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あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
 ・カウンセリングって、どうやって受けるの?
 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- 衛藤 信之 先生 日本メンタルヘルス協会 -

   「セルフラブで、自分自身を最強のサポーターにする!」

2012年 10月 24日


今回のインタビューは、日本を代表するカリスマ心理カウンセラー、
日本一顧問企業数の多い心理カウンセラーとして有名な
日本メンタルヘルス協会代表の衛藤 信之(えとう のぶゆき)先生です。

全国4ヶ所で開講される衛藤先生の講座は、
“職場や家庭ですぐに活用できるふだん着の心理学”として人気が高く、
約4万人の受講生を輩出していらっしゃいます。

ネィティブ・アメリカンとの生活経験から、
インディアン心理カウンセラーの異名を取る衛藤先生から、
カウンセラーに求められているもの、感動を咀嚼することの大切さ、
“セルフラブ”のパワーなどについて、深いお話を伺いました。


普通の人が、今の幸せに気づけるカウンセリング

インタビュー写真




「先生は、カウンセリングをどのように捉えていらっしゃいますか?」

カウンセリングはとても面白い反面、一番大変なところで関わるので、しんどい仕事でもあるんです。だけど、自分がその立場にならないと気づかないようなことを、たくさん学ばせていただける仕事ですよね。

例えば、ある人は、ご主人が亡くなって、グリーフケアの中で、「夫のいびきがないのが寂しい。いびきがあった時は何度首を絞めてやろうかと思ったことか。でも、いびきがなくなるとそれが寂しい。今一番、いびきが懐かしいです」そう言っていました。

また、奥さんを亡くした人が、台所に立って料理をして、いかに妻が偉大だったかに気づく。「作っては食べられ、片づけては汚される仕事。男は外の世界で成果を上げれば評価はされるが、妻はやって当然とされる。妻の仕事のありがたさを言ってあげるのは、僕だったんだ」と。

そういうことを聞かされて、その立場になってみないとわからないことを、カウンセラーは、前倒しで教わるんですよね。

これは日本メンタルヘルス協会の理念なんですけど、カウンセリングの普及というか、従来、病的な人へのカウンセリングに焦点を当てていたのを、普通の人へのカウンセリングにと、考えているんです。


「普通の人へのカウンセリングなのですね?」

今、普通の人が幸せに気づいていない。ベンツに乗るぞとか、セレブになるぞとか言って、そうでないと幸せでないと決めつけて、そうでない自分に焦点が当たって、より落ち込んでいくという流れになっている。

僕は、妻や子どもが外出して一人で部屋にいる時に、ふと思うのですが、何十年かして、子ども達が独立して僕だけが取り残されるということが起こった時に、今は妻と子ども達が帰ってくるという前提で待ってますが、一生帰って来ないんだと思って一人でいるのとでは、孤独が全然違う。

そうなった時に、何億円払ってでも、この瞬間に帰りたいと思う日が来るんですよね。そう思うと、僕達のポケットには、既に何億円というお金が入っているんです。ただ僕達はそれに気づいていない。

子どもがくっついて離れなくて「ママー、ママー」とトイレまでついて来て大変だ、というお母さんのお話も聞かせてもらいますが、それもせいぜい14〜15年で、子どもはどんどん離れていく。その時になって急に寂しくなって、「あの時をもっと楽しんどけばよかった」となる。


「後から、その幸せに気づくのですね?」

心理学の基本ですけれど「here and now 今ここ」。まさにそうですよね。「今ここ」に幸せがある。「先」ではない。

僕は両親が離婚して、2番目の母親が自殺しています。まあ、それがきっかけでカウンセラーになったんですけど、最初はすごく父親を恨んでいました。僕にはお母さんと呼んだ人が何人もいました。僕の父親はすごくもてたんですよ。会社も手広くやってましたし。

それで、僕は父親の跡を継ぐよう期待されていたんですが、それを蹴って、大学で心理学を専攻して、勘当同然でサイコセラピストの資格を取るためにアメリカに行ったんです。

アメリカで友人にお酒に誘われても「父親がお酒を好きだったから、僕はあまり行きたくない」とか、ボウリングに誘われても、「ボウリングは父親が一番得意だったスポーツだから、あまりしたくない」と毎回言っていました。

すると、アメリカのトレーナーが「ノブはパパが大好きなんだね」と。「大嫌いって言ってるじゃないですか!」って僕はすごくキレた訳なんですが、「ここは自由の国アメリカだ。パパを日本から連れて来るなよ」と言われたんです。


「そこにいないパパに、とらわれていたのですね?」

その時に初めて、自分が勉強していた「とらわれ、トラウマ」というものを本質的に、実体験で理解しました。

「ノブ、今日の一日は真新しい一日だ。お前がどんな風に気持ちを入れ込んでも自由なんだ。お前、パパのことを考えてる瞬間に気分が悪くならないか? お前が勝手に思い出しているんだ。それはパパのせいじゃない。お前のせいだ。トラウマ理論、それは昔の心理学だ。大事なのは今。それはお前が作れるんだ」そう言われたんです。

本当にそうですよね。これは、今、講座でもすごく大事にしているんです。過去どうのこうのって、意味がない。

何年も前に自分の元を去って行った人に、毎月1回、呪いの日と言って電話している女の子がいました。出たら「元気?」って切るんですって。でも、彼女は気づいていないですよね。そんな大嫌いな彼氏と、何年間も憎しみというお付き合いをしているって事実に。やっぱりそこに気づかないと。

心理学を本で勉強して、トラウマとか、知っている人も多いと思いますが、カウンセリングをしていて、「トラウマってどこにあるの?」と言いたくなることはありますね。それにとらわれるのはその人の問題であって、トラウマのせいではないと、僕は思っています。


「トラウマのせいではなく、その人の問題・・・」

大事なのはそれを考えるか考えないか。思い出すのか思い出さないのか。トラウマのせいにすると、どんどん色濃くなっていく。

どこに意識を向けるのかは、自分が決める事で、人生の中でどこに焦点を当てるかは、実はこちらの問題ですよね。そこに焦点を当てると、やればやるほど傷口が開いて、よけい治りにくくなる。だから、僕らの講座では、「まず今日を楽しみませんか」と伝えています。

僕らの協会が目指しているのは、今ある状態で幸せになること。大事なのは受け取り方です。僕も過去そういう経験があったから、カウンセラーになった。

カウンセラーとして、ビジネス上では日本で一番成功していると言われているけれど、僕があの両親の元で生まれてなければ、今の僕はなかった訳だし、僕はそれをいっぱい事例に使って講座をしていますから、僕の講座の迫力は子どもの時の経験からでしょうし。

結婚して、妻の料理がとても美味しく感じたのは、子どもの頃とても質素な食事しかしていなかったから。僕が料理研究家の息子だったら、妻の料理は料理と思わなかったかもしれません。だから、禍転じて福となす、というのはまさにその通りなんですね。

今、ほとんどの人が笑っていないし、楽しんでいない。キラキラしていない。今をどうやって楽しむのか、というのを伝えていきたいと思うんです。


「日本メンタルヘルス協会の講座の特長は?」

プログラムには一つの大きなストーリーがあって、自分の人生とリンクさせながら、進んでいきます。誰にも、とらわれている所とか、共通するものがあるんです。プロセスが大事だなと思います。

集団で話すと、癒される人がたくさん出てきます。トラウマばかり見てもトラウマは解消されない。他の事を一生懸命するうちにトラウマが癒されて、逆にトラウマが自分を導いてくれるっていうことも起こり得ます。それを講座で伝えていくのが面白いですね。

僕がする話は、心理学の理論ではなくて、自分の心理的なエピソード。僕が父親にとらわれていたように、「誰でもそういうことで、とらわれていませんか?」と話しています。

ところが最近は、「僕、ホームで後ろの人に『早く乗り!』と突かれたんです。あの瞬間から笑えなくなって。これってトラウマになりませんか?」とか、「もう一生笑うな」と言いたくなるような話が多くて。

どうでもいいことまでトラウマにされて、トラウマも可哀想ですよ。そのうちクレームが来ますよ。「トラウマを悪者にしないで」って。

心理学は難しい時期にきていて、トラウマとか、そういう勉強をして、そこばかりにとらわれて、自己分析して、自己診断して、「これがあるから・・・」と、ずっと過去にとらわれている人達がいます。今、うまくいかないのは、全部過去のせい、親のせいにしています。


「トラウマを、現実逃避や責任回避の理由付けに使っているような?」

そうです! だから敢えて私は話すんです。「親に殺されそうになったこととか、それが僕のトラウマになっていますか? 笑ってますやん。何が違うんでしょう?」と。僕はそれをエネルギーにしているんです。エネルギーにしていくのか、笑わないでそこに留まるか、の違いです。



インタビュー写真




セルフラブで、自分自身を最強のサポーターにする!


「先生は、講座ではどんな雰囲気なのですか?」

僕は、講座ではいつもテンションが高くて、元気印でやっています。でも、いつも言うのは、「あれは僕じゃない。“スーパー衛藤”であって、僕はあそこまで元気じゃないし、明るくない」と。

カウンセリングをしている時に、「この人嫌だな。なんでこんな言い方するんだろう」と思った時に、僕だったら逃げるけど、“スーパー衛藤”だったら、ここで逃げないんだろうな。ニコッと笑うんだろうな、と思ってやっています。

だから、僕という人間も、あそこでしゃべっている“スーパー衛藤”に引っ張られているんです。

皆さんも“スーパー私”を作った方がいいですよ。「私、こういう人だから」と言うんじゃなくて、“カッコイイ私”をまず作って、 “カッコイイ私”だったらどうするかな、と考える。

「私、そういう人じゃないし」と、自分に逃げ込むんじゃなくて、ちょっと背伸びしたら出来ることをしてみる。それをやっているうちにそれが段々自分になっていくんですね。そして気がついたら、「○○さんて、そういう人ですよね」と言われる。

僕も「衛藤先生っていつも明るくて、すごくパワフルですよね」と言われるけど、小さい時はそんなにパワフルだったかなと考えるんですよね。「ちょっとでも、ちょっとでも」と思ってやってきたことが、徐々に自分になってきたんですね。


「そうやって、自分を作っていくのですね?」

性格は変えられる。その人の立ち居振る舞い、ものの言い方で変わっていくんです。皆が盛り上がっている時に「素敵ね」と言うのか、「くだらない」と言うのか。後者は注目は集められるけど、どっちの方に自分はなりたいか。常に選択をしていって、自分をデザインしていくんです。

生まれて育てられた環境は影響があるのかもしれない。でも、自分で作り直してrebornしてほしい。再誕生してほしい。親の作った自分をこの先何十年もやっていくのか、ここから再誕生してやっていくのか、です。


「講座のプログラム内容は?」

いろいろな心理セラピーをやります。元は病んでいる人のために作られたプログラムですが、僕らの日々の生活でも、プチ心身症、プチうつとかってないですか? そういう時に、このセラピーだと、こういう具合に使えますね、という風にやるんです。

講座で、シュンとなってくる人がいつもいます。自分のことを言われているようなんでしょうね。それだけ効いてるんです。

僕の講座はものすごく攻撃的です。全然、受容とかしてない。講座のいいところは、攻撃できるところです。元々、僕は攻撃的なんだと思う。僕は僕のスタンスでしかやれないから、刺激になればいいと思ってやっています。


「御著書の中で“セルフラブ”というのが登場しますが、それについて教えていただけますか?」

いつも、スキンシップが大切だという話をするんです。かまってくれたり、言葉のスキンシップだったり。そのスキンシップを外に求めようとすると、夫は仕事で忙しいとか、その都度ダッチロールみたいに、調子に乗ったり、最悪になったり。人に依存すると相手に支配されてしまいます。

友達も恋人も配偶者も、それも大事ではあるけれど、最高のパートナーは自分です。他人の言葉は無視できるし、布団被ればいいけれど、「もっと頑張れ。もっと有名になれ。もっと働かなきゃ」って、いつも自分を鞭打っている自分の言葉は、否定できない。

だから、僕は、まず自分が自分の味方にならないといけないと思います。


「自分を味方にするのですね?」

よく冗談で、「もう〜、今日はホテル帰ったら、“セルフラブ”しますよ」と言うんです。

「この白けたムードの中で、よく1人で頑張って喋ったな。普通あれだけ喋ったら泣くぞ! でも最後まで2時間よく喋り続けた。素晴らしい。もう完璧だよ!」
「でも、何人かボーっとしてた人がいたよ」
「いやあれは、あまりに感動しすぎて言葉が出なかったんだな」
「そうかな?」
「そうだよ!」
「何人か救われたかな?」
「救われたさ・・・」
「見ていてくれた?」
「あー見てたさー! 俺だもん!」 みたいな感じです。

僕には、「頑張れノブ!」と旗持っていつも応援してくれる『もう一人の僕』がいつもいてくれるから、2〜3人に嫌われたって何とも思わない。皆、応援してくれるもう一人の私を作って、「I LOVE ME」になることです。

だから、僕は、いつも奥様方には、こう言うんですよ。
「ご主人は、家に帰ってきてもお前のせいだと言うし、子どもはいつもやいのやいの言うのに、ハイハイって、あなた良く頑張ってるわね。まあ折檻もしないで、ハイハイって言って子どもの面倒見て、あなたって偉い!!」
「偉いかな? 普通だよ」
「普通ってすごいのよ!!そんなあなたを理解してくれないなんて、夫はどうかしてるわよ!! でも、あなたの努力が、いつかきっと夫にも子ども達にもわかるわよ」
「わかってくれるかな?」
「わかるわよ!!」 だから積極的に分裂した方がいいですよって。

自分でコントロールできない統合失調は困るけど、自分でコントロールできる分裂は、必要だと。
僕には、あまりカウンセラーは必要ないというんですよ。

なぜなら僕には、いつも、“スーパーノブ”がいて、
「どうする?」
「お前だって考えてるんだろ?」
「いや、俺は何にも考えてない。今考えてもしょうがないと思ってて。先のことはわからないし」
「そう! 先のことはわからないんだよ。でも、結論出た時、おまえだったら頑張るんじゃないの?」
「そうかな?」
「そうだよ! 今までそうやって頑張ってきたじゃないか。その時のお前は、きっと頑張るよ」
「そうかな?」
「そうだよ!」
「そう思う?」
「そう思うさ!!」 みたいなね。

もう一人の自分がいつもサポートしてくれる。その自分は、何の害もない。絶対誰にも言わないし、いつも自分の細かいところまで見てくれているので、何も説明がいらない。そしていつも元気なんですよ。「お前は、大丈夫。お前は完璧。お前はよくやっている」と。

上手くいかない時ほど、“スーパーノブ”が出てくる。それが“セルフラブ”です。だから、「I LOVE ME」してください。せめて今日帰ったら、「よく頑張った」って、自分でスキンシップしてください。たとえ夫がさすってくれなくても、自分でさすってあげてください。


「自分でスキンシップするのですね?」

小さな努力や小さな我慢、あなたの努力を一番知っているのは、自分ですよね。それを誰かにわかってもらいたいとか、「私がこんなにやってるのにどうして・・」とかやりだしたら、状況を間違えたら、うつになります。その時には、私だけは知っているって“セルフラブ”します。

全ての人と死をもって分かつけれども、自分とは一緒に行くんですよね。最終的に自分と一緒に墓に入ってくれるのは、もう一人の僕なんですね。こいつとは一生付き合っていくし、ちっちゃい時からずっと一緒だったし。

僕は、母が亡くなって、ノブが可哀想って言われた時に、子どもながらに、「お前の泣き方ちょっとかっこいいよ」とか言っている冷めた自分も知っているんです。その時はそれがすごくいやだった。泣いてる時に、その泣き方がかっこいいかどうかなんて見ている自分が何でいるんだろうと。

でも、あの時はその自分を作るしかなかったんだろうと思うし、そして、最悪の悲しみにいる時も、「今は泣いてるけど、いつか泣いてない時が来るよ」と言ってくれる冷めた自分がいて、今そいつと友達になると、結果的に助けてもらったかと思う。


「それは、自己信頼クンですよね?」

そうですよね。自己信頼クンですよね。だからそうやるようになってから、僕は人に頼らなくなった。それは、人を信用していないのではなくて、「己こそ己の寄るべ」って言ったらお釈迦様の言葉ですが、究極は、自分が自分をサポートしてるということですね。

それがついた時に、「あの人が…、この人が…」というものから離れて、初めて、「I LOVE ME」で。僕はそれで、結構、うつの人を治してきました。

うつの人の特徴は、「自分が嫌い」。「何で?」って訊くと、「ああなってないから」、「こうなってないから」。でも、もう一人の自分を作って、「そうなってる時も大事なのよ」とか、「よくやってるよ。あれはすごい!!」とか言って、自分で自分をサポートするんです。

こういう人間を作った人は、本当に強い!! だから僕は、それでうつを治して、「衛藤のセルフラブ療法は、すごく効果あるからやったらどうですか?」って言われるようになったんですよ。

困った時には、“スーパーノブ”を引っ張りだして、自問自答して、ゲシュタルトのエンプティチェアーを自分で役割交換してやって、それで乗り越えてきたという、過去の実績もある訳でしょうね。

「だからきっと未来もお前は頑張るよ! そこまで背負込むことないんじゃない?」って、もう一人の自分がスーパーカウンセラ―になるのが、“セルフラブ”という概念ですね。皆さんがやってることを、ゲーム化するのが好きなので。


「自分が自分のスーパーカウンセラーになるというのは、解決への第一歩になりますね?」

そうですね。それで助かったという人は、受講生でも多いんですよ。

批評は誰でもしてくれます。だから、自分まで批評家にまわる必要は全くない訳です。せめて自分だけは、自分を認めましょう。もちろん何も努力しないで「私は最高」と言っていたら、これはナルシストですよ。「あるがままではなくて、それは、ワガママですから」といつも言うんです。

努力してやったけれど結果が出なかった時、「頑張ったよね。こっちは違うんだということを、学べたことだけでもすごいよ」って言ってくれる人は、自分しかいない。これは、誰もコントロールできない。

自分で自分の自己信頼を拡張する。それができないから、自分でコントロールできない人が現れて、自分を翻弄させちゃう。だから、自分で捕まえておかないと。それが自我を強化する。

これを強くするためには、自分がこの二人のやり取りをコントロールして、ゲーム化をして楽しむ。後は、どれだけ自分の中で、モデリングするかということです。

理論理屈はイメージしにくいけど、僕が「こうやってますよ」って話すと、「へー。そういうゲームか!」って感覚で、「じゃあやってみよう」となる。ただ、これをやるには、カウンセリングの技法を身につけていた方がいいですよね。すぐ、“スーパー私”がカウンセラーになってくれるから。


「それは、最強の味方ですね?」

そう。自分でベーシックトラストを獲得しちゃうと、他の人に依存しなくてもいい。最終的には、究極のサポーターは自分。そういうことをやっていけば結構楽しくなります。“セルフラブ”を作ると、もう何がどうであっても大丈夫。


「悩みを抱えている方に、先生からのメッセージをお願いできますか?」

人生を考えてない人は、悩まない。悩んでいるということは、一生懸命、人生を考えてる人なので、まあしっかり悩まれて…と思います。悩む時が一番人生に気づく時なので。

例えば、自分の元から夫が去っていった、妻が離婚したいと言いだした、独り立ちした子が帰って来なくなった。「あなたのためにこんなにしたのに」と言ったら「またそれか。その‘あなたのために’が一番嫌いなんだよ」と言われたとか。そういう時、一番気づきますよね。

自分を見つめ直すいい宿題なので、しっかり悩まれた方がいいです。悩んで悩んで、その中から出てきた答えは、きっといつかすごい宝物になる。僕が子どもの時に悩んでたことは、全部今、講座になって、最高のトークとなっているので。

だからその時、一番勉強してるんですよね。悩んでる時って、藁をもすがるで、本も読むしセミナーも行くし。それは、無駄では全然ない。

青春にいる時は、その価値がわからない。悩みもそう。悩みから離れた時に初めて、自分が一番勉強した良いきっかけだったと思う時が必ず来ると信じて、しっかり悩む。そしてうまくいかない時が次に向かう準備段階だと信じて、乗り越えて行くしかないのかなと思います。


「今後の展望についてお聞かせいただけますか?」

それは、全くないですね。大阪で受講生3人でスタートした時と、何にも変わってないですね。人数が増えただけです。だから、今日この教室で学んだ人に喜んで帰ってもらいたいな、それだけです。その先に、行けるところに行けたらいいなって思います。

僕は、成功セミナーみたいに、目標を持ってがむしゃらに、というのは、あまり合わないので。一生懸命今日を生きてたら、行き着く先には行く、というのが目標。僕は本当に昔から目標はなくて、ただ、今日しっかり生きよう!ということです。

今日会った人としっかり過ごす。今日会った人としっかり触れ合う。人と会っていても、「氣ここに在らず」ではなく、人と会ったらしっかり会う。それで行きつくところが、きっと行きたかったところなんでしょう。

そこは、カウンセラーを辞めてるかもしれないし、またインディアンに会ってるかもしれないし、お坊さんになってるかもしれない。

よく「若い時に、こういう目標を持って頑張ってこられたんですか?」って訊かれますが、そんなことはなくて、若い時からカウンセラーになりたいとは思っていたけれど、こんなに手広くやるとは思ってなかったので。気が付いたらここにいたんですね。

20代そこそこで考えてた夢の世界に、50歳前の僕がいるというのは何か嫌だし、50そこそこの鼻タレの僕が考えた道を、人生達観した80歳の僕が歩んでるなんてありえないと、僕は素直に思いますね。いろんな経験をもっと蓄えて、僕も想像してない道を、彼はきっと歩いていると。

もしかしたら、アボリジニとか、南極とか、いろんな経験をして。もしかしたら、何にもしゃべらなくなって、透明になってるかもしれないし、そんなの想像できない。それはその頃の衛藤に任せます。だから、今をしっかり楽しく生きて、一緒に居る。目標はその結果です。





<編集後記>

衛藤信之先生には、大きな窓が解放感いっぱいの
銀座2丁目の日本メンタルヘルス協会東京校で、
お話を伺いました。

フットワークも軽やかに登場された衛藤先生は、
噂通りの「キラキラ・エネルギー」で輝いた方でした。

特に“セルフラブ”のお話など、寸劇を交えて
ドラマティックに語って下さり、その語り口に魅了されました。

  「展望は全くない。今をしっかり生きるだけ」
  「僕も想像してない道を、未来の自分はきっと歩いている」

衛藤先生の「今ここ」を大切にするご姿勢、深い自己信頼と
スケールの大きさに感服したひとときでした。
是非、私達もモデルとしたいところですね。



次回号「自分を通して得られるものが、自分のワークのスペシャリティになる」→

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インタビューTOP(目次)

-ご案内- 衛藤 信之 先生 日本メンタルヘルス協会


衛藤 信之(えとう のぶゆき)    心理カウンセラー
                     日本メンタルヘルス協会代表

日本で従来行われていた理論中心の心理学に代わり、誰でも日常生活に役立つ実践的プログラムを開発。その軽快な語り口は心理カウンセラーの枠を越え、まるで役者のライブのような臨場感があると評判になり、現在、日本一企業顧問数の多い心理カウンセラーとして、多くの人がより自分を輝かせる心理テクニックを教えている。
2001年に約8ヶ月間ネィティブ・アメリカンと生活を共にし、その自然観や伝統儀式に参加し、日本社会が失ってきた人間本来の「心の豊かさ」の真髄を心理学的見地から会得。帰国後、さらに学歴・地位・名誉・権力にとらわれることのない人間関係の創生を目指し、現代の日本に一石を投じるべく新たなメッセージを伝え続けている。


<衛藤信之先生のHP>
【日本メンタルヘルス協会】


<衛藤信之先生のブログ>
【衛藤信之のつぶやき】


<衛藤信之先生の著書>

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今日は、心をみつめる日。



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幸せの引き出しを開ける こころのエステ 夢をかなえるカギはあなたの中にある



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イーグルに訊け―インディアンの人生哲学に学ぶ



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上司の心理学―部下の心をつかみ、能力を高める







インタビュアー:前田みゆき(まえだみゆき)
前田みゆき
身も心も魂も輝やくように、いつも笑顔を心がけています。
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不惑を過ぎてから、心理学を勉強中の身です。
一瞬一瞬を、共に過ごす人々と、大事にして生きていきたいと思う
今日この頃です。

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趣味:読書 ピラティス
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古武家真美
心理学とカウンセリングを勉強中。
自分らしさを探す旅の真っ最中です。

学生の悩みに手紙やメールで答えるVFM東京でも活動しています。

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
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