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あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
 ・カウンセリングって、どうやって受けるの?
 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- 金城 幸政 先生 円隣企画 -

   「お母さん方がハッピーの法則を理解すると、社会が変わる!」

2012年 12月 22日


今回のインタビューは、沖縄を活動拠点とする「円隣企画」専任講師の
金城 幸政(きんじょう ゆきまさ)先生です。

金城先生は、「総合的な環境づくり」を理念とし、「人間学」講師として、
「人間力講座」「子育てと親力」「女性学」などの、独自のセミナーを
全国各地で開催されています。

個人カウンセリングでは18,000件を超え、そのユニークなスタイルが
人気を博していらっしゃいます。
ユーモア溢れる金城先生に、「愛のリアル化」「笑いのパワー」、
今後の夢や展望について、楽しくお話を伺いました。


笑いを挟んで、不快脳から愉快脳にシフトさせる!

インタビュー写真




「先生のセミナーについて教えてください」

幅広くは、“人間力講座”というのと、“親力と子育て”といって、お母さん方を育てるセミナー、あと一つは“女性学”、この三本柱に分けています。


「人間力講座とは、どういった内容なのですか?」

人間力というのは総合なので、ニーズによって中身の変化はありますけど、ビジネス関連であれば、社員教育とか人財育成に活かせる要素を伝えます。言葉上のあやを選びながら、社員教育とか人財育成に使えるように置き換えて表現するんです。

家庭だったら、人間学的な方向からそれを説明する。人間学っていうのはトータルなので、男性でも女性でもなく、大人でも子どもでもないっていう総合的な人間学です。“本来、人とはどういうつくりか“そういう観点ですから、人間学っていうのは総合的です。


「では、女性学は?」

女性学というのは、女性の特徴から言うと、寛容、柔軟性、ポジティブ。非常に柔らかいのが女性なんですよ。女性にかかると何でもしなやかに変わってしまう。それが女性という生き物です。

女性の本質とは何かっていうのを基に、女性がもしもしなやかであれば、世の中にはしなやかなものしか生まれない。全ての生命は女性が産んでいるんですよ。「将来、鉄砲を持って生きる男の子に育てるのか、花束を大事にする男の子にするかは、お母さん次第ですよ」と話しています。

女性学では、女性としてどうあるべきかというのを考えていきます。襟を正すっていう感じです。「女、子どもに何ができる」とよく言いますけど、女、子どもにこそ世界が変えられるんですよ。


「子育てについても、お考えを教えていただけますか?」

創造の原点が女性であるが故に、世界で一番偉大な事業とは何かって言ったら、“子育て”なんですよ。教育は一律無料にして、子ども達に愛から教えるべきです。その上で学問です。


「お金・経済については、どのように捉えていらっしゃいますか?」

婚活事情を調査すると、条件ランキングの一位は年収ですね。年収を見て相手を選ぶんですね。やっぱりある意味、世の中「金」なんですよ。教育が原点であるならば、教育がズレを起こしていない限り、こういう婚活にならない訳ですよ。

今の教育では、一番大事なのはお金。お金がなぜ大事かっていうと、人生の安全と保障なんですよ。でも、本当はそうではない。「愛があると全て保障される」っていうことを分かっていない。

月刊誌『EnRich』にも書いていますけど、企業セミナーに行くと、僕は「愛で食えるか!」って怒られるんですよ。「まずは社員教育は愛情からですよ」って言った時に、「先生、愛情も言葉上わかるけど、愛で食えるんだったら苦労しないよ」って経営者に言われるんですよ。

僕は、「へっ、今の時代にマジでそんなことを言っているんですか!」って(笑)。僕が「へっ」って顔をすると相手も「へっ」っていう顔をしますが。「愛でこそ食えるんでしょう、何言っているんですか社長。いかなる時代も愛は古くならないんですよ。これが原点なんです」と伝えます。

愛というのは具体化することができるんです。愛はリアルじゃないと仮想なんですよ。これを愛っていうんだと説明します。


「愛をリアル化する?」

例えばお金。「お金は愛なんです。愛そのものなんです。皆さんの価値が結集化した物質なんです。お金が愛に見える時、お金は本当の働きをしますよ」と。愛の法則で言えば、愛は平等。愛の特徴を捉えれば、お金の動きも自然に分かる。

経済も、経済の経はお経の経。つまり経(みち)ということです。つまり生きる道を救済するということ。世の救済が経済という意味なので、お金というのは物質のことであって、経済の本当の意味というのは、人民を救う事をいう訳です。

「そういう原点に立って、社員を愛していますか?」って言います。愛がなかったら社員は会社に定着しませんよね。


「カウンセリングの基準というのがあるそうですが?」

カウンセリングの基準っていうのは、僕は三層に分けているんですね。3つのカテゴリー、直接言うと次元のことです。3つの次元にカウンセリングの中身を分けているんです。

実は、人っていうのは、不快脳・愉快脳というのがあって、不快脳っていうのは、セキュリティが働くんです。つまり自分の身を守るために働くんです。生存本能で、動物的な脳が働くんです。

でも、人間の本能っていうのは、愛が基礎本能なんです。生存じゃないんです。生存は動物、人間の基礎本能は愛なので、愛であればとにかく命は燃えるという風に作られています。

不快脳が強い場合、三層に分けるカウンセリングのうち、深い話はなかなか通用しないんです。だから段階をわきまえて変えます。その場合は「対処」になります。対処で改善するというレベルで、カウンセリングをします。本人が分かる言葉、分かる手順、分かるやりやすさでやる。

この場合は必ずカウンセリングを繰り返しますので、セミナーに来なさいとか、『EnRich』を読みなさいとか、別のケアをしながら、行き詰まったらまたカウンセリングを受けなさいっていうことで、育てていくプロセスを考えるんですね。それが対処のレベルです。


「次の段階は?」

そこから、少し入ると「動機やしくみ」をちょっとだけ教える。「しくみを押さえるとそういう対処が必要なくなるでしょう。だからそこを変えようね」って話ができます。

感性が豊かな方は、「本質」の話をします。カウンセリングも3つの段階に分けてあるので、この段階で、その人が今度はどこに行き詰まるかっていうのもわかります。

3歳の子どもにものを言おうと思うと、3歳の認識という制限を受けた説明しかできませんね。それと同じように、聴く側の能力を超えては説明が出来ません。だから三段階に分けるんです。

同じ質問に対しても、答は違うんです。その人に今、有効な言葉が真実であって、有効性を見抜いて話さないと、その人に通用するとは限らない。適切なものを見抜かないと、いい言葉を言っても的を射ない。まずは基本を3つに分けています。


「愉快脳と不快脳について、教えていただけますか?」

愉快脳というのは、創造する脳のことで、人間脳と動物脳の違いです。生後3〜6カ月の赤ちゃんですら、不快なお母さんの表情を見せると、脳の側頭部が反応することが分かっています。愉快な顔、笑顔を見せると、前頭葉とか別の場所が反応することも分かっています。

つまりお母さんの反応で、自分という存在はどういう存在だろうかと確認する際、不安に値する存在だと自覚するんです。お母さんが、「何で泣いてるの?」という顔をすると、子どもはお母さんの顔を見てさらに泣くんですよ。

その繰り返しをしていくうちに動物脳である不快脳が、安心を得たいという、セキュリティを強める働きをすることから、安心指向というのが生まれるのです。不快脳の延長線上にある希望は質が違うんです。どんなに考えてもこの延長線上には答がない。それをシフトさせるんです。


「不快脳から、愉快脳にシフトさせるのですね?」

人の笑いは、陽気。陽気は拡散で、陰気は集中です。拡散すると、心が緩んで開きますよね。笑いは立場も消す、性別も消す。心が一つになったところで、本題に入ると、心にスッと入っていって、「あっ飲んじゃった先生の言葉」となるのです。まさに油断大敵ですね。

笑いをうまく挟むことによって、笑いで心がリラックスして、隙間があいて、絶妙なタイミングで、「ところで、こういうのはどう?」と言うと、すっと飲んでしまうのです。食わず嫌いだったものが美味しいと思えてくる。

今の人は不快脳に支配されていて、大半が保守的です。ですから、チャレンジする人は、貴重ですね。保守的で「チャレンジしているつもり」という人が多いので、これを僕のセミナーでは、『やっぱり理論』と教えています。

うまくいかなかった時に「やっぱりな」というのは、うまくいかないことを、自分自身が前もって決めているということですね。この脳の思考で頑張ってチャレンジすると、「やっぱり失敗しちゃった」と、どうしても、「やっぱり」が付いてしまいます。不快脳なので、限界があるのです。

お母さんが子どもに安全無事を教え続けている場合が多いので、基礎概念から違うため、「人生はチャレンジするもの」というイメージを殆どの人が持たないでいます。


「どうやって変えていくのですか?」

保守的になる部分をどうしたら変化させられるかと考えた時に、まず、緊張感の意味を変えます。

緊張感には2種類あって、1つは、結果を気にするために、脳細胞が委縮してカチカチに固まっている状態。その結果、血行不良を起こしているのです。スポーツでいうとプレッシャ―で必ず負けるタイプです。この場合の緊張感というのは、体の硬直を起こす緊張感です。

反対に、プレッシャーがかかる程うまくできる人というのは、緊張感が集中力に転換されています。その場合は、「絶対やりたい。どうやったらできるかな?」ということに集中することで、緊張感が高まり、血行が高まって、緊張感がものすごくいい結果に繋がるのです。

こんな風に、同じ緊張感でも陰と陽ほどの違いがあります。この緊張感の違いを伝える状況を変えて、スポーツだったらスポーツ系、食事だったら料理系など、例え話を変えてやっていくだけで殆どの人がシフトするんですね。


「変えるコツは、あるのでしょうか?」

コツといえば、「いかに笑うか」です。これは、僕のセミナーでは、「前提力」と言っています。お笑い番組を見るつもりで僕の講座を聴きなさいと言います。

ギャグを入れて、笑う雰囲気になってくると、「前提力が一致した」ということで、そこから本題に入ります。僕のセミナーは、泣いたり笑ったり、とても忙しいですよ。

まず基本は笑う前提。そこから集中させて、陽と陰の力を使って、バランス良く上下していく。意識は、最初、陰と陽を行ったり来たりしています。

笑う・泣く・集中する・笑うを繰り返していくと、揺れるのに疲れてきて、だんだん止まってくるんですよ。止まってきたら集中力高まりますので、ここで本題に入ります。その時、全員に本題がガツンと入るので、全員が「ああ!」となります。



インタビュー写真




お母さん方がハッピーの法則を理解すると、社会が変わる!


「先生のカウンセリングには、どんな特長がありますか?」

面白い話が沢山あるんですけど、僕の話を聴いてると、不快脳の堅苦しいまじめさがどうでもよくなるんですよね。

例えば、ある人が僕のもとに、「離婚の相談してください」と来ます。僕は「冗談よしてよ。メニューに離婚の相談はないので、離婚はしてきなさい」というと、「してからでは遅いから相談するんです」「離婚は相談するものじゃなくて、するものでしょう。サッサとしといで」と。

「先生、そんな風に言わずにちゃんと相談に乗ってくださいよ」って言ったら、「だって、離婚に相談ないもの。何で離婚しないの?」「だから、離婚してからでは後戻りできないので、相談させてくださいよ」ってこうなります。

「だって主人とまだやっていける道があるかもしれないじゃないですか」「もう一回!」「えっ? だから主人とやっていける道が残されているかもしれないじゃないですか」

「主人とうまくやっていける方法はないですかという相談ですか? 言葉と、伝えたい心と行動が一致してないと、人は誤解するよ。ご主人と路頭に迷うのはこういう説明するからだよ。自分の言葉をまっすぐ言葉に乗せる訓練するだけで、夫婦仲が戻りますよ」と言ってあげると、「頑張ります」と言う。

「頑張る前に一回だけトレーニングして帰ろうね。あまり考えずに感情反応でどんどん応えてね。そもそも何で離婚しようと考えるくらいきつかったの?」と訊くと、ご主人の欠点を10個くらい並べたんですね。

「そうなんだ。そんなにひどいんだ。コイツ、一回死んだ方がマシだな」って言ったんですよ。そうしたら、ムッとして、「死んだ方がマシなんて、そこまで言ってません。そんな彼でも、こんないいところもあんないいところも…」と、10個くらい良いところを挙げるんです。

「なんか、ごちそうさま」って(笑)。もう分かりますよね。つまりカウンセリングの前に、本人の勘違いをちょっと整理するだけのことなんです。


「勘違いを整理するのですね?」

その後ご主人が訪ねて来て「一度お会いしたかった。ありがとうございます」と握手してきて「妻がいい女になってるんですよ」って言うんです。「とても分かり易い言葉になったし、気持ちが伝わるんですよ。こっちもやってあげられることが分かる。今まで、自分達がすごく言葉で衝突していたことが分かりました」と。

「僕は、感情と言葉の整理をしただけです。奥さんの理解があったから、ご自身の力で夫婦仲を取り戻されたんですよ。僕が仲裁に入ったわけではないから、奥さんにお礼言ってね」と言いました。こんな風に、人って伝えたいことと言葉と目的がずれてるんですよ。

僕のカウンセリングって、一回頭がフリーズするんですよね。


「頭がフリーズですか?」

最近あったケースだと、僕が東京に来た時に、遠方から家族ぐるみでカウンセリングを受けに来た方がいたんです。スケジュールが取れないって言っているのに僕のセミナー会場に来てるんですよ。

お父さんが、30分でもいいから時間取れませんかと言うんです。相当切羽つまっていたんでしょうね。時間ないから無理なんですよって言うと、そこを何とか15分でもいいと。それなら、次の予定までの間の食事中なら話を聞くと言って、カウンセリングが始まったんです。

食事が出されてるところでカウンセリングですよ。本人の30代後半の男性が僕の正面に座り、その横に40歳ぐらいのお兄さん、お姉さん、そして両親の5人家族が並びます。

僕が飯食いながら「今日どうしたの?」と本人に聞くと「うつ病で5年間通院して、踏んだり蹴ったりで、ズタズタです。会社でも倒れたり、寝不足で眠れなくて、うつ病がひどくなって」と。僕は食べながら、また聞くんです。「何が原因でのカウンセリングでしたっけ?」

「え、だから、うつ病で5年間こんなであんなで」僕はまた一口食べて、「ところで何が原因でのカウンセリングでしたっけ?」と言うと「3度目ですよ。だから、こんなであんなで」

また一口食べて、「ところで何の相談なの?」と僕が言うと、本人とお父さんが同時にキレて、「いくら金城先生でも、いい加減にしてください。病気を抱えた息子に何回も同じことを言わせるな!」とお父さんが怒鳴ったんです。


「キレてしまったのですね?」

そこで僕は、お父さんの髪の毛がバーコードみたいになってたので、「ハゲは黙っとけ」と一言で釘を刺しました。そうしたら「ハゲだと。失礼だな、お前は! わざわざ遠くから来たのに、こんな失礼な奴とは知らなかった。俺はもう帰る!」とお父さんが席を立ったんです。

本人が、「いくらなんでも酷いんじゃないんですか?」と言うので「何のカウンセリングか僕、分かんないんだもん」と僕が言うと、「だから、うつ病だからですよ!」と苛立たしげに言います。

僕は、「ああ、そうなの? うつ病を治すためには、うつ病かどうか調べないと。うつ病でなかったら、うつ病を治せない。うつ病を治すためにはうつ病になる必要がある。だから、君がうつ病かどうか調べてるんだけど」と言いました。

彼はテーブルを叩いて怒りましたから、「うつ病の人は、普通怒らないんですよね」と言ったんですよ。すると本人が、「えっ? でも辛いんです」と下向いたんだけど、そんな振りしても今更遅いんだよって(笑)。


「それから、どうされたのですか?」

次に、退席したお父さんをトイレで捕まえて、「今、親父として、自分のメンツが大事なのか、息子を救いたいのか決めなさい」と言うと、お父さんがハッと気付いたようでした。

「わざとやっていることぐらい目を見て分からんのか、お前のメンツなんてどうでもいい。息子を救いたいと思わんのか。救いたいなら、僕がけなす言葉を受け入れなさい。僕には動機がちゃんとある」とお父さんを叱ったんですよ。

お父さんは「そうだったんですか」と受け入れたので、「息子を救いたいなら一世一代の芝居を打ってください」とお願いしました。「僕が先に席に戻るので、お父さんは後からぷんぷん怒ったままのふりして戻ってください」と伝えました。

「そして、僕がカウンセリング中、お父さんをどんなにけなしても退席しないでください。意味があってやってますから」とも伝えました。

そして、お父さんが戻ってきてカウンセリングが始まりました。カウンセリング中、本人と話しながら、「どうしたんですか、そのハゲ」とか言って、時たま僕がお父さんに無意味に突っ込むんですよ。そうしたら、うつ病の彼が笑い始めたんです。


「笑いが出てきた?」

なぜかというと、お父さんに小さい時に散々「お前は何もできない」と言われ続けて、お父さんがトラウマになってるんです。

この原因が僕には見えていて、お父さんが、息子を心配するあまり言い過ぎたんだなということが分かるので、子どものトラウマの仕返しを僕がやって見せると、彼は気分が良くなってくるんですよ。まず彼の緊張感をほどかないと彼に次の言葉が入らないので、そういうことをするんです。

僕がお父さんにちょっかいを出すうちに、本人がゆるんで、笑い始めるんです。「ハゲなのになー。毛も少ないのに、気も短いし、足も短いし」といろんなことを言ってるうちに、お父さんもプッと笑い始め、そして、本人もつられて笑い出して。

そこで、「精神科で出されている薬を今すぐ全部ゴミ箱に捨てるなら助ける。捨てられないのなら病院を頼りなさい。どっちにするか?」と言いました。彼は、最初の1袋を捨てたけど、あと1つは睡眠薬だから怖くて捨てられないんですよ。

更に「今日でけりをつけるか、引きずるか決めてくれ。全部捨てるなら答を教える」と言うと、本人が残りも捨てたんです。


「本気になったのですね?」

「じゃあ、答を教えよう。お兄さん、お父さんの会社を手伝ってるでしょ。一番ハードなのはどんな仕事?」と聞きました。お兄さんは、「土建業者だから、現場があります」と言うので、「じゃあ、現場に連れてって」と言うと、「日常生活の中で倒れる人は現場に連れていけません」と。

「大丈夫大丈夫。現場で倒れたら3日ぐらい寝るから。現場に連れてって動かしてくれ」と言うと、今度はお母さんが怒ったんですよ。「こんな危険なことをさせる先生だったんですね」と。それで僕は、お母さんを叱るんです。


「今度はお母さんなのですね?」

「人の脳には、いろんな仕組みがあって、人は身体を動かしながら深刻に悩むってことができないように作られている。身体を動かしている時に動く脳の中枢と、身体を止めている時に動く脳の中枢とは違う回路を持っているので、身体を動かしながら深刻な状況は続かないんですよ。僕は根拠があって言ってるんだから、言われた通りにしなさい。専門家に任せなさい」と。

帰る時に、僕はお父さんを陰に呼んで、無礼を謝りました。お父さんは、「自分のメンツを気にかけていた自分が恥ずかしい。金城先生の荒治療は、非常に面白かった。息子の命を助けてくれてありがとう」と言ってくれたので、握手して別れました。

4日後に本人から電話がかかってきて「現場で案の定倒れて、その後3日寝ちゃいました。不思議とあれ以来、身体を動かした分だけ寝られるんです。しばらく現場に入ろうと思います」と。その後、彼に症状はありません。

予想外の展開をするカウンセリングと言われます。予想外というのは、その人の状況を見てやるので、現場に来ないと分からない。やり方も手段も本人に会ってから決めます。


「今、悩んでいる方にメッセージをお願いします」

悩んでいる方は、自分の世界の中に入っているので、生きてみなきゃ分かんないってことが分かんないんですよ。単純に言ってしまうと、悩んでる方は絶対にうぬぼれています。

なぜかというと、それが苦しむべきことだと分かったつもりになっているからです。分かりづらいでしょ。苦しみに値すると自分が分かったつもりで、苦しんでいるんです。

悩んでいる人達っていうのは、どんな状況からでも、とにかく良い方向に考えるっていうこと自体ができないんですよ。良い方向に考える、良い方向に捉える、ということだけ。それ以外は何も考えない。そのぐらいシンプルなことで、本当に劇的に変わる。

悩んでいる人に言いたいのは、シンプル過ぎるんですけど、良い方向に考えれば良い方向になるよ、ということなんです。

例えば、自殺未遂の方には、「死にたかったら死んでもいいけど、死ぬまでの間、執行猶予ちょうだい」って言うんですよ。


「執行猶予ですか?」

「執行猶予もらって何するの?」「執行猶予の間に生きたいと思うようになるから」「ならないし」とか言って怒ったりもしますが、「なるね」「ならないし」「なります」の押し問答の末に、「一回付き合えよ。俺に付き合うなら2ヶ月の間に、絶対生きたいって思ってしまうよ」と言うんです。

「2ヶ月後に死にたくなったら死んでもいいけど、執行猶予だから、それまでは一回も死にたいと思うな。この期間に必ず僕は変えてみせるから」と約束をするんです。そうすると、2ヶ月かからないうちに、「死ぬのが馬鹿馬鹿しくなったんで生きてみます」って言います。そんなもんです。

「死にたい」って言うのは、死にたくなるほど生きたいんです。「離婚の相談です」というのも、仲良くする方法を探してるんです。言葉は、死にたい、離婚、ですが、本音は生きたい、仲良くしたい、なんですよ。

だから、自分の本音を探せば、絶対、人はプラスになるし、良い方向になるし、必ず自分を助けます。自分の本音を探せば、悩んでいる人は絶対に変わります。人は本音と気分のギャップが分からないんです。それさえ見つけられたら、自分が答を持っているんです。


「今後の夢、展望を教えてください」

夢は、地球を変えることです。今、あなた方が変われば、地球は変わります。つまり、70億の人間が、今これを自覚すると明日から変わります。それぐらい、社会は人の心が投影されたものであるということです。

そう考えると、政治・経済とか、外側に原因があるんじゃなくて、心の投影で社会は現象化してますので、人間の心が、今言ったものを取り戻すと、必ず世界は変わっていると思います。

その変える力っていうのは、やはり、全ての生命を生む女性にある。男性は、命与えられし者です。だから男性は、女性を助けるぐらいしかできません。女性は、価値や尊厳や、愛や、いろんな基準を諭すものです。女性がそれを取り戻すなら、社会は一気に変わります。

だから、世のお母さん方に、できるだけ安く、最終的には無料で、こういう情報や環境を手渡したいんです。世のお母さん方が知恵者になってほしい。そうすると、必ず社会は変わるし、子ども達の未来は豊かになると思うんですよね。


「まず、お母さんが知恵者になることなのですね?」

僕の展望っていうのは、子ども達に良い未来を手渡したいんですよ。それには、世の女性達がまず幸せになることです。世の女性達が幸せになれば、子ども達はもう幸せです。自分の子どもが、ハッピーだなあと言っていると、とっても気持ちがいいでしょう?

じゃあ、お子さんからあなたを見て、お母さんがハッピーだなと思えたら、お子さんはどんな気持ちですか? ハッピーですよね。つまり、自分がハッピーでいるってことは、自分の周り、自分を愛する人が皆ハッピーになるんですよ。

この法則をお母さん方が理解すると、太陽のようなお母さんの子どもや周りの人は、もう全部明るくなるんですよ。だから女の人は、絶対、女性に生まれてきた偉大さというか、ありがたさというか、女性という性に対して威厳を持ってほしいなと思います。

皆さんは初恋を覚えていますか。寝ても覚めてもこの人のことばかり、この人しか浮かばない、あの状態がありますよね。あの状態で、お子さんはお母さんを見てるんですよ。


「子どもは、お母さんに初恋状態なのですね?」

それに対して、「後にしなさい」とか、「また、何なの?」とか、この態度が僕は痛くてしょうがないんですよ。僕ははっきりと記憶があるので、本当にお母さんに失恋したと思うんですよね。

もし初恋してるっていう目で子どもを見た瞬間に、どんなに恥ずかしいか、照れくさいか。もうそんなに見つめないでって思うぐらい、キラキラキラって見てるんですよ。その子どもに、お母さんがキラキラキラって見返すんですね。

こういう状態を子どもに起こすと、子どもは、愛されるに値する私っていう自覚が入るので、一生の尊厳が宿るんです。初恋を返すだけで。このぐらい、子育てって簡単なきっかけで飛躍的に変わるので、こういうことをお母さん方に気づいてほしい。

これに気づいたら、社会が変わります。そして、社会や、世の中や、子どもの未来が変わるのが僕のビジョン、僕が生まれてきた目的なので、僕の展望っていうのは、一人ひとりのお母さん、女性が幸せになることです。





<編集後記>

金城幸政先生には、セミナー後の、沖縄行き最終便までの、
お忙しい時間を頂戴してお話を伺いました。

テンポ良く、ユーモアたっぷりに話される金城先生。
セミナーでの楽しい雰囲気が、目に浮かぶようでした。

  「子ども達に良い未来を手渡したい」
  「そのためには、お母さん・女性が幸せになること!」

「初恋の人=お母さん」への愛を、今も天国に向けて
送り続けていらっしゃるような金城先生。
<たくさんの“笑い”と、熱い“愛”を受け取らせていただきました。



次回号「無理すると免疫が下がるし、楽すると免疫が上がり過ぎる」→

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インタビューTOP(目次)

-ご案内- 金城 幸政 先生 円隣企画


金城 幸政(きんじょう ゆきまさ)    人間学講師
                         「円隣企画」専任講師

1967年生まれ 那覇市出身
1995〜2003年 自ら会社を経営する傍ら、代替医療関連事業等にも参画し、人間のトータル的な健康アドバイザーを務める。
その後、会社相談役を歴任するが、人間の肉体的健康や精神的健康は、局部対処的な方法では解決できないことを確信し、人間のトータル的な健康を基本に、健全な社会創りにおける根本的改善を図り、創発する活動へと転換する。
2005年、「総合的な環境づくり」を理念とし、「環境教育」をテーマにして、「円隣企画」を立ち上げる。
これまでの講演実績は、1,600回を超え、個人カウンセリングにおいては、18,000件を超え、数々の実績を上げている。現在も、円隣企画専任講師として、人材育成や教育に携わる経営者、専門家に深く影響を与え続けている。


<金城幸政先生のHP>
【円隣企画】






インタビュアー:鈴木明美(すずきあけみ)
鈴木明美
セラピールームChildren主宰、Team Oasis 代表
自分がなんだか分からない。何かやりたいけど、見つからない。
心の悩み、病を抱えた方、自己実現したい方のお手伝いをいたします。

心理カウンセラー、NLPセラピスト
日本ゲシュタルト療法学会・GNJ会員
交流分析士1級、トランスパーソナル学会会員、レイキヒーラー
HP:江戸川区西葛西、セラピールームChildren
ブログ:セラピールームChildren

インタビュアー:前田みゆき(まえだみゆき)
前田みゆき
身も心も魂も輝やくように、いつも笑顔を心がけています。
人とのご縁で、気づかされることが喜びです。

自称 遅咲きさん

コーチングと心と体の健康について、もっか勉強中

インタビュアー:高橋美智代(たかはしみちよ)
高橋美智代
不惑を過ぎてから、心理学を勉強中の身です。
一瞬一瞬を、共に過ごす人々と、大事にして生きていきたいと思う
今日この頃です。

好きな動物:猫
趣味:読書 ピラティス
レイキマスター

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
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