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あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
 ・カウンセリングって、どうやって受けるの?
 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- 池田 登 先生 日本Share&Care協会 -

   「セルフリぺアレンティング(自己再養育)で、ラクになる!」

2012年 06月 9日


今回のインタビューは、
セルフリペアレンティング(自己再養育)の第一人者、
日本Share&Care協会代表の池田 登(いけだ のぼる)先生です。

池田先生は、セルフリペアレンティングと再決断療法、脳科学を
融合させた独自のセラピーを展開されています。

30年以上にわたり、研究と実践に取り組んでこられた池田登先生に、
セルフリペアレンティングのパワーと特長、
今後の夢や展望についてお話を伺いました。


再決断療法とセルフリぺアレンティングを融合させて

インタビュー写真




「再決断療法について簡単に説明していただけますか?」

重要なのは「契約」です。何を変えたいか、ということです。ワークショップでやる時は、「今、自分を変えたい人」と言った時に手を挙げた人にしかやりません。「何を変えたいですか?」と聞いて「これを変えたいです」と言ったこと以外のことはやりません。

例えば、人前で緊張するとか、人の目が気になるとか。その人の表情とか、ボディランゲージを見ていると、「傷はこれだな」と2分くらいで分かります。木で例えると、問題は根っこの部分にある訳です。本人も自分で見えない部分です。

一般的なカウンセリングでは、木の枝葉の部分に対してやるけれども、何十回やっても解決しません。根っこの部分であるところ、例えば「いじめられた事はなかった?」と聞くと、大体その通りなんです。いじめられたところの場面に行って再決断します。

いじめられてそれが傷になっている人達は、それを親に言えていないことがあります。親が感情的に欲張りだったから、自分が辛くても親に言えない訳です。感情的に欲張りというのは、お母さんが家でぷりぷりしているとか、いつもお母さんが寂しそうにしているとか。

学校でいやなことがあっても、お母さんに「大丈夫」って言ってしまう。


「お母さんを気遣って、言えない状態なのですね?」

そうです。感情の取り合いっこをしたら親が勝つ訳です。


「感情の取り合い。そういうのを親子間でやっている訳ですか?」

例えば、お父さんが酒を飲んで暴れたりすると、子どもが寂しくてもお父さんの感情が優先されるじゃないですか。子ども達は我慢するしかない。「助けて」が言えない。

「多分あなたはこれまでの人生で言ったことがないと思うけど、僕に助けてって言ってごらん」と言うと、それだけで泣くんですよ。「池田さん、助けて」って。「分かった」と言って、イスを3つくらい並べて、いじめた奴に見立ててガンガン倒したんですよ。「見とけよ」って言って。それで、ぼろぼろ泣いていますよ。


「それで、感情が上書きされるという事が起きる訳ですか?」

そうです。それと大事なことは、古い脳を使っているということです。前頭葉を使わないと駄目なんですよね。

古い脳を使っているというのはどういう風にすれば分かるかというと、「あそこに人の目が気になって皆を怖がっているあなたがいるけど」と言って、イスに熊のぬいぐるみを置く訳です。そして本人を立たせて「私は○歳です。成人した一人の女性です」と言わせて別のイスに座らせます。

「あそこいるあなたは情緒的、精神的、心理的に何歳に見える?」って聞くと大体「○歳」と子どもの年齢を言います。「その時に何があったの?」って聞くと「いじめがあった」とか、必ずそれが出てきます。


「それは前頭葉を使っていないということなのですか?」

小さな自分がいるってことは、古い脳を使っているということです。成人している自分は前頭葉を使っている自分。自分の中に、大人の自分とトラウマを持った自分がいるということに境界線をしっかり引く訳です。

この傷を持った自分はあなたしか助けられないよ、というのが僕のやり方です。僕はそれを助けるために協力してあげるよ、ということです。

古い脳を使っている人は、思い込みだけど「人を信じてはいけない、人に近づかない方がいい、集団の中に入らない方が安全だ」と思っていて、古い脳というのは自分が大人になっていることに気づかない訳です。ですので、いまだに自分を助けようとしている。

7歳の時にそういういじめにあって決断したとしたら、自分はもう40歳なのに、7歳の子が主導権を握っている訳です。7歳の子が大人とうまくいく訳はないですよね。40歳の自分が出てこないといけない。

そこで、分かった時に、リペアレンティング(再養育)する。そのリペアレンティングの仕方は、「あの子はあなたの事を助けようとしているから、ああいう風になっているんだよね」と伝えます。

僕のカウンセリングは、小さな頃の自分が座っているイスを正面に置いて、二人で分析しようという形にしています。自分だけど、第三者的に見てね、と言って。

「あの子の決断は今のあなたに必要だと思う?」って聞いたら「必要じゃない」と。「あの子を助けられるのは誰?」と聞くと「私しかいない」と。これがセルフリペアレンティング(自己再養育)です。


「セルフリペアレンティングについて、説明していただけますか?」

自分の中に小さな子どもがいるので、その子どもを再養育して大人にしてあげる。自分の歳まで上げてあげたら消えていくんです。7歳で「人を信じない」と決断したら7歳で止まっている。ずっと7歳の子がいる訳です。

それがリペアレンティング(再養育)して安心してくると、その7歳の子が自分を守ってくれる人ができたと思って段々成長していきます。そうして自分の歳になったら私はもういらないね、となって消えていきます。


「それと同時に痛みが消えていくのですか?」

消えていきますね。変わるのに一番重要なことは、自分の感情、思考、行動の責任を持つことです。「あの人がいたから悲しい」ではなくて、「あの人がいたから、私は自分を悲しませている」というように、本当は全て自分に責任があるんだということです。

そうすると、「今私はここで嫌な気持ちになっているけれど、どうして今、嫌な気持ちにしているんだろう」ってなるんですよね。「今ここと関係ないことを考えている」となれば、自分によしよし、とやってあげる。

そういうことが普段からできるようになってくる訳ですね。自分が自分のカウンセラーになることが、リペアレンティングだと思ってください。


「全て自分が決めていることに気づく。感情・思考・行動を自分の支配下に置く?」

そうですね。怖いのではなく、自分が自分を怖がらせているというのが正解。

リペアレンティングをする時、成人の私が座っているイスから、向こうのイスに向かって「あなたの決断は今の私にはいらないよ」と言ってあげる訳ですよね。でも、最初、ずっと怖がらせているから、この子は信用しないんです。

「どうする?」って向こうのイスに座らせて、「あのお姉ちゃんはね、もういらないって言っているけど、信じられる?」って聞くと、「信じられない」って。また成人の私が座っているイスに座らせて、「信じないって言っているけど、どうする?」って。

「大丈夫、私が守ってあげるから」と言ってまた向こうのイスの方に行く。それでも「信じない」って。信じない限り、この子は消えないんですよね。そこで、再決断するんです。つまりリペアレンティングと再決断を融合してるんですよ。組み合わせて使っていく。

例えば、子どもが嫌な気持ちになって抱きついてきた時には、さすってやりながら、「ほらね、何にも怖いことなんてないでしょう?」と言ってあげる。つまり、“今ここ”というのは安全だということを教えてやるんですね。



インタビュー写真




セルフリぺアレンティング(自己再養育)で、ラクになる!


「子どもの自分に教えてあげるということですか?」

そうです。そうすると段々安全なんだということに、気づいてくるんですよ。安全か安全じゃないかで動いてますから。シンプルにこの2つなんです。「快」か「不快」かです。

よく「三つ子の魂百まで」と言うでしょう。記憶というのは、大体4歳ぐらいからで、3歳までの記憶はなかったりしますよね。では、記憶のないところがなぜそんなに重要かというと、ここで人生の3分の1から半分くらいまで決まってしまうからなんです。

記憶というのは、あそこに行くと肉食獣にやられるから避けた方がいいとか、雷が鳴ったら川があふれてくるから早く逃げろとか、元来、危険から自分の身を守るためにあるんですね。

この記憶を司るのが脳の海馬ですが、3歳まではこの海馬に配線が通ってないため、海馬の下にある扁桃体(主に感情を司る)」に短期記憶があるので、ここを使っているんです。

記憶がない子どもが、何で安全か安全じゃないかを決めているかというと、「快」か「不快」なんです。例えば、赤ちゃんはお腹が空いたら泣きますよね。眠たいとぐずりますよね。全部、不快だから快にしてくれということですよね。


「快か不快か、なのですね?」

また、甘えたい、遊んでほしい、これらの感情が出てきた時に親が受け止めてやると、お父さん、お母さん、人は「快」。おじいちゃん、おばあちゃんや親戚がいたら、人々は「快」。そして、近所づきあいを通じて、社会は「快」と、3歳くらいまでの間にインプットしてしまう訳です。

そして世の中が快となっていると、ベースがOK-OKになっていく訳ですよ。そうすると何も言わなくても自然にそういう人生を組み立てていく訳です。

ところが、それが足りなかった場合には、不快になるんですよ。そうするとどうなるかというと、不快は危険なんですよ。我々もそうですが、動物は逃げるか、戦うかしかないんですよ。

逃げるタイプの人というのは、I am not OK. You are OK.
戦うタイプの人というのは、I am OK. You are not OK.
どっちもできなかった人が、I am not OK. You are not OK. のNO-NOに行くんですね。

鬱になる人は、NO-NOになる人ですね。自分もNOで他人もNOで、絶望的になっていきますよね。それに入っていくか、I am OK. You are OK.のOK-OKか。OK-OKに人生の70〜80%いる人はすごく幸せ。ほとんどの人が、NO-OKかOK-NOにいるから、大変なんですよね。


「それは、子どもの頃に吸収してしまうということですか?」

そうですね。それでもそこからまた脳が発達していって、10歳くらいまでに今の大人と同じぐらいの脳になるので、それまでは修正が効くんですね。でも修正されなければ、そのままです。

我々は元々成功するようにできて生まれてくる訳ですよね。つまり勝つために。でも周りの大人達が、負ける方法をいっぱい教えるんですね。


「それをため込んでしまって、制約や苦しみになってくるということですね?」

そうです。それが今起こっている事実を汚染してしまっているんです。例えば、いじめにあった場合に、周りに人がいるだけで、怖いと感じて声が震えたり、言いたいことが言えないというのは、何も怖いことがないのに汚染されているんです。でも、本人は気づきません。

古い脳というのは、小さい時決断したことを、大きくなって分かって貰っちゃ困る訳ですよ。人を信じない方が安全という決断をしていて、大きくなったら、人は信じればいいんだとなったら脳は困るので、分からないように分からないようにトリックをかけているんですね。


「変わるには、何をすればいいのでしょう?」

例えばあなたがクライエントとしましょう。「いつもすごく苦しい。四六時中目を開けている時は、いつも苦しい」と言う。そこで僕は少し嘘をつきます。「僕のセラピーは、聴力を必要としますから、2分間ほど耳の具合を調べさせてもらってもいいですか?」と。

クライエントの許可をもらったら、「今から2分間、あなたの耳に入る全ての音を私に報告してください」と言います。するとクライエントは、「エアコンの音がした。飛行機が飛んでる」などと言いますが、さらに僕が「もっと聞こえませんか? 僕にはまだ聞こえますよ」と言う。

「遠くの方で、救急車が通る音がする。あっ今、バイクの音がする」と。さらに「もっと集中して、他にないですか?」と言うと、一生懸命報告してきます。

そして、「はい。もう結構ですよ。今、2分の間苦しかったですか?」と聞くと、「いいえ、全然苦しくなかったです」と言う。このように、全然別の自我(苦しんでいない自我)があることを教えていきます。


「それは、“今ここ”に集中していたということですよね?」

ですから、“今ここ”という状態を意図的に作って体験させる訳ですよね。クライエントは、その体験から、「性格じゃないんですね」と気づく訳です。


「そこから、変われるんだ! という意識が開けていく?」

そうです。通常ワンセッションで、12回来ていただくんですが、その人の抱えている問題は、大体3回目くらいで取れます。残りの時間で、それを理論化していくんですね。そして今度は、自己実現の方に向かっていきます。


「脳科学も取り入れていらっしゃるのですよね?」

脳科学と再決断療法とリペアレンティングを融合させると、スポーツセラピーにすごく効果があります。前頭葉にエネルギーが行っている時には、運動能力が20%アップするんです。

爬虫類脳は一回やったことが安全だったらそれを一生繰り返すんですよ。けもの道と一緒で、一回通った所が安全なら同じことを繰り返すんですね。

同じパターンにしておくということは、これから先は危険じゃないのよと脳に事前に教えておくことなんですね。それを利用してスポーツセラピーをすると、急に強くなったりするんですね。


「小さい頃の親との関係をずっと引きずって苦しんでいらっしゃる方も多いと思うのですが、そういう方に対して先生からメッセージをいただけますか?」

その人達には、「あなたは、あの過去が変わらない限り、私は幸せにはなれないって言っているんだよ。歴史は変わらないよ。どうする?」って言いますね。

「それを引きずったままだと、あなたは一生そのままで終わるけど、どうするの? 引きずっていく? やめる?」って。「やめたい」って言ったときにどうするか。「親の何に腹を立てたの?」って聞きます。「構ってくれなかった」とか言いますよね。

その時に、許すんですね。それが元で、例えば「人を信じない」とか、「人と仲良くできない」とかだったら、それを持っていること自体が「今ここ」を台無にしているじゃないですか。だから、そういうのを取り扱うワークをやる。

例えば、お父さんとお母さんのイスを持ってきて「お父さん、お母さんと仲良くして」ってちゃんと目を見て言ってもらうんです。「してくれるって言ってる?」って聞いたら、「してくれない」って。小さい時だからね。「もう一回、心を込めていってごらんなさい」と伝えます。

「お父さん、お母さんと仲良くして」ともう一度言いますが、やはり「してくれない」と。そこで、「お父さんとお母さんが仲が悪いのはあなたのせい?」って聞くんです。すると、「私のせいではありません」と答えますね。

そこで、「お父さんとお母さんに、はっきり伝えてください」と言います。「お父さんとお母さんが仲が悪くても、それは私のせいではありません」って言うんです。

そして、もう一つの重要な決断は、「あなた達が不幸であっても、私は幸せになる」って、そこですね。そして、「お父さん、お母さん、さようなら」って言うんです。それは、過去のお父さんとお母さんにさようならです。


「そうやって、再決断していくのですね?」

もっと厳しい場合は、お人形さんか熊のぬいぐるみを使います。お人形さんをお父さんとお母さんの前に置いて、「お父さん、お母さん、この子かわいいでしょう?」って言うんです。赤ちゃんですよね。「見てちょうだい」って言ってもらいます。

ひどい場合は泣き出して、「見てくれない」って言うんです。私が「しっかりと頼んでごらん」と言うと、「お父さん、お母さん、お願いだから見てちょうだい」って言いますね。そして、「やっぱり見てくれない」って言うんですね。

私はその時に「この子をこのまま置いておいたらどうなる?」と聞きます。すると「死んでしまう」って言います。「じゃあこの子を誰が助ければいいの?」って。そういう人は死にたいと思っている人が多いですね。「私が助けないと誰もいませんね」「そうだよ」って伝えます。

そして、「怒りを持って、お父さんとお母さんに断りなさい」って言います。「お父さん、お母さん、もう面倒みてもらわなくてもいい。この子は私が面倒をみる」って言って、抱き寄せるんですよね。そして、ワンワン泣きます。そこから、ラクになりますね。


「自分を救えるのは自分しかいないという、そこが大事なところでしょうか?」

大事ですね。つまり「あの過去が変わらない限り、自分は幸せにはならない」と思っている訳ですよ。だから、ず〜っと過去の愚痴を言うんです。


「あの過去は変わらないんだよね。あなたに残されている方法は、他人を変えるか、状況を変えるか、自分が変わるかだよ。僕は、自分が変わるのしか教えられないけどどうする?」って伝えます。

そこで、「お母さんがこうだった」って言ったらね、「ここにお母さんを連れておいで」って言います。「お母さんを連れて来ないと、僕はワークできないよ」ってね。

本当に大事なことは、自分の全ての感情に責任を持つことです。これが一番大事ですね。これがなくては、人は変わりません。だから言葉をすごく大事にします。

例えば、「できない」っていう時は、「したくないの? したいの?」って聞きます。すると「したくありません」って言います。「それでいいんだよ」って伝えます。パワーを感じるでしょう?

「自分の感情とか思考とか、それを放棄する言葉を言ったら、それを指摘していいね」って最初から伝えていますので。すぐにその場で指摘します。そうすることで、いかに自分がそういう言葉を言っているかに気づく訳ですね。そういう言葉に気づくって大事ですよね。


「今、悩んでいる方へ、先生からメッセージをお願いします」

考えるってことと、悩むってことを区別するということを分かって欲しいですね。「くよくよ考えるな」じゃなくて、「くよくよ悩むな」なんですよね。「悩んでる」っていう時は、自分を責めているか、他人を責めているか、世の中を責めているんです。

考えるというのは、目の前の問題を解決するためにやっているから、苦痛じゃない訳です。悩みがある人は、考えることをきちんとやったら、悩みはなくなってくる訳ですよ。考えると悩むの区別がついてない人がすごく多い。

考えるってことは、前頭葉を使っていることだから、“今ここ”の問題が解決できることです。

前頭葉っていうのは人間だけにあるすごく発達したところで、これは素晴らしいものなんですけど、皆さん使い切っていないんですよ。まだ古い脳に支配されていて、脳は発達段階にあると思う。あと一億年くらいしたら、もっと人間は幸せになると思うんです。


「先生の今後の展望や夢を教えていただけますか?」

今、コンピューターのソフトを開発しているんです。

ドライバーといって、「人を喜ばせなさい」とか「一生懸命がんばる」とか「強くあれ」とか「完璧であれ」とかいうのがあります。それが崩れると凹むんですよ。凹んだ時に、Not OKに入っていくか、OKに入っていくかに分かれるんですね。

腹を立てて他人を責める人と、自分はもうダメだと思う人です。「戦うタイプ」と「逃げるタイプ」ですね。そこからまた、OKに入っていったり、Not OKに入っていって絶望的になるとかするんですね。

2つから入って、また2つに分かれる心理テスト形式になっているんですが、自分の癖が分かったら、「どういう恋愛をする」とか「どういう子育てをする」とか、自分のパターンが分かるんですよ。

脳科学と心理学的な分析を説明して、「こういう風にするとそこは解決できますよ」っていう、リペアレンティングのやり方を教えていこうと思っているんです。それをソフト化したら、世界中の人が見られるんじゃないかなって思っているんです。


「ソフト化というのはDVDなどですか?」

Webで見るようなものです。安い金額で見られるようにしたいんです。そうすれば、相当な人がラクになれるんじゃないかなと思っています。

それを英語圏とか中国とかにも配信していけたら、世界中の人達が見てラクになってくれるかなと思っています。そういうことを今は考えています。


「それは、質問に答えていくような形のものですか?」

そうです。右か左。左か右かっていうのを3回くらいやると、大体、自分のパターンのところに行きます。そしてアドバイスが出てくる。最初は簡単だけど、やっていったら「これは深いぞ」ってなっていく。

そうしたら、皆が見てくれるんじゃないかなって思っています。「こんなに簡単に自分を変えられるし、こういう風になっているんだ」っていうことを脳科学的に教えてあげれば、沢山の人が助かるんじゃないかなって思っているんです。

もう1つは、スポーツセラピーをやりたいんです。本当に強くなりますから。スポーツにも使えるし、企業のマネージメントの心理学にも使えます。さらに、脳科学と心理学を活かしていきたいですね。




<編集後記>

池田登先生は、実際のワークの例をたくさん挙げて、
熱心にセラピーの手法を解説してくださいました。

池田先生ご自身が、心のことで苦しんできたからこそ、
同じように心の苦しみを抱えている人達を救いたい!
という、純粋でひたむきな思いに触れて、
お話を伺っている私達の心も、清められたように感じました。



次回号「主体と主体で、互いに物語の主人公になれるような生き方を」→

←前回号「子どもに“愛すること・責任・人の役に立つ喜び”を教えたい!」


インタビューTOP(目次)

-ご案内- 池田 登 先生 日本Share&Care協会


池田 登(いけだ のぼる)
           日本Share&Care協会代表
           株式会社日本Share&Care 代表取締役

1947年生まれ
様々な職業を経験後、1977年自分の問題を解決したいという思いがきっかけで心理学を志し、後にカウンセリング事務所を開設。不登校・引きこもり・情緒不安定の中高生のカウンセリングを中心に手掛ける。
グールディング夫妻(米医学博士・セラピスト・元国際TA協会会長)の著書『自己実現への再決断』との出会いから、交流分析(Transactional Analysis:TA)の理論が臨床を行う際に有効であると考え、同氏のワークショップに参加。深い感銘を受ける。
以来、グールディング夫妻の「再決断療法」、ミュリエル・ジェームス博士(精神療法家・心理学者・教育学博士・元国際TA協会会長)の「セルフリペアレンティング」、エーブ・ワグナー氏(国際TA協会公認トランザクショナルアナリスト・経営コンサルタント)の「自我状態」の考え方などの手法を取り入れ、臨床の場で活用している。
近年は数多くの臨床経験から「心理=脳の働き」という考えに至り、脳の発達理論・メカニズムとTAの理論を組み合わせた独自の理論をもとにセラピーを行い、クライアントの問題(人間関係を始め各種のトラウマ・不登校・引きこもり・うつ状態・依存症・育児ノイローゼetc.)の早期解決に成果をあげている。


<日本Share&Care協会のHP>
【日本Share&Care協会】


<池田登先生の著書>

cover
トラウマにさよならする時



『快 脳がつくり出した人生のストーリー』

『私と出逢うさんぽ道』  は、【日本Share&Care協会 書籍販売】から、お申込みください。




インタビュアー:鈴木明美(すずきあけみ)
鈴木明美
セラピールームChildren主宰、Team Oasis 代表
自分がなんだか分からない。何かやりたいけど、見つからない。
心の悩み、病を抱えた方、自己実現したい方のお手伝いをいたします。

心理カウンセラー、NLPセラピスト、ゲシュタルトトレーナー、
交流分析士1級、トランスパーソナル学会会員、レイキヒーラー
HP:江戸川区西葛西、セラピールームChildren
ブログ:セラピールームChildren

インタビュアー:高橋梨恵(たかはしりえ)
高橋梨恵
「本当の自分を知り、自分らしさを発揮して生きること」
社会におけるこのテーマの実現を心理的側面からサポートするため
現在カウンセリングの勉強中です。
趣味は旅・自然にふれること。

社団法人 産業カウンセラー協会 会員
レイキヒーラー

インタビュアー:前田みゆき(まえだ みゆき)
前田みゆき
身も心も魂も輝やくように、いつも笑顔を心がけています。
人とのご縁で、気づかされることが喜びです。

自称 遅咲きさん

コーチングと心と体の健康について、もっか勉強中

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
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