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あなたのそばにいる「こころ達人の横顔」 インタビュー集


カウンセラーやセラピスト、セミナー講師など「こころの現場の最前線」で活躍されている方の横顔を紹介します。

 ・カウンセラーってどんな人なの?
 ・カウンセリングって、どうやって受けるの?
 ・私も将来カウンセラーになりたいのですが・・・
 ・・・などなど


「こころ達人の横顔」をインタビューしてきました。
あなたにとって、カウンセリングやセラピー、ヒーリングがもっと身近になれば幸いです。

- 志東 顕勇 先生 リアリング・ワークス -

   「音楽は共通の言葉。音楽・声を使うことによって、自分自身に気づく」

2013年 07月 20日


今回のインタビューは、音楽と心理学を融合させた個人成長のプログラム
SVW(シナジェティック・ボイスワーク)を主催なさっている
志東 顕勇(しどう けんゆう)先生です。

先生は、作曲家、心理学講師、音楽療法講師としても幅広くご活躍です。

サイコシンセシスやサイコドラマをベースに、先生オリジナルの音楽を
駆使して、独自のワークショップを展開していらっしゃいます。

長く、音楽と心理学の融合を探究されてこられた志東先生に
音楽や声を使うことのパワーや、サイコドラマの魅力などのお話を伺いました。


ボイスヒーリングを取り入れたシナジェティック・ボイスワーク

インタビュー写真




「音楽との出会いはいつ頃からですか?」

習い始めたのは5歳くらいからです。母親はエバンジェリストという資格を取って、教会でスタッフをしていて、ミサでオルガンを演奏したりもしていました。両親はその教会で出会ったらしいです。なので胎教が教会音楽だったと思います。

僕は子どもの頃から教会に行っていました。従者といって、ミサのお手伝いをしていました。スピリチュアルと音楽と、それから心の問題はずっと小さい頃から興味がありました。

で、ミサでグレゴリアンチャントを歌うんですが、これがまた素敵なんです。僕の心の中の深いところにグレゴリアンチャントのメロディがしみてると思います。


「音楽はお好きだったのですね?」

もちろん音楽は大好きでしたが、中学までは、ピアノはかなり嫌いでしたね。昔は物差しでぶたれたり練習も厳しかったですから。あれは軍隊の伝統からきていますね。昔の音楽のレッスンはそんなところもありましたね。

中学の時にギターをやり始め、ある日ギターとピアノの音列を調べていて、「発見」をしたんです。それで突然音楽の構造が分かるようになりました。中学2年の冬でした。それがきっかけで作曲が出来るようになったんです。驚きとショックと喜びが同時に起こって爆発した感じでした。

それまでは、ピアノが嫌いで全然練習しなかったんですけれど、作曲が出来るようになってからは、自分で作って弾けるのが楽しくて、時間がある日は一日10時間くらい弾いていましたね。


「大学は、心理学科へ進まれたのはなぜですか?」

将来は音楽で身を立てたいと漠然と思っていたので、それはそれでやりながら、心理学と融合させたいなと思っていました。で、心理学は学問だから独学では無理だろうと。

音楽は独学で行けるだろうと思いました。むしろ僕のやりたいものは、日本の音大では勉強できないっていうのが分かっていたので。だから、日本の大学で心理学を勉強して、音楽は独学で学んで自分の中で融合させようと思っていました。


「大学を出られてからレコード会社に就職をされたのは、どういった経緯で?」

大学4年間でチャンスをつかんで、音楽でプロになろうと思ったんですよ。何度かコンテストに受かって全国紙に出たりしたんですけど、地方ではなかなかチャンスがなかったんですよ。

母親はとても堅い人だったので、音楽をやるっていうのは絶対に許してもらえなかった。なので、音楽関係の仕事について一度死んだふりをして次のチャンスをと考えていました。

ところが当時は、第二次オイルショックで、就職難の大変な時代でしたので、レコード会社やマスコミを受けて二次、三次までは行っても全然受からなかった。

12月に当時、破竹の勢いだったキティレコードっていう会社が、若干名募集するっていう記事が新聞に出ていたんですよ。その面接は、もう八方破れで、18人位のグループ面接だったんですが、ほとんど一人でしゃべっていました。そうしたら社長がこいつは生意気だって、気に入ってくれてそれで受かったんですね。


「どんなお仕事をなさったのですか?」

ステージ制作を経てレコーディングディレクターをやって、3年半くらいで辞めました。でも、その数年はとても大切な勉強をさせてもらいました。感謝しています。

そして、晴れてフリーランスになり、ミュージシャンやマニュピレーター、CMやアニメ、ゲームの作曲家などをやったり音楽雑誌のライターをやったり、何でもやりましたね。


「音楽業界で活躍なさった後に、また心理の方へ進まれたのは何かきっかけが?」

音楽って人の心に作用するもので、それはみんな体験的にわかるじゃないですか。そこを探求したいと思ったんです。フリーになった頃に、当時80歳くらいの櫻林仁先生という音楽療法の草分けの先生が、日本音楽心理学音楽療法懇話会という小さい学会をやっていらして、それに参加していました。

グループワークが日本に紹介され始めた時代でした。ゲシュタルトセラピーとかエンカウンターとか、そういったワークショップを大学時代からの医者の友人が面白いっていうので参加するようになって。そこで国谷誠朗先生のワークショップなどで、ゲシュタルトや交流分析などを体験しました。そういったセラピーを体験したのがきっかけですね。

今、僕は、サイコシンセシスというのをメインでやっているんですが、それを日本に紹介した国谷先生や平松園枝先生から個人ベースで教えを受けながら、当時は企業研修で契約トレーナーみたいなことをやっていました。


「サイコシンセシスをベースにしたものですか?」

研修はエンカウンターや交流分析、サイコドラマを取入れたものが多かったです。サイコシンセシスも入っていましたね。

それを研修で、組織や個人のブレイクスルーとかに応用し始めた時代でしたので、そういうことをしながら、音楽の学校で作曲を教えたり、福祉系の学校で心理学を教えたり、ワークショップを開催したり、研修をしたり、いろんなことを並行してやっていましたね。

大学時代から数えると30年近くの歳月をかけて成熟して出来たのが、ボイスヒーリングを取り入れたシナジェティック・ボイスワーク(SVW)というものです。


「それについて簡単に教えていただけますか?」

漠然と高校時代からず〜とやりたいなと思っていたことを、これまで勉強してきたことと体験してきたことを融合させて出来たものです。心理学はグループワーク系のものと、交流分析、サイコドラマ。それからサイコシンセシス。サイコシンセシスは、音楽とのマッチングがすごくいいんです。

「それはどういうところがですか?」
サイコシンセシスのメソッドの中に、誘導イメージというのがあって、音楽を聴きながら瞑想するんです。音楽のクオリティがとても重要になります。

サイコシンセシスはアサジョーリという精神科医が作ったんですが、その世界観が素晴らしい。アサジョーリの卵型の自我の考え方がとても整理されていて分かりやすいんですね。

スピリチュアルといわれるシーンでもそれで説明がつきます。アサジョーリは人間のパーソナルな部分を上位無意識・中位無意識・下位無意識と三層に分けたんです。中位無意識の真ん中あたりに点のような核みたいなものがあって、それをパーソナルセルフと呼んでいるんです。

その周りを取り囲むように小さな円があって、そこが気づきのエリアですよね。セルフが気づきの源だという考え方です。セルフが気づいているエリアが広がっていって、自分自身の無意識も自分でマネージメントできるようになっていくというのが、一つの目標なんです。

下位無意識の中には、怠け者や臆病者、分析屋とか心配性など自分のいろんなキャラクターがいて、それらをセルフが統合していくという考え方です。それらを音楽も使い統合したのをやりたいと思いました。

音楽では、声を出すワークも使います。言葉で説明するのは難しいのですが、声を出すだけのワークではないのでボイスヒーリングとは言いにくいものです。メインセッションは3か月間同じグループで全7回のコースです。

半分くらいは心理学のワークをやります。様々な心理テストのようなチェックリストを使って、自分の心のパターンやクセを見ていきます。その中でサイコドラマをやったり、自分の中の未完了なものを完了したり、トラウマを取り扱ったりします。

それとは別に音楽だけで、自分自身の体を解放していくワークなどもしていきます。声もダンスもあります。ピアノやアフリカの太鼓のジャンベとか、ギターとかいろんな楽器を使いながら、それぞれの人達が自分自身をより成長させていくというワークショップです。



インタビュー写真




音楽は共通の言葉。音楽・声を使うことによって、自分自身に気づく


「サイコドラマを、どのように音楽と融合なさるのですか?」

サイコドラマは即興演劇をセラピーに応用したものです。普通のサイコドラマは音楽は使わないですが、ドラマによっては音楽が大きな力を発揮する場合が多々あります。

音楽というのは、記憶にものすごく強く結びついているので、既成の音楽を使うのは難しい部分があります。“昔、彼と別れた時に流れていた音楽を聴くと今でも悲しくて涙が流てくる”というように、個人の体験と結びつきがありますからね。

ある人にとってはいい曲でも、ある人にとっては辛い曲だったりしますね。ですから、僕は全てオリジナル曲でやるっていうのが基本的な考え方ですね。僕がこれまでいろんなジャンルの音楽を作ってきたキャリアが活きているなと思います。

即興でやる場合と、セッションの中で純粋な心の体験をした時の記憶となっているものを使います。

例えばセッションの「感謝」のシーンで作った“ありがとう♪ラララ”という曲があります。セッションルームの中で、「感謝」というテーマで歌って、湧き上がってきた純粋な体験は音楽と共に残っています。

それは、単なる個人的なものではなくて、その時の「感謝」という普遍的なエネルギーとも結びついています。ですのでサイコドラマの「感謝」のシーンで“ありがとう♪ラララ”という曲を使うことで共感も融合も生まれてくるのです。

例えば、小さい頃からお母さんとの確執があって、サイコドラマでそれを見ていったとしますね。全く初めての方は難しい場合もありますが、3か月の中でやる時は、ワークで歌った“ありがとう”の曲を覚えているので、効果的に使うことができます。

その曲を聴いた時に、なぜだか分からないけど涙が出る、理由は分からないけど心の中に湧き起こったことが、お母さんとのサイコドラマの中で、感謝という形で昇華していく時に大きな力になるんです。それは、音楽がとても大きな力を発揮します。


「感情を引き出す曲を使うのですね?」

そうとも言えますが、実は、いわゆる感情とは区別があります。一般的に感情とはサブパーソナリティレベルのものが多いのです。怒り、悲しみ、憐憫感、不安、後悔などですね。

SVW(シナジェティック・ボイスワーク)では、感情と区別されたその人の本質〜パーソナルセルフに音楽を使ってアプローチをしていきます。そういった曲がセッションでいっぱいあって、例えば命を感じてみましょうとか、大地を感じてみましょうとか。

自身の深いところに触れる体験っていうのは、間違いなく誰にとってもスピリチュアルな体験です。自分で自由に声を出していくと、殆どの人が深い体験、サイコシンセシスでいうセルフに触れる体験をします。それは時に涙が自然に流れる深い体験です。

それは感情的な体験ではなくて、本当の自分に触れる体験なんです。セルフは更に自分の一番上のトランスパーソナルセルフと繋がっていて、半分は自分に繋がっていて半分は集合無意識(宇宙)に繋がっている。

トランスパーソナルセルフと繋がることによって、意識が宇宙と繋がったりとか、他の人とも繋がったりする体験です。「内なる自分に聴いてください」という言葉や「汝、自身に聴け」という言葉がありますが、それを説明できますね。

本当の自分であるセルフに意識を向けて、それから見えてくるものは、トランスパーソナルセルフと繋がって出て来るものなので、個人的なエリアのものだけではなくて、普遍的なものが見えてくるわけです。

それを音楽を使って、サイコドラマやゲシュタルトセラピーなどに応用して体験してもらいます。


「それは、同じメンバーで繰り返しやっていくのですか?」

ボイスワーク中心の誰でも参加できるレギュラーセッションと、全7回のメインセッションがあります。メインセッションは同じメンバーでやっていきます。

レコーディングがあったので今はお休みしていましたが、また再開します。


「何人くらいのメンバーでやるのですか?」

5人〜10人くらいです。自分の人生のチャートも作っていくので、身体のこと、人間関係、家族のこととか、間違いなく大きな違いになっていきます。パニック症が治ったり、家庭内暴力が治った方もいますね。

日舞の先生が参加したことがあって、お稽古で「チントンシャン」と唄わなくてはいけないのですが、声が小さくてできない。その方は自分の声が嫌いだったんですが、セッションを受けて、電車の中で鼻歌まで歌うようになったと喜んでくれました。

また、子どもに体罰をしていたのがなくなって、子どもと愛情溢れるストレートな関わりができるようになった方もいます。3ヶ月やると相当変わりますね。


「先生はグループの方に対して、どのように関わっていくのですか?」

いわゆるファシリテーターですね。サイコドラマの時にはディレクターになるし、サイコシンセンスではガイドとなります。その時には演奏しながら関わっていきます。演奏しながらガイドするのは最初はとても難しかったですね。

決まった曲で決まったセリフを言うことは可能ですし、決まった曲を弾きながら即興的に何か喋るのも可能ですが、即興の曲を弾きながら、即興で喋るのは不可能と言ってもいいですよね。かなり無理矢理なことをやっているので自分の脳がどのように働いているのかとても興味があります。どこかで、脳波を測ってみたいですね。


「そしてドラマを進める上で、介入もなさるわけですよね?」

そうですね。基本的には主役にそってドラマを進めますが、その人が行きがちなクセみたいなものがあったら、それを見てもらい確認しながら進めます。「それはいつもそうですか?」「その人は本当は何と言ったのですか?」などと聞いていくと、本人の思い込みだったり、相手が実は自分のことを思っていてくれたとか、気づきがあるわけです。

サイコドラマの時はディレクターは動かないといけないので、ギターを背負って動いて、そろそろクライマックスだなって時に、ギターをスッと出して弾きます。

お客さんはサポートで一緒にメロディー(BGM)を少しずつ創ってもらって、イメージとしては、ちょっとミュージカルぽいでしょうか。でも無理矢理音楽をのせているというのではなく、自然に自然に出来上がっていく感じです。

本音や本当の自分というのは、社会の中では、なかなか出せないです。でもグループでやっていると段々お互いのことが分かってきて、それぞれが真実の部分で触れ合う体験をしていくので、実際に参加している人達は正直に自分をもちだしていきます。だから深い部分で感動し、変容が起こるわけです。

外の世界では、本当の人と人との関わりって危険なことが多いので、どうしても防御してしまうというか、安全にという関わりが多いと思います。人前で涙を流したら恥ずかしいとかね。

でも、今、時代が変化してきているような気がします。いろんな人達がいて、その個性がそのまま受け入れられ、みんなが愛で繋がっていくという時代が来ているんだろうなという気がします。まさにサイコシンセシス的な世界観です。


「音楽での強みというのは何だと思われますか?」

音楽というのは、やはり共通の言葉であるということですね。心理療法に音楽を使う強みというのは、音楽の普遍性というか、人と人とを繋ぐ力ですよね。セッションの中で、人と人とを繋ぐ時に、ものすごく大きな力になります。

僕がサイコドラマをずっと勉強していて、セリフだけでは、何か物足りなさや寂しさを感じていたんですね。


「サイコドラマは、自分自身が演じるのですか?」

参加者の1人が主役になって1つのドラマを作ります。劇はみんなで作ります。

他にプレイバックシアターというのがありますが、アクターがいて、テラーの話したことを即興で再現してもらいます。プレイバックシアターはサイコドラマから派生したので、ちょっと違うけれども兄弟みたいなものなので、サイコドラマの中で取り入れたりもします。

そして最後にシェアします。発見や気づきを分ち合います。これが、実はとても大切なんです。


「グループだと、シンクロが起きたりしますよね。同じ痛みを持っていたとか・・・」

そうですね。あれは不思議だな。同じような状況を体験しているとか、私もそうだったとか、本当に多いですね。それがグループの醍醐味ですね。共感は大きな力になります。カウンセリングだと前に進めない頑固な人も、グループだと変化が起きる。

ファシリテーターの力でなく、グループの力ですね。人から「こうだろう」と言われても人間は動かないですから。グループの力なので、自分の中に何かが芽生える。気づきが起こったり、それが起きるチャンスが増えますね。


「グループメンバーからエネルギーをもらう、勇気づけられることがありますね?」

そうですね。明るく楽しそうに振舞っている人も、すごいとんでもない体験していたりとかありますね。そうすると自分の悩みが「大したことないのかな」と思ったります。人間って面白いもので、人との関わりの中で新しい発見をしたりするわけです。

人と比較して「自分は何て恵まれてるんだ」と気づいたり、頑張っている人を見て「自分も頑張ろう」と思ったり、そういうことはグループワークですよね。

ほんのちょっとのことがお互いを承認し合えるとか、アルコールとか禁煙とかいじめとか体罰とか、同じような体験をした人達が分かち合うことで力になりますよね。

全く違うところから集まってきた人達が、全く違うはずなのにそこで起こるダイナミックスってすごいじゃないですか。学生がいたり主婦がいたりお医者さんがいたり先生がいたり、そうすると自分の見ていた世界じゃない世界を体験するということは大きいですよね。


「特にどういう方に、このセッションを受けて欲しいというのはおありですか?」

壁を乗り越えたいなと思っている方にとてもいいと思います。それから、自分自身の中に「どうしてなんだろう」という疑問がある人や、自分の成長に興味のある人に良いかもしれませんね。それと、夢やビジョンを叶えたい人。家族や友人、仕事での人間関係を前進させたい人。仕事をもっと前進させたい人などとても良いと思います。


「音楽が好きとか得意でなくても、いいのでしょうか?」

はい、大丈夫です。歌うのが嫌いな人はかえって良いかもしれませんね。そういう人でも音楽が好きで、小さい頃は楽しく歌っていた時もあったはずなのに、きっと何かがあったのでしょう。

楽しく歌っていたら「下手だな」と笑われたり、同級生に「下手だから合唱コンクールで歌うな」と言われたり。そういったことで、もしかすると蓋をしてしまったのかもしれません。音楽をもっと好きになりたいなとか、普通に歌えるようになりたいなとか、そういう方も良いですね。

歌はヒントをくれます。歌を歌うということは、身体が振動しますね。すると、ものすごく大きなことが身体に起こるんですよ。その身体に気づくことを音楽・声を使ってやることによって、自分自身に気づくということがもっとパワフルにできるようになるんです。

「セルフになっていく=本当の自分に気づいて、なっていく」ための大きな力になってくれます。


「サイコドラマの強みは何でしょうか?」

そうですね。答がファシリテーターにある訳ではなく、ただありのままに見てもらう訳ですので、とても自然で自分の力になります。

演じていると、その人の中にある叡智が目を覚まして、そこからメッセージが来るんですね。プロセスとしては、最初は閉じ込めていた感情(怒りや涙)が出てきますが、それを通り越すと叡智が目を覚ますんですよね。

例えば、ある人が、他人に対して言いことが言えないとか、ついイヤと言えず何でも引受けてしまうとか、あったとします。どうしてなんだろうと。で、ドラマを進めて行くと、小さい時にトラウマになっていて、すっかり忘れていたことがあったりするんです。

例えばお母さんとの関わりなんかが出てくる。忘れていたことを思い出して、「そういえばお母さんはどうしてあの時あんなひどいことを言ったのだろう」自分では忘れていた、そんな傷ついた体験を思い出します。

それを忘れていたということは感情に蓋をしていたということです。あまりに深く傷ついたので自分を守るために忘れてしまうということもよくあることです。

それを思い出して、その時言えなかったことを言ってみたり、あるいはお母さんになってみたり、その時の自分を客観的に見てみたり、そんなプロセスを体験すると、その人の中に新しいロール(役割)や気づきが生まれ、自然とそのことを完了できていく訳です。


「思い出して、完了していけるのですね?」

ロールリバースと言って、お母さんの役をやっている時にお母さんの気持ちになるんですけれど、実際はお母さんがその時どう思っていたかなんて分からないことですが、けれども、神懸かり的に分かることがあるんですよ。

これは、サイコドラマでは「テレ」と言ったりしますが、テレパシーのテレですが、お互い話していないのに分かってしまうようなことを指しています。不思議ですがそんなことが頻繁に起こってくるんです。

サイコシンセス的に言うと、セルフになることによってハイヤーセルフと繋がっているということです。これで他の人とも繋がるという感覚ですよね。その時に分からなかったことが「そうだったんだ」と腑に落ちる時があるんですよね。ですからすごくスピリチュアルな感じがしますね。


「悩みを抱えている方に、メッセージをお願いします」

今は、悩みや苦しみを抱えている人が多いですね。それをちゃんと受け止めて、自分の1つの成長のチャンスだと受け取れる人達は、是非それをやって進んでいってもらいたいと思います。その可能性も是非見てもらいたいと思います。

ただ、苦しくてもがくのはしょうがないですよね。これは、禅の講話でよく言います。溺れそうな時もがけばもがく程沈んでいってしまう。でも、もがくのを止めて水に身を任せると身体が自然に浮いてくる。つまり、身を任せれば、あるがままを認めて自然に身を任せれば、自然に浮いて、道が見えてくる訳です。

とはいえ、もがきますよね(笑)。だから、しかたない。もう、もがけばいいと思いますよ。それもまたよしです。

スピリチュアルなシーンでは、エックハルト・トールというマスターが言っています。イギリス人でロンドン大学の先生だった人です。彼はずっと苦しくて辛かったそうですが、ある日、事件があって、はち切れて全部手放してホームレスになってしまいました。

しかし、彼は幸せだったと言っています。つまり悟りを開いたんですね。彼は2年位ロンドンでホームレスをやった後、社会復帰をします。今は、自分の体験をみんなに伝えようと全世界で講演活動をしていて、本も何千万部も売れています。YouTubeでも見られます。悟りを開いているマスター、覚者だと言われています。

彼が言っているのは、「苦しみは、あなたがそれに飽きるまでそれはなくならない。だから味わってください」

禅問答のようですけれども、味わい尽くしてくださいということです。苦しみに飽きた時にあなたはそこから自由になります。これは、もう抵抗するのをやめなさいということでもあります。簡単とも言えるし、難しいとも言えますね。

僕のセッションではこんなことも言います。そんな人達は、自分が産まれて来てからこれまでいいことが1つもなかったと思って、大体そうなっているけれど、「生まれた時から今日まで、あなたにとって幸せなことは何もなかったのですか?」と。

「あなたのことを愛してくれた人は一人もいなかったんですか? ちょっと考えてみてください」。そうすると、今生きている訳だから、生きてるっていうことは、たくさんの人の支えがあって生きている。それを忘れていると思います。

それを思い出してほしいと思います。忘れているだけなので、生まれてからのこれまでのことを思い出してほしいです。


「先生の今後の夢は何ですか?」

癌予防のボイスヒーリングをやる予定です。癌に効くという説があって、ただ、治療行為はできないので予防です。

免疫力があれば癌の予防になるので、歌を好きな人は歌うだけで予防になります。さらに踏み込んで、身体も使ったり自分自身を癒してあげる、自分自身を受容してあげるプロセスです。

自分のことを否定している人は病気になりやすいです。ボイスワークで今までやってきたことをもとに、アロマテラピーなども使って総合的にやろうと思います。


「やはり、グループでですか?」

グループです。個人ワークじゃなくて、グループワークが好きなんです。人が多くなるほど楽しくなります。ダイナミックなんです。研修は500人ぐらいでやったことがありますが、起こることがダイナミックになります。

会場の何万人という人が1つになる。素晴らしいです。そういうことを音楽を使ってやれたらいいと思います。東京ドームでコンサートをやったら1つになりますね。僕は自分で歌ったり演奏したりしているのもいいんですけれど、お客さんに歌ってもらいたい。

簡単なメロディーを覚えてもらって、繰り返してお客さんに歌ってもらってクリエイティビティを少しずつ発揮してもらって、その場でいくつかのメロディーをピックアップして合唱にしていくとか、たまにやるんですけど、東京ドームでやれたすごいですね。夢です。

言葉はあまり使わないので、海外で、例えばエサレンでボイスワークをできたらいいですね。すごい野望ですね。でも、明大教授で僕のサイコドラマの担当の先生が「いけるんじゃないの」と言ってくれたんで、その気になって英会話やったりしてます(笑)。


「これだけは伝えたいということがありましたら、お願いします」

ちょっと充電期間をおいていたのですが、また音楽活動とかワークショップとか再スタートしますので、是非遊びにいらしてください。





<編集後記>

  リアリング・ワークスは
  音楽とワークショップをとおして、
  地球に貢献します。

そんな風に、志東顕勇先生のサイトには、先生の想いが
高らかに謳われています。

音楽の楽しさを、もっともっと知ってもらいたい!
そして、音楽を通して、「本当の自分」「内なる叡智」に触れて、
あなた自身の輝きと個性を発揮して、新しい人生を創造してほしい。

お話を伺っていて、そんな熱い想いも伝わってきました。

先生が、30年の歳月をかけて作り上げたSVW(シナジェティック・ボイスワーク)
あなたも体験してみませんか?



次回号「ソマティック心理学は、身体をアクセスルートとして心理の内面にアプローチする」→

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インタビューTOP(目次)

-ご案内- 志東 顕勇 先生 リアリング・ワークス


志東 顕勇(しどう けんゆう)  リアリング・ワークス代表 作曲家
             「SVW(シナジェティック・ボイスワーク)」主催
            日本芸術療法学会会員 心理学講師 音楽療法講師

信州大学人文学部(心理学専攻)卒。ルーテル大学大学院にてサイコドラマ(心理療法)を履修。
母親がキリスト教会でオルガンを弾いていたこともあり、幼児洗礼を受け、幼児期を教会で過ごす。5歳より音楽教育を受ける。
大学卒業後レコード会社に就職。ステージ制作を経てレコーディングディレクター として活躍。アニメ「うる星やつら」のテーマ曲を演奏した ヴァージンVSなどを担当。その後独立、作曲家として活動をスタートする。
現在はヒーリング系を中心に活動。その楽曲は様々なワークショップやスポーツ選手の イメージトレーニングなどに使用されている。山川夫妻 監修「ワイス博士の過去生退行瞑想」(PHP)の音楽担当。
音楽活動と平行し、大学や専門学校で心理学の教鞭をとり、企業研修のファシリテーターとしても活躍。
音楽と心理学 を30年の歳月をかけて融合させた、個人成長のプログラム、SVW(シナジェティック・ボイスワーク)を主催。
近畿大学、(学法)清水学園などで10年間心理学を、また(学法)尚美学園などで20数年間、作曲編曲を教える。


<志東顕勇先生のHP>
【REALING WORKS】


<志東顕勇先生のブログ>
【音楽と心理学の融合by志東顕勇(KENYU/ケンユー)】


<志東顕勇先生が音楽を担当したCDブック>

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ゆほびかGOLD Vol.12 幸せなお金持ちになる本



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医師もすすめる「前世療法CD」つき!前世を知って幸せになる本



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渡部昇一「マーフィーの成功法則」CDブック







インタビュアー:鈴木明美(すずきあけみ)
鈴木明美
セラピールームChildren主宰、Team Oasis 代表
自分がなんだか分からない。何かやりたいけど、見つからない。
心の悩み、病を抱えた方、自己実現したい方のお手伝いをいたします。

心理カウンセラー、ゲシュタルトファシリテーター、NLPセラピスト、
交流分析士1級、レイキヒーラー
HP:江戸川区西葛西、セラピールームChildren
ブログ:セラピールームChildren

インタビュアー:下平沙千代(しもひら さちよ)
下平沙千代
ワクワクセラピー☆ソース・ワークショップほぼ毎月開催!
日本一やさしい介護タクシーのドライブ旅行受付中!

ワクワクセラピー ソーストレーナー、NLPセラピスト
レイキヒーラー、導引養生功指導員、成年後見人講座履修
トラベルヘルパー、ホームヘルパー2級、女性タクシードライバー
ブログ:『幸せを運ぶワクワクセラピー ソース』


インタビュアー:前田みゆき(まえだみゆき)
前田みゆき
身も心も魂も輝やくように、いつも笑顔を心がけています。
人とのご縁で、気づかされることが喜びです。

自称 遅咲きさん

コーチングと心と体の健康について、もっか勉強中

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)
脇坂奈央子
『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
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