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あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
 ・カウンセリングって、どうやって受けるの?
 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- 守谷 京子 先生 パーソナルグロース研究所 -

   「自分を通して得られるものが、自分のワークのスペシャリティになる」

2012年 11月 24日


今回のインタビューは、日本ゲシュタルト療法学会の常任理事で、
パーソナルグロース研究所所長としてもご活躍の
守谷 京子(もりや きょうこ)先生です。

セラピストとして、沢山の方を見守り、変化に立ち会ってこられた守谷先生。

ハワイの叡智であるカフナサイエンスや、ゲシュタルトセラピー、
ホロトロピック・ブレスワークなどを、独自の手法で展開される守谷先生の
セラピーのエッセンスを、インタビューでお伝えしていきます。


ゲシュタルトセラピーで私が変わり、家族にも変化が起こった

インタビュー写真




「ホロトロピック・ブレスワークについて説明していただけますか?」

かつて、LSDが発見された頃、どのような利用価値があるかを調査するために、世界中の精神科医、精神を扱ったドクターに、LSDが配られました。その中の一人にチェコスロバキアに住んでいた医師スタニスラフ・グロフ先生がおられました。

グロフ先生は、LSDを使うことでフロイトを超えた精神世界があるということに気付かれました。健常者も心を病んでいる方も同じように、精神世界が多岐にわたっていることに気付かれたのです。

先生は、インドの行者が何年も行を積んだ後に得られる世界観を、LSDによって普通の人が体験でき、自己発見のために使えると考えられ、人間を知るにあたりLSDを使ってさらなる研究をしたいと思っていらしたのですが、皆さんご存知のようにLSDを使っての事故が多発したため、世界的に使用が禁止されました。

そこで先生は、LSDに代わるものを模索され、激しい音楽を聴きながら呼吸を変えていき、歓喜的なトランス状態になることで同様の体験ができることに気付かれ、開発されたのがホロトロピック・ブレスワークです。


「ホロトロとは、どういう意味なのですか?」

「ホロトロ」とは、「自分を統合していく」という意のギリシャ語で、ホロトロピック・ブレスワークは、自分を統合していくための呼吸法のワークになっています。

また、「超個」と言って、自分を超えた体験の精神構造になっていくこともでき、トランスパーソナル心理学の枠組みの中で、世界で発展していきました。

ホロトロピック・ブレスワークでは、

1.自分が生まれてから今までの自伝的レベルの体験。特に無意識の方へ押しやられた、抑圧されている自分の問題が浮上してくる

2.精子が子宮に辿り着いてから、オギャーッと生まれてくるまでの間、子宮・産道の中での体験。無意識の中で未完了の問題が浮上してくる

3.超個の体験、民族的な意識、過去世と思しき体験。自分では分からないけれど自分として実感がもてるようなイメージが浮上してくる

以上3つのジャンルが、深くて速い、マラソンのような呼吸をすることによって現れます。

呼吸によって、血液中に流れているカルシウムイオンの結合が変わって、夜寝ている時に使われている部分の脳が刺激され、門が開いて無意識の方から未完了の問題が解決してほしいと出てくるのです。

意味が分からなくても完結するものもあるし、ゲシュタルトセラピーを使って図と地の関係を見て、背景になっている地の問題を浮上させて自分の理解を深めていきます。ホロトロピック・ブレスワークの延長線上にゲシュタルトセラピーがあるという位置付けです。


「心理の道に進まれたきっかけは?」

私には心が痛んだ家族(A)がいます。思春期に、体型が太めでドッジボールに入れてもらえないとか、女子に人気がない、ということがあって、今で言う摂食障害になったんですね。

その後、大学に行く頃には、手が震え、ラーメン屋で丼を受け取る時につゆをこぼしてしまう、出席の時に自分の名前が書けないという、過度の精神不安定になりました。

当時、岡山では多くの人が、精神科にかかることは隠蔽するようなできごとという考えを持っていました。家族にそのような人がいるのは伏せる世の中でしたので、岡山で精神科を探す訳にはいかず、神戸まで足を運びました。2時間かけて神戸へ行き、病院で2時間待たされ、診察はわずか5分、そして症状を緩和する薬しか出してもらえませんでした。

家庭内では摂食障害だけでは収まらず、家庭内暴力を命がけで防ぐという、大変な状況になっていき、私の心の中では一家心中も考えました。

当時、父が早く亡くなったせいもあり、母が父親代わりをして、私が母代わりで家庭を切り盛りしているうちに、元々身体が弱かった私は病気になり、明日をも分からない状態で、一週間に1キロ痩せていくようになってしまいました。

ところが、私が病気になったら、意外なことにAは一人で神戸に診察を受けにいくようになり、母は母で精神的に安定するようになったんです。

一体どういうことかと思いました。私自身が頼りになる存在でいることが、二人の状態を悪化させていたんじゃないかという思いに至りました。

これはもう、親が怒ろうが、兄弟に人非人と言われようが、違う方向性を探さなきゃと、フラフラ状態だったのですが、ダンボール箱に荷を詰めて、自分自身でも状況を打破できるものはないかという思いで東京に出たのです。


「東京で学び始めたのですね?」

東京で最初に見つけたのはカルチャーセンターでした。カウンセリング、交流分析、フォーカシングなど様々な心理の講座がありましたが、その中でも、石川中(いしかわひとし)先生の講座に一番惹かれました。カウンセリング等に比べると、より自分に響くものがあり、問題解決も早いような気がしました。

その後、石川先生が教えてくださるところがあるかと門戸を叩きましたら、紹介されたのは石川先生でなく、リッキー・リビングストン、昔はリッキー・ウルフと呼ばれていた先生でした。実は石川先生もリッキー先生の生徒さんだったのです。それがゲシュタルトセラピーとの出会いでした。


「ゲシュタルトセラピーを受けられて、いかがでしたか?」

最初はAや家庭のことが問題だと思っていましたが、セラピーを受けるうちに、自分自身が悩みを抱えていることに気付きました。自分のことにして考えないと始まらない、おこがましいと考え、自分がセラピーを受ける側の人間であることに気付き、一週間に6.5日というスケジュールでセラピーを受けました。

それまでは、他者や親が与えた世界、社会がそうだからと思っている世界が自分の世界だと思い込んでいました。やがて、自分は自分に出会ったことがないことに気付き、自分を探したいと思うようになりました。

セラピーを受け始めて一年目は自分のことだけで、家族には何も関係ないと思っていましたが、そのうちに、私自身が自己に目覚めることで、Aや母の環境の一部として変化を来たしていくことで家族も変わってきたのが分かりました。


「どのような変化が起きたのですか?」

Aは自殺願望があったのですが、それも彼の意思ではないかと思えるようになりました。あなたが死んでしまうのは私は辛いし、願うことではないが、あなたがどうしてもその意思を貫きたいと思うのであれば、あなたの意思だということは認めると、伝えました。

今まで本人は「自殺する」と言うことで母と私を動かして、自分の方に向かせていたと思うのですが、私が変わることで「自殺」は役に立たなくなったのです。私の投影かもしれませんが、私にはそう感じられました。

他者とのコンタクトの境界線のところで人は変わると言います。境界線のそばにいる私が変化することで、家族に変化を与え、Aが操作をしていたり、色々なことを起こしていたのが通用しなくなり、自分が目覚めるしかないところに行き着いたのです。私はそう思っています。

今では、Aは小説を書いたりして、自分の専門世界を持って生活を送っていますが、セラピーを受けて2年目にそういう変化が起こりました。


「その後は、どうされたのですか?」

その頃、東京ゲシュタルト研究所では、2年ごとにトレーニング生を募集していました。トレーニングは4月がスタートで、私がセラピーを受け始めたのは5月だったので、最初の2年はトレーニング生にはなれず、その他のクラスを全部とっていました。

2年待って、「やっと入れる!」と思ったら、リッキー先生の気が変わっていて、正式名は忘れましたが、「リビングクラス(生きているということを中心としたワーク)」をやりたいのでそちらに参加してくれと言われました。

「リビングクラス」では、「クラウニング」というワークや、ギリシャ語でセラピーの語源になったアスクレピオスという神殿で行われているようなことをやりました。

結局、4年後にやっと念願のトレーニングに入ることができました。そうして7年間のトレーニングを終えた頃に、リッキー先生は日本から出たいと思われていて、岡田法悦先生・百武正嗣先生の先生であるポーラ・バトム先生を呼ばれたのです。

ところが、多くの方がポーラ先生を慕うのを見て、リッキー先生はやはり日本に残りたいと思うようになり、ポーラ先生に別のところに行ってもらうことになりました。こうしてゲシュタルトの2つの流れができたのです。

最近になって、日本ゲシュタルト療法学会ができて、百武先生、岡田先生、江夏亮先生と私ら皆で日本を代表する学会ができました。



インタビュー写真




自分を通して得られるものが、自分のワークのスペシャリティになる


「リッキー先生のアプローチの特徴を教えてください」

ポーラ先生は受容的なのに対し、リッキー先生は陰と陽ぐらい違うタイプで、とても創造的です。

ポーラ先生は、クライエントの後ろからゆっくり受容的について行く、一緒に寄り添って歩いていく感じですが、リッキー先生は、前から創造的なものを提供、提案、関わっていきます。私はどちらからの先生からも学びましたが、リッキー先生からの影響を濃く受けています。

例えば、私は「クラウニング」、ハワイのメソッドを入れた「カフナ・サイエンス」、「男性性・女性性」など、身体を使い、踊りを使い、テーマ性のあるようなものを提供しています。

ゲシュタルトセラピーは、フリッツ・パールズ、ローラ・パールズ夫妻が作り上げたものですが、ローラ・パールズの方が、演劇的、創造的なものを提供される先生で、その流れを汲んだのがリッキー先生です。

ヨーロッパではサージ・ジンジャー先生(昨年没)がゲシュタルトセラピーを大きく動かしている先生ですが、やはりローラ・パールズの流れを汲んでいて、ヨーロッパならではの、オペラを使ったワーク、水を使ったセラピーなどユニークなワークを提供しています。

座って話をするだけではない、全身を使ったワークが特徴になっています。


「カフナ・サイエンスについて教えていただけますか?」

ホ・オポノポノも伝授しているカフナ族というのがあります。カフナは宗教ではなく、土地を運営していく司祭のようなものです。カフは、ヘブライ語と同じ音で意味も同じで司祭、先生の意です。

ハワイの人々は、歴史上は元々中国に住んでいて、漢民族に追い出されてカヌーでハワイに着いたと言われています。その元はピラミッドを作った人々の末裔と思われています。ハワイに行った人々は、身体や声に教えを隠蔽しました。

今の、女性が踊るフラダンスは、アメリカ人がハワイに来てから発展したものですが、本来は、フラは神様に捧げるうたげ、祝詞のようなものです。鳥が地球で見たことを神様に告げる動きです。鳥、つまり魂が世界観を見て大いなるものに告げる象徴になっています。

魂、鳥が世界をどう見ているか、地球上でどうやって生きていくのか、エコの考えを大切に、生態系を壊さないという考えが、ホ・オポノポノ、カフナの生き様にあります。

キリスト教は階段状、カスケード状の考えである一方で、生きとし生けるものは皆つながっている、という円形の考え方が、カフナにはあります。日本もムラを中心にした円形の考えですね。

中国からハワイに渡った人々は、羅針盤もない状態で、生命の源である女性のおっぱい、男性の大事なところがパルスを感じながら、星の位置を確認しつつハワイを発見し、辿り着いたと言われています。

今ここでどうやって生き延びていけばいいのか、どのように気付きを得るか、が、カフナの知恵としてありますが、「今ここ」と「気づき」はゲシュタルトとの共通点でもあります。


「ゲシュタルトとの共通点があるのですね?」

太極拳だと「チ」と言って気、エネルギーを作る様に、ハワイでは「マナ」という気、生命力を作っていきます。「今ここに」いて、「気づき」をもって自分がどういう風に生きていくのかという知恵を学び、さまざまなメソッドを使って生きていくんですね。

それが非常にゲシュタルトセラピーと一致していて、「今ここ」を生きていて、自立・自律の両方が成り立つような形で、地球上で人間として生きていきましょうというところでつながっているんです。

カフナ・サイエンスでは、何種類かある古代の踊りのパターンを踊ることによって、色々なことが見えてきます。例えば肘が下がっている時は、犠牲的に生きている、ひざが外向きの時は、外にエネルギーを捨てている、内向きの時は、内向的に生きている、等が踊りの中で見えてくるんです。


「踊るということを、ワークに取り入れていらっしゃるのですね?」

体温と同じくらいの温かさの中で踊るのですが、それはつまり、お部屋自体が、子宮の中にいるような形で、自分が自分のナビゲーターになって、自分の生きる道を探していきます。

人間は、歳を重ねていくと、生き様が人相となって現れますね。身体にもその人の人生が表れてきます。温かいところで踊っていると、その人のありのままの身体の状態が出てきます。

それに対して、「どういう風に身体が語りかけているのか?」「あなたは、何に気がついたのか?」「それはどこから来ているのか?」「どういうことを解放していきたいのか?」「人生をどうしていきたいのか?」という問いかけを、身体の感覚を通してやっていきます。

「私は今○○に気づいています」というようなことをゲシュタルトでやっていくのと同じです。


「クラウニングについても、ご説明いただけますか?」

クラウンとは、道化師のことです。

道化師とは、顔に涙が描かれていて、赤鼻を付けているものが一般的ですが、それがどうして面白いのかと言いますと、泣くのもずっと「えーんえーん」と泣き続けていったら、それが子どもも笑える可笑しいところですが道化師が「えんえん」と泣いて見せると余計面白くなります。

どんな苦しいことも悲しいことも、人生として象徴的に見てみると楽しい、ということを気が付いてくださいというようなメッセージを、道化師はサーカスでやっているのだと思いますが、元々は、道化師というのは王様に付いていました。

王様というのは、クラウン(王冠)を着けていて、この王冠は、大いなるものからの智慧を授かるためのものであり、そのような形で神託を降ろされた人が王であり、一般の市民たち大衆のためにいかに飢饉とかを避けていくかということをします。

臣下は、左遷されてしまったり、権威を失ってしまったりと、自分の昇級がかかっているので、真実はなかなか語れません。そこで、個人的な欲に目がくらんだ王様に何かを見せていくために道化師は生まれてきました。

滑稽にして見せて、滑稽だから怒りようもない。左遷しようにも身分もない。だからこそ道化師を側に置いて、自分が自分として自分の姿を見るために現れたものです。


「自分の姿を見るためのもの?」

ですから、「私、ホント辛いんです」と話をしていると、その気分に酔っていくこともありますが、そこで嘆きのクラウンになって「道化師になってください。一時間やりましょう」と言っても、他の人とのコンタクトのある中で、一時間ずっとその状態ではいられないんです。

あなたは泣くのが得意だったはずなのにどうしたことでしょう、ということになります。

ゲシュタルトの理論にインパス(行き詰まり)という言葉がありますが、行き詰って行き詰って行き詰った所に、道化師に扮することによって、早く、一時間ほどで突破口を見いだすことができるようになります。

クラウニングを、大手企業のトップクラスになる人に提供する時には、トップの方がどういう人間性を持てばいいかというワークに使ったりします。


「それは、ご自分の隠していたものが出てくるような感じなのでしょうか?」

まだ内在しているものということでしょうか。

例えば、ある世界的に支社を持つ会社の、ヨーロッパの小さな国の支社長さんが来られた時には、その方はとてもエレガントで、賢くもあり、「これ以上何を伸ばしたら、大きな国の支社長になれるのだろう?」って、おっしゃって来られたことがありました。

その時は、部屋を暗くした中で動物になってもらうというワークをしてもらいました。すると彼は、カーテンにじーっとしがみついて動かなくなっていました。そんなやり手の方が暗闇でこそこそしているような姿に、私は傲慢さを見い出しました。つまり彼は、休もうとしていたんですね。

英語でelegantの反対の言葉に、arrogant(傲慢)という言葉があります。

彼に、「あなたの中で、傲慢という言葉で、嫌っている部分はどんなことですか?」と聞いたら、「私の家族の中にすごく権力のある傲慢な人がいて、そういう人にだけはなるまいと思って、そういう自分を全部切り捨てきたからこそ、私はトップに立てているんですよ」と言いました。

そう言うけど、カルロス・ゴーンの顔見てごらんなさい。とてもいかつくて、グイッと引張って行く感じに見えますよね。何千人という人の運命もその人の決断ひとつで動いていく、それこそが真に大きな企業のリーダーシップというものではないでしょうか。

傲慢ということを嫌っているかもしれないけれど、切って行かなければいけないものは、切って行かないといけないし、会社の方針で工場を閉鎖したりということもあるし、全員にYESマンのようにしていくことはできない。

それは活用のできるパワーを、傲慢だというその先入観、自分の投影する気持ちがあるから、傲慢の裏しか見てなくて、パワーとしての傲慢さをまだ見い出していない。

恐れていて、どこまで自分が傲慢なのか、それを見ていないから、「傲慢なクラウンになりましょう」と言って、とことんやってみました。そうしたら、怖がっていただけでさほど傲慢じゃなかったですね。

でも、パワーは取り戻して、その方は2カ月もしないで、もっと大きな国の支社長になられたんですね。そういう風にして、使っていくんです。


「先生は、現在どのようなプログラムを提供していらっしゃいますか?」

まず、ホロトロピック・ブレスワーク、ゲシュタルトセラピーのトレーニングと個人ワーク。

企業や経済をどう動かすのかを学びたいセラピスト、本格的なボディワーク、アロマオイルを使って一対一で治していくようなタイプのセラピーをしたい人、ハワイのメソッドや、クリエイティブなワークを創りたい人は、うちに来ていただけると、創っていくノウハウを教えていきます。

今、一番やっているのは、セラピストの養成と企業へ向けてのワークですね。


「ユニークな発想、そのクリエイティブさは、どこから出てくるのでしょう?」

パーソナルグロース研究所が大きくなって生徒さんがいっぱい来られた時に、何か空しい感じがしていた時代があったんですね。それで、自分自身がワークを受けたり、サイキックな人に会った時に、「あなたは仕事をしている」という風に言われたんですよ。

「My Job, My Joy」じゃないんだなって思いました。私が私で、楽しいと思った余りじゃない限り、キラキラさが出て来ないし、仕事をこなすことになって、それではゲシュタルトのセラピストではない。「あなたはそれを忘れていますね」って感じでした。

そんな自分に気が付いて、自分がエンジョイできて、常に皆さんが来て、「遊ぼうよ」って私に挑戦をしてくれるというか、「違う遊びを考えたから一緒にやりましょう」となりました。

そんな感じでワクワクしないとね。「人のことを考えて」っていうのはおこがましい。だから疲れて、仕事になって、「よっこいしょ」となっちゃうんですね。自分を生きていることが、大切!!

明日から私の何かをやれるんだと思ったら、「早くやろう」となる、そんな感じです。頭を空っぽにしているとパッと何か出てくる感じで、面白いなと思います。

頭で考えたりしないで、抵抗しないで、自然体で導かれるままに段々なってきたんですよ。でも、私のセラピーはどちらかというと、基本に理論がきっちりある感じです。


「理論的なのですね?」

カフナ・サイエンスもゲシュタルトも理論が色々とあるんですが、それがどう結びついて構成するとか、創造的だけど、きちんとメソッドがあるということですね。

他のところでやるゲシュタルトの多くは、クライエントの方に「あなたが起こしていることは、こういう感じになっている」という理論解説はしないですけれど、私のゲシュタルトは、身体も心も空っぽにしてやるけれども、知的解釈というのも必要だと思っています。

実存主義もゲシュタルトでは使われていて、その人が自分が起こしている状態を理解して、どういう形で固まっていって、そこからどう変容してゆくかは、やはり自分の意志が必要です。

どういうコンタクトが来ると詰まるのか、自分でそれが理解できたら、それが来た時に違う選択の仕方ができる。意志の力で「今ここの私の存在の仕方」を選び、自分らしい有機体になってください、ということを説明しながらワークをしていきます。


「ゲシュタルトは左脳を使わないイメージがありますが?」

そこが私のゲシュタルトは違うんですよ。何年もワ〜ッて気持ちを出しているだけで、それの背景が掴めない人がいたりすると思いますが、それが図になっているとしたら、背景には何があると思う?という問いかけにして、自分で「図と地」の転換をきっちりやっていきます。

ゲシュタルトの回避・鵜呑み・投影・反転行為・融合だとかが、どんなことであるかが分かっていないと、自分が融合していても融合のメカニックが分かっていないから脱出しにくい。人間は賢いので、知ったら脱出していく時間が早くなっていくんですよ。

私が提供していてそう思うので、きちんと理論も学んでいく。先に理論ありきでワークをしていくんじゃなくて、後付け理論という感じです。


「今、悩みを抱えている方へのメッセージをお願いいたします」

どんなにセラピストが素晴らしくても、答はご本人が持っているということを信じていただきたい。

そして、セラピーを受けようが受けまいが、人生の中で何か私は変わっていきたいとか、乗り越えたいという自分の声を聴いてあげれば、ひょっとしたら目の前の花が救いを与えてくれたりもするかもしれないし、何かのきっかけが必ず来ます。

世界があなたに語りかけてきて、そして、語りかけてきた答は、全部自分の中にあるということを信じてほしい。実際にそうなんですよとお伝えしたいですね。

28年間やってきて思うのは、セラピストは、共に寄り添う、一緒にいるということができることであって、そうすればその方が答を見い出すのだなと思います。

悩みや不安や苦しみは、全て自分が成長するためのプレゼントだと思ってみると、そういうものは、乗り越えられる人にしか絶対に来ないプレゼント。必ず乗り越えられます。


「今後、挑戦したいことなどはおありですか?」

来年で60歳になるんですけれど、まだ10年くらいは頑張れそうな気がするので、今まで培ってきたものを後に続く方に明け渡したいと思っています。今までは、居を構えてやっていたんですけれど、昨年くらいからは、来てほしいといわれたら出来るだけ何処にでも行っています。

杖をついてでも、散歩のつもりで鹿児島まで行ったりしています。大勢のセラピストを目指している方へ、私が持っているものであれば提供したいですし、後進を育てたいっていう気持ちが今は大きいです。





<編集後記>

あたたかい笑顔と、穏やかな空気がお部屋に流れるインタビューと
なりました。

可能性というエネルギーやパワーを、その人自身の中にある陰と陽の
両方から引き出す術をお持ちの守谷先生。

それは、スキルを超えた感性でもあり、天から与えられた能力なのかも
しれません。

道化師になることが、自分の姿に命を吹き込むお話は、
ユーモアに溢れ、人生が楽しくなるマジックを見ているようでした。

まずは自分のことを研究する、自分を知ることが、セラピストとして
いかに大切かをしみじみと感じるインタビューとなりました。(A)



次回号「お母さん方がハッピーの法則を理解すると、社会が変わる!」→

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インタビューTOP(目次)

-ご案内- 守谷 京子 先生 パーソナルグロース研究所


守谷 京子(もりや きょうこ)    パーソナルグロース研究所所長
                      日本ゲシュタルト療法学会常任理事

上智大学文学部を卒業後、教育の仕事に携わる。鈴之助ヒューマンポテンシャル研究所を設立し、登校拒否等様々な問題を抱えた小学校から高校までの学生に、学習とカウンセリング、セラピーの同時平行を試み成果を得る。瀬戸内寂聴とラジオで対談。慈恵医大産科、目黒区立中根小学校(P.T.A.)、トランスパーソナル国際会議 (アメリカ) でのセラピー活動等行う。
1989年、セラピーに専念すべく、新たにI.P.G.(パーソナルグロース研究所)を設立する。毎日新聞、サンデー毎日、朝日新聞、関西テレビ、テレビ朝日等から、セラピーについての取材を受ける。2000年、板橋区志村警察署にて、“心理療法による心のケア”を講演。2002年より、企業変革のプロジェクトに講師として参加。現在も各方面にて活躍中。


<守谷京子先生のHP>
【I.P.G.】


<日本ゲシュタルト療法学会のHP>
【日本ゲシュタルト療法学会】






インタビュアー:鈴木明美(すずきあけみ)
鈴木明美
セラピールームChildren主宰、Team Oasis 代表
自分がなんだか分からない。何かやりたいけど、見つからない。
心の悩み、病を抱えた方、自己実現したい方のお手伝いをいたします。

心理カウンセラー、NLPセラピスト
日本ゲシュタルト療法学会・GNJ会員
交流分析士1級、トランスパーソナル学会会員、レイキヒーラー
HP:江戸川区西葛西、セラピールームChildren
ブログ:セラピールームChildren

インタビュアー:前田みゆき(まえだみゆき)
前田みゆき
身も心も魂も輝やくように、いつも笑顔を心がけています。
人とのご縁で、気づかされることが喜びです。

自称 遅咲きさん

コーチングと心と体の健康について、もっか勉強中

インタビュアー:高橋美智代(たかはしみちよ)
高橋美智代
不惑を過ぎてから、心理学を勉強中の身です。
一瞬一瞬を、共に過ごす人々と、大事にして生きていきたいと思う
今日この頃です。

好きな動物:猫
趣味:読書 ピラティス
レイキマスター

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
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