし、統合失調症の人も回復しています。


「和みのヨーガは、心にも効くのですね?」

もちろん、心にも効きます。体と心は一緒だから。心だけじゃなくて、魂にも。人と人とが、触れ合うこともいいんだと思います。ソロワークもすごく大事だけど、ペアワークがまたいいんですね。

ペアワークは、相手の人の手の届かないところに手を当ててもらって、ただ、揺らしたりとか撫でたり、さすったり、あとは、側頭葉と前頭葉をつないでトラウマを解放したりということをします。

例えば、その中に悲しみのリリースというのがあるのですが、それもただ身体の胸と手首をつなぐだけ。経絡の流れをつなぐだけで、すごいことが起きたりします。20年前に亡くした恋人の悲しみがブワーって一瞬で取れたり。


「人にやってあげることで、やってあげる人の方が効果があるとか?」

そうなんです。たとえば、鬱の方は、愛と創造性が溢れているんですね、それが出せないので鬱になっているんです。そういう時に人に手当てをすると、愛が流れ出すんです。そうするとブワーっと回復しますね。鬱の人はね、愛を出したいんです。

元々、女性はものすごく愛に溢れていて、男の人は女性から愛をもらわないと生きていけないようにできているのね。女性は太陽からもエネルギーをもらっている。女性は男の人に触れるだけで、流れが良くなります。

あとは、温もりっていうものを思い出したり。親から抱っこしてもらった感覚とか、そういうものを皮膚は全部覚えているの。みんな本来持っている「愛」を思い出すんですね。


「和みのヨーガの強みや特徴を教えていただけますか?」

強みは、誰にでもできるところだと思いますね。そして、本当に自分がしたいところをするだけでも効果がある。例えば、手のひらだけで頭痛を治しましたという方もいらっしゃいますし、三陰交の手当だけで生理痛を治しましたとか。どれか一つだけ取ってでもいいっていうところです。

それから、和みのヨーガのインストラクターには、「妖怪」が多いんですよ。二十何歳に見える四十何歳の妖怪とかね。流れが良くなっているので歳を取らない。あとは、家族が元気で、仲良くなる。自分の周りの人を元気にできて、みんなが幸せになる。

それと、通信教育をやっていると、その添削のお便りに、最初は、「肩こり治りました。腰痛治りました」っていうのから、「イライラしなくなりました」、「周りが許せるようになりました」、「自分に好きなことをするのを許せるようになりました」ってそういう風に書いてくださるようになるんです。みなさんが自然と心が解放されていくんですね。

だいたい、イライラしている人は、「どうしてあの人はそれをしないの? 私はこんなに人のことを先にしているのに!」ってなっているんです。それがダメでしょうってことです(笑)。そうじゃなくて、あなたが自分のことを大事にすれば、人もあなたを大切にしてくれるようになります。


「悩みを抱えている方に、先生からメッセージをお願いできますか?」

悩みを抱えている方、答はその悩みの中にあります。どんな悩みを抱えているか、その悩みを書き出してみてください。そして、どんな自分になりたいかも書き出してみてください。

その悩みは、あなたがなりたい未来にとって、どんな素敵なメッセージを伝えようとしてくれているのか、どんなプレゼントが隠れているかを発見して欲しいんです。全てのことには両面があります。その悩みを持つことによって、良いことっていっぱいあるはずなんですよね。それに目を向けて欲しいんです。

もし悩んでいるとしたら、負の面しか見ていない。物事には両面あるのに、マイナスの面からだけしか見てないから、反対の方向をちょっと書き出す。また、両面あるのに、いい方ばかりを取りたいと思っているから悩むの。それに気づく。書くっていうのが大事だと思う。

悩んでいることを書き出してみたら、一瞬で見えるからその後はもう考えないでいい。考えている時間を、体をトントンして安心する時間にあてればいいんです。

紙に書き出したら、未来からスポットライトを当ててみる。未来に飛んで、それがクリアになったとして、その視点から見る。こうやって、第三者の視点を持って、マイナスとプラス、陰と陽、両面があるものを俯瞰して、上から見る目を持つとかなり面白い。

それが自分でできないんだったら、友達と一緒にやったらいいと思います。和みのヨーガの後、みんなでお茶したりすると、身体が緩んでいる時のおしゃべりは、魂が素直になっているから、みんな本音で話して、いろんなことに気づいていくの。


「今後の夢はおありですか?」

夢は、コミュニティかな。

今やっていることが、少しずつ広がって、沢山の仲間ができて、みんなでつながってコラボレーションする。みんなの応援に、いろんなところに行きたいですね。「和みのヨーガ」を企画してくださった方は、だいたい「幸せ創造劇場」もやってくださいと言ってくださるんです。

それで、全国各地でいろんな人と出会って、人生を分かち合って、より人生を楽しむ生き方を見つけるきっかけにしてもらう。子どもさん方にも、大人にも、立場が違う人同士が分かり合うきっかけになるためにも、いろんなところに行きたいです。

できれば、終末医療の中でも「幸せ創造劇場」をやって、生きることの尊厳を取り戻してもらって、「人生素晴らしかったね」って満足して、スーっとした意識で天に登っていただくようなことをしたいですね。

あとは、みんなで農地を耕して、体にいい美味しいものを食べて暮らす。和みのヨーガのインストラスターの方々は、才能あふれるアーティスティックな人が多いから、お料理や絵や歌など、みんなが好きなことして支え合って、お金ではなく「信頼通貨」で暮らすっていうか。

遊び「楽しいイベント」を通して、みんなと出会って、できれば物々交換したり。自分のできることで物々交換し合って、和みの家族で、みんなで暮らして。病院に行かないからお金はいらないし、ストレスがないから、お金を使わなくても満足していられる。みんなが幸せで豊かに暮らせるようなコミュニティ。“ゆるコミ”かな?

全く縛りがなく、出入り自由みたいな、場所は離れていても心がつながっているから安心できる、そういうことに自然になったらいいなと思います。




<編集後記>

ウッディな香りが漂う「六本木ホールDOZ」で、
ガンダーリ松本先生のお話を伺いました。

表情豊かに、元気いっぱいに語る松本先生は、
少女のようなチャーミングな方でした。

「ガンダーリ」とは、つねに全体に対して何ができるか考え、
最善の行動をする、という意味だそうです。

まさに「ガンダーリ」を生きていらっしゃる先生に
たくさんのエネルギーを頂戴した楽しいインタビューでした。



次回号「機能するコミュニケーションを、日本の文化にしたい!」→

←前回号「悩みは必ず解決します。だから、自分の力を信じて欲しい!」


インタビューTOP(目次)

-ご案内- ガンダーリ 松本 先生 和のヨーガ研究所


ガンダーリ 松本(まつもと)  和のヨーガ研究所代表
                  和みのヨーガ創始者
                  幸せ創造劇場ファシリテーター

九州大学を卒業後、来談者中心療法、アドラー心理学、トランスパーソナル心理学等様々な心理学を学ぶ。その後、東洋医学、大脳生理学を学び独自の心身予防治癒整体「和みのヨーガ」を考案、様々な年代に合わせたグループ療法を行うと同時に、インストラクターの養成にあたっている。


<ガンダーリ松本先生のHP>
【ガンダーリ松本の創造の和】


<和みのヨーガのHP>
【和みのヨーガ】


<ガンダーリ松本先生の著書>

cover
和風ヨーガ 日本人の体と心に合わせた健康術







インタビュアー:鈴木明美(すずきあけみ)
鈴木明美
セラピールームChildren主催、NPO Oasis 代表
いろんな環境に自分を合わせて生きてきて、自分がなんだか分からない。
そんな、うつ病や心の悩みを抱えた方のお手伝いをしています。

心理カウンセラー、NLPセラピスト(ゲシュタルト、エリクソン催眠療法、家
族療法)、交流分析士1級、トランスパーソナル学会会員、レイキヒーラー
HP:江戸川区西葛西、セラピールームChildren
ブログ:セラピールームChildren

インタビュアー:下平沙千代(しもひら さちよ)
下平沙千代
ワクワクセラピー☆ソースで、一緒にワクワクしましょう!
日本一やさしい介護タクシー開業準備中です。賛助会員募集中!

ワクワクセラピー ソーストレーナー、NLPセラピスト
レイキヒーラー、導引養生功指導員、成年後見人講座受講中
トラベルヘルパー、ホームヘルパー2級、女性タクシードライバー
ブログ:『幸せを運ぶワクワクセラピー ソース』


インタビュアー:前田みゆき(まえだ みゆき)
前田みゆき
身も心も魂も輝やくように、いつも笑顔を心がけています。
人とのご縁で、気づかされることが喜びです。

自称 遅咲きさん

コーチングと心と体の健康について、もっか勉強中

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント



運営管理:ラポール☆脇坂奈央子





毎朝1分★天才のヒント



天才のヒント

Copyright (C) 2004 Japan Net Counseling Federation. All Rights Reserved.